【ホノルル(米ハワイ州)堀山明子】太平洋戦争の口火を切った旧日本軍によるハワイ真珠湾攻撃から7日(日本時間8日)で70年となる。オバマ米大統領は7日を「追悼の日」と宣言し、3500人以上とされる米国側の死傷者について「自由のために身をささげた」とたたえた。 オバマ大統領は7日発表の声明で、真珠湾攻撃で亡くなった米兵らの家族に対し「我々は思いを寄せ、祈りをささげている」と述べ、ミシェル夫人と共に、2400人以上の死者に追悼の意を表明。「勇敢に戦い、祖国を鼓舞し勝利の道へと導いた」と米兵らの功績をたたえた。現地では旧日本軍の攻撃が始まった時刻に合わせ7日早朝(日本時間8日未明)、記念式典が開かれる。 レイ・メイバス海軍長官や、東日本大震災で被災地支援の「トモダチ作戦」を指揮したウォルシュ太平洋艦隊司令官ら米軍幹部を含む約3000人が出席する。 一方、真珠湾攻撃を指揮した旧日本海軍連合艦隊司令長