中国の習近平指導部が香港の選挙制度の変更を決めたことに対し、G7=主要7か国の外相は共同声明を発表し、中国当局が香港の反対意見を排除しようとしているとして重大な懸念を表明するとともに、中国政府に香港の権利と自由を尊重するよう求めました。 中国の習近平指導部は11日に閉幕した全人代=全国人民代表大会で香港の選挙制度について「明らかな欠陥があり、愛国者による香港の統治のため変更が必要だ」として制度を変更することを決めました。 これに対し、G7各国の外相とEU=ヨーロッパ連合の上級代表は12日、共同声明を発表しました。 声明では、制度の変更について「『一国二制度』の原則に基づく香港の高度な自治を損なうものだ。中国当局が香港の反対意見を排除しようとしていることを強く示している」としたうえで「重大な懸念を表明する」としています。 そして、中国政府に対し「香港返還に関わるイギリスと中国の共同声明で約束
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