日本の怪獣造形の第一人者であり、『ゴジラ』シリーズをはじめ『ウルトラマン』や『仮面ライダー』など数多くの特撮作品の造形を手がけてきた若狭新一氏。そんな若狭氏が実に18年ぶりに怪獣造形を手がけたのが『大怪獣のあとしまつ』(2月4日公開)だ。CGやVFXによるデジタル映像が主流になっていくなか、日本が世界に誇る特撮造形技術の先細りを危惧する若狭氏に、怪獣造形の現状と未来への想いを聞いた。 若狭新一(わかさ・しんいち) 1960年生まれ。東京都出身。東宝『ゴジラ』シリーズをはじめ、多くの特撮作品の造形に携わり、1988年の『モスラ3 キングギドラ来襲』で日本映画界初の造形プロデューサーに就任。以降も『ウルトラマン』シリーズのほか、『ヤッターマン』『GANTZ』『テラフォーマーズ』など大作映画の造形を手がける。『大怪獣のあとしまつ』(2022年)で『ゴジラ FINAL WARS』(2004年)以来
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