タグ

ブックマーク / armeniajapan.blog54.fc2.com (13)

  • アルメニア便り-アルメニアの生活記録と情報- コーカサス最古の村の遺跡がアルメニアで発見!

    また大型で強い台風が日に上陸するという予報が出ています。どうか皆さん、お気を付けください。 ニューヨークで行われた日米首脳会談で、日米物品貿易協定(TAG)締結に向けて2国間交渉に入ることで合意しました。安倍首相は、自由貿易協定(FTA)とは異なるとか、自動車関税の引き上げを回避したとか言っていますけど、アメリカ側は、「日に対して完全なFTA締結を目指す」と明言しています。恐らく、日をまんまと交渉のテーブルに引きずり出せたぞ!としたり顔でしょう。 その数日前にトランプ大統領が安倍首相を自宅に招いて夕を共にしたことについて、”親密ぶりをアピール!”なんていう報道を見ましたが、「一体どこまでおめでたいんや…」と呆れました。もし友情で結ばれていたら、貿易問題で無茶な要求を突きつけて脅したりなんてしないでしょう。これは友情とか信頼関係とかではなく、ただの従属関係でしかありません。 さて、記

    アルメニア便り-アルメニアの生活記録と情報- コーカサス最古の村の遺跡がアルメニアで発見!
    El_Fire
    El_Fire 2018/09/29
  • アルメニア第2代大統領が刑事告訴される!

    先週から少し気温が下がって暑さがマシになっていたのに、一昨日ぐらいからまたメッチャ暑い!日中は40℃前後に達する暑さです。日みたいに蒸し暑くはないんですが、熱中症などに気を付けないといけませんね。 暑さがぶり返す前に、今週は日から来られた方のアテンドをさせて頂きました。経済省やIT関連施設を訪問して、ガルニ神殿やゲハルト修道院を観光しました。2日だけの滞在でしたが、アルメニアをすごく気に入って下さったようですし、アテンドした私とも楽しい時間を過ごすことができたので、是非また来て頂きたいと思います。 12~18歳の児童が誰でも無料でITを学べるTUMOセンター。ここは訪問した人はみな驚きますね。 民族音楽のコンサートがあったので、お客様と一緒に鑑賞してきました。アルメニア人の観客が盛り上がっていて楽しかったです。 魚料理の美味しいレストランで事。ここは自家製ワインもめっちゃ美味しかっ

    アルメニア第2代大統領が刑事告訴される!
    El_Fire
    El_Fire 2018/07/27
  • 男3人でカラバフとアルメニアをドライブ旅行(後編)

    歴史的な米朝首脳会談が終わりましたね。具体的な内容がないとか、米国が大幅に譲歩したとか、今回も北朝鮮は約束を履行しないとかいろいろ批判がありますが、数か月前まで、「マジで戦争が始まるかも…」とメディアが危機を煽る状況だったことを考えると、すごい変化だと思います。 で、日が懇願していた拉致問題の解決ですが、何も進展がなかったですね…トランプ大統領は会談で提起したそうですが、文書には一言も言及されていないし、「当事国同士で解決しろ!」と最後は突き放しました。まあ、そんなの当たり前の話。さらに、核廃棄の費用は日韓が負担するとか言われて、何かもう都合よく利用されているだけな気がします。別にこれってトランプ大統領が悪いんじゃなくて、ずっと対米従属の国是を妄信してきた結果… あと、ワールドカップが始まりましたね。アルメニアもけっこう盛り上がっています。ロシア開催ということで時差もほとんどありませんし

    男3人でカラバフとアルメニアをドライブ旅行(後編)
    El_Fire
    El_Fire 2018/06/16
  • アルメニアの政変に関する日本の報道を見て思うこと

    昨日5月9日は対独戦勝記念日で休日でした。当時アルメニアは、ソ連軍としてドイツと戦ったんです。国民の絶大な支持を受けて議会の投票で選出されたニコル・パシニャン新首相は、記念式典に出席したり、戦死者の墓地や遺族を訪問しました。首相としての初仕事ですね。 今回の市民によるデモやパシニャン首相誕生のニュースは日でも報道されていますが、やはり反ロシアとか親米とかの視点で伝えるものが多い…旧ソ連の国の政変ですし(その中でもマイナーな国だし…)、過去にジョージアやウクライナの出来事もあるからか、「どうせ今回も親ロシア政権に対する抗議デモに違いない!」と、短絡的に欧米寄りの偏向報道してしまうのでしょう。 先日の記事にも書きましたが、市民の怒りが爆発したのは、前大統領や与党が親ロシア路線だったことが主な理由じゃありません。彼ら支配層が、一般庶民の生活向上に努めず、汚職が蔓延る悪政を行ってきたからです。ま

    アルメニアの政変に関する日本の報道を見て思うこと
    El_Fire
    El_Fire 2018/05/11
  • アルメニアのビロード革命

    5月に入り、天気のいい日の太陽は眩しく、もう半袖でいいぐらいの気候になりました。心なしかアルメニア市民の表情も明るい気がします。市民の力で政権交代を成し遂げようとしているのですから、今はみんな自信と希望に溢れているのかもしれません。 約20年も実権を握った与党・共和党の支配ネットワークは幅広く、たとえば国立系の大学の学長や副学長なども党員だったりするので、学生たちが彼らを辞任させようとする抗議行動も始まっているようです。アルメニアなどの場合、こうやって政権交代が起こると、あらゆる権力構造が覆されてしまうため、支配層の人間たちは独裁的また排他的になってしまうのでしょう。 その共和党も、一昨日の市民による大規模なデモに屈して、来週8日の特別国会でパシニャン氏を首相に選出することを事実上認めたので、今は市民生活は普段通りに戻っています。ちなみにその8日には、「ホワイト革命」「白い勝利」という集会

    アルメニアのビロード革命
    El_Fire
    El_Fire 2018/05/05
  • アルメニア全土で抗議デモが発生!

    昨日の記事に書いたように、野党勢力指導者のニコル・パシニャン氏の呼びかけに応じて、今日は市民らがアルメニア全土でデモを行いました。エレバン市内の多くの道路は封鎖され、地下鉄も運行停止、空港までの道も通行不能になりました。エレバンだけでなく、地方の道も封鎖されて(けっこう小さな村の道まで)、交通は完全にマヒしました。 さらに、政府庁舎の出入り口の前に車を止めて封鎖したり、パシニャン氏の首相選出に反対票を投じた共和党議員が住む家の周りや共和党の事務所をデモ隊が包囲したりという抗議行動もありました。さすがにこれは違法行為なんですが、警察や軍隊も市民寄りなので、以前のように逮捕や拘束などはしなかったようです。 私が住む地域も道が市民らによって閉じられていましたが、時々そこを通れる車列があって、「エッ、なんで?」と思って見てみたら、主要な共和党議員の葬式を模したデモ隊でした。わざわざ葬式用の花輪まで

    アルメニア全土で抗議デモが発生!
    El_Fire
    El_Fire 2018/05/05
  • パシニャン議員、首相に選出されず!

    アルメニアは今日まで4連休でしたが、子供たちが風邪を引いたりしていたので、遠出などはしませんでした。それでも朝から晩まで遊びまわる子供たちの世話で、私ももぐったりです。いやあ、子育てって当に大変…疲れてイライラすることがあっても、やっぱり我が子は可愛いからできることだなあと思います。 さて、混乱が続くアルメニア情勢ですが、落ち着くどころか、さらに大変なことになっています。というのも、野党勢力指導者のニコル・パシニャン氏が首相に任命されなかったため、市民たちが明日から超大規模なデモを起こすることになりそうだからです。 メーデーで祝日だった今日5月1日、アルメニアの国民議会でニコル・パシニャン議員の首相就任の是非をめぐる投票が行われました。与党・共和党は2日前に候補者を出さないと決めたので、首相候補はパシニャン氏のみ。そのパシニャン氏が他の議員らの質問に受け答えして、最後に投票で決めるとい

    パシニャン議員、首相に選出されず!
    El_Fire
    El_Fire 2018/05/02
  • 昨日はアルメニア人虐殺記念日

    一昨日4月23日に、多くの市民の要求していたサルグシャン前首相の辞任が実現し、アルメニア中が歓喜の渦に包まれました。前首相を支持していた人もいたでしょうけど(それも尊重すべき一つの立場)、ほとんどの国民は、「ついに私たちが勝利した!」と心から喜んでいました。最後は軍人や警察までもがデモに参加し、首相辞任のニュースが報じられると、市民と共に喜びを分かち合っていました。 だって、アルメニアの政府権力の腐敗ぶりは半端ないですからね…辞任した前首相の兄弟は多くの土地や不動産を所有しているし(アメリカにも持っているらしい)、有力な政治家たちは、賄賂やビジネスなどで莫大な資産を築いています。一方、多くの国民の生活は苦しく、海外流出に歯止めがかかりません。そういえば、その代表格の政治家の一人が所有する「CITY」という最大手のスーパーマーケットに対する不買運動が起こっていて、実際に今すごく利用者が減って

    昨日はアルメニア人虐殺記念日
    El_Fire
    El_Fire 2018/04/27
  • 前大統領への抗議デモが継続中

    ここ数日は天気が不安定です。春らしい暖かい天気だったのに、急にまた肌寒くなったせいか、子供たちが風邪を引いてしまいました。次男のレオは39℃近い熱を出して、昨晩はなかなか寝付いてくれませんでした。かわいそうに… さて、先週から行われているサルグシャン首相に対する抗議デモですが、現在もずっと続いており、ギュムリなど他の都市でも同様の抗議デモが発生しているようです。一部のデモ隊が警察と衝突することもありますが、多くの参加者は暴徒化したりなどせず、特に危険は感じませんし、今のところ生活への影響もほとんどありません。 ただ、デモ隊によって市内の道路が封鎖されるので、交通が混乱しています。私も今日バスやタクシーで移動中に道路封鎖に遭遇しました。仕方ないので最後は歩きましたが、別に迷惑だとは全く思いません。市民が権利を行使して、自分たちの抗議の意思を表明しているだけですからね。もし誰も行動を起こさなか

    前大統領への抗議デモが継続中
    El_Fire
    El_Fire 2018/04/21
  • アルメニア独立25周年

    前回の記事で期待させるようなことを書きましたが、結局まだ生まれていません…3日前からはお腹に張りを感じているのですが、まだ赤ちゃんは出てきたくないようです。二人目は早く生まれることが多いらしいのに、よほど居心地がいいんでしょうね。もうここまで来ると、「元気やったら、いつでもええわ!」という心構えで待つしかありません。 さて、昨日9月21日はアルメニアの独立記念日でした。旧ソ連から独立して25周年。エレバン中心部で軍事パレードが行われ、スタジアムでも大きなコンサートが開かれたようです。とりあえず出産予定日だったため、私は昼過ぎまで家にいました。まあ、どちらにしても混雑するからパレードなどを見に行ったりはしませんけどね。 でも、5年前の独立記念日、つまり20周年の時はまだ中心部に住んでいたので、軍事パレードや共和国広場で行われたコンサートを見に行きました。アルメニア人たちが盛り上がっていて、

    アルメニア独立25周年
    El_Fire
    El_Fire 2016/09/23
  • アルメニアで友情に乾杯!

    今日は、山の日ということで日は祝日。と言っても、実はそんな祝日があるなんて知らなかった…調べてみると、今年になって制定された新しい祝日のようですね。 さて、日曜にフィリピンに住む友人たちがアルメニアに到着しました。空港で待っている間、一体どんな気持ちになるんだろう、嬉しくて思わず泣いてしまうかな…なんて考えていたんですが、彼らが現れた瞬間、お互いに大笑いしてしまいました。向こうは「ついに来ちゃいました!」、こちらは「ついに来ちゃったね!」と思って、自然に笑いが込み上げてしまったんです。 その後は、これまでのことや今のことなどいろいろ話しましたが、とにかく7年前と全く変わらない感じ。真面目に語り合ったり、アホなことを言って大爆笑したり、相手の言葉に感動して涙が溢れそうになったり…7年ぶりの再会とは思えないぐらい、お互いフィリピンにいた時と同じで超楽しい! 案の定、毎日遅くまで飲みまくってい

    アルメニアで友情に乾杯!
    El_Fire
    El_Fire 2016/08/11
  • 一時停戦の合意が成立

    今週に入ってから暖かくなって、もうジャケットは要らないほどの陽気です。やっと待ちわびた春が来たようです。 さて、ナゴルノ・カラバフ共和国の国境地帯で続いていたアルメニアとアゼルバイジャンの軍事衝突ですが、昨日正午に一時停戦の合意が成立しました。しかし、散発的に銃撃などが続いているそうです。 まだまだ予断を許さない状況ですが、今後OSCEなどの国際機関も交えて協議が行われる予定です。戦闘が激化する一方だったので、とりあえず停戦合意がなされたことは良かったです。全面戦争に発展する可能性は低いと個人的には思っていますが、やはり少し不安でした。 たった数日の交戦で、多くの尊い人命が失われてしまいました。そのほとんどは20歳前後の若い兵士…家族や親戚の悲しみを思うと、私も子を持つ親ですから、当に辛くてやり切れません。犠牲になった人たちのためにも、一刻も早く事態が収束してほしいと願います。 私が住む

    一時停戦の合意が成立
    El_Fire
    El_Fire 2016/04/07
  • アゼルバイジャンとの軍事衝突が勃発

    でも新聞やテレビで報道されているので、ご存じの方も多いと思いますが、先週末にナゴルノ・カラバフ共和国の国境地帯で、アルメニアとアゼルバイジャンの大規模な軍事衝突が発生しました。 すでに双方には多数の死者が出ており、その中には幼い子供など民間人も含まれています。1994年の停戦合意以降では最大規模の激しい衝突で、国中がこの話題で持ちきりです。 当然ナショナリズムも高まっていて、ネット上には愛国心やアゼルバイジャンへの憎悪を表す書き込みが目立ちます。また、前線で戦う兵士たちのために献血や糧物資の寄付活動などが盛んに行われ、男性たちが志願兵登録をしようと軍の出先機関に殺到しているという話も聞きました。 ここまで読むと、「アルメニアは危険?!」と不安になるかもしれませんが、戦地から遠く離れたエレバンは至って平穏なのでご安心ください。今日も私は大学に行きましたし、学生もみな来ていました。ただ、

    アゼルバイジャンとの軍事衝突が勃発
    El_Fire
    El_Fire 2016/04/05
  • 1