近年悪質な広告が増えていることもあって、Webブラウザが標準で広告ブロック機能を導入する動きが出るなど、Web広告に対する圧力は強まっている。これに対し、Googleが広告ブロックで減ってしまった広告収入分を運営者に還元するサービス「Funding Choic」eを2018年5月から提供することを明かしている(GIGAZINE、MDN)。 このサービスは広告ブロック機能が有効化されたWebブラウザのアクセスを検知してポップアップを表示し、「このサイトで広告の表示を許可」と「広告削除パスを購入」という選択肢を提示するというもの。後者を選択すれば費用はかかるが広告を非表示にでき、その収益が運営者に分配されるという。 まずは米国やヨーロッパなどの一部の国でサービスが提供されるようだ。