韓国の首都ソウル(Seoul)で政府主催で開かれた恵まれない人のためのキムチ作り大会に参加する主婦たち(2007年11月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/KIM JAE-HWAN 【10月2日 AFP】輸出は堅調、失業率は低下と経済は好調に見える韓国が国民の生活に関わる問題に直面している。「キムチ」危機だ。 今夏の異常気象でキムチの材料である白菜が不作となり価格が高騰。韓国紙・中央日報(JoongAng Daily)によると、8月25日時点では2.5キロ当たり2480ウォン(約180円)だった白菜が、約1か月後の9月29日には1万1150ウォン(約845円)に値上がりしている。 これにより企業の社員食堂が付け合わせで出すキムチの量を減らしたり、飲食店がキムチのおかわりを有料にするといった影響が出ているほか、自宅でキムチを漬けるのをあきらめた家庭もある。 聯合(Yonhap)ニュースによ