アゼルバイジャン西部のアルメニア系、ナゴルノカラバフ自治州の州都ステパナケルトを移動するアルメニア系勢力の志願兵(2016年4月7日撮影)。(c)AFP/KAREN MINASYAN 【4月9日 AFP】アゼルバイジャン西部のナゴルノカラバフ(Nagorno-Karabakh)で8日、分離独立を掲げるアルメニア系の武装組織の戦闘員2人が、アゼルバイジャン軍との戦闘で死亡した。 係争地のナゴルノカラバフでは、1994年に停戦が合意されて以降としては「最大規模の軍事衝突」が先週発生し、少なくとも90人が死亡した。5日にロシアの仲介で停戦に合意したが、今回の戦闘は深刻な停戦違反となり、双方互いに相手を非難している。 ナゴルノカラバフにおける衝突については、近隣のロシアとトルコの介入につながりかねないとの懸念が広がっている。 分離独立を掲げる武装勢力を支援するアルメニアは、アゼルバイジャン軍が停戦