同市は飲酒運転を中心にした不祥事の再発防止策を8日に発表したが、17日夜には市土地開発公社に出向中の職員が収賄容疑で逮捕されるなど、2日間で3人が逮捕される異常事態となった。高島宗一郎市長は19日午前の緊急幹部会議で市職員全員に対し、1か月の“禁酒令”を検討するよう指示した。 県警の発表によると、18日に逮捕されたのは市営フェリー機関長、寺田副(そえむ)(52)、市保育課保育係長、浜地正明(48)の両容疑者。 寺田容疑者は午後10時25分頃、タクシーで帰宅中、男性運転手(66)に因縁を付けて車から降ろし、顔を殴るなどしたとして暴行容疑で逮捕された。容疑を否認しているという。 浜地容疑者は午後10時45分頃、同市中央区大名の飲食店前で、後輩の男性職員(40)の顔を殴って歯を折るなどのけがを負わせた疑い。別の市職員と3人で酒を飲んだ直後で、殴られた後輩が110番。傷害容疑で逮捕された。容疑を認