福井県おおい町の関西電力大飯原子力発電所4号機は、国の最後の検査が16日に終了し、3号機に続いて営業運転に入りました。 関西電力は、3号機、4号機、共に来年9月に予定されている次の定期検査まで運転を続けるとしています。 福井県おおい町の大飯原発4号機は、3号機に続いて、先月25日、フル稼働に達したあと、定期検査のうち運転しながら行う最終的な検査が行われてきました。 そして、15日から16日にかけて、国の原子力安全・保安院が4号機の原子炉や発電設備など原発全体のデータを調べ、問題がないことを確認したということです。 これを受けて保安院は16日、関西電力に定期検査の終了証を交付し、4号機は営業運転に入りました。 原発事故のあと、いったんすべての運転が停止した日本の原発のうち、先月、全国に先駆けて運転を再開した大飯原発の3号機と4号機が共に営業運転に入ったことになります。 定期検査を終