イオンがショッピングセンター(SC)向け大型雑貨専門店「R.O.U(アール・オー・ユー)」の展開に乗り出した。4月17日にイオン津田沼ショッピングセンター(千葉県習志野市)内にオープン。24日にはイオンレイクタウン(埼玉県越谷市)にも出店する。 「グループのSCで顧客にアンケート調査をしたところ、生活雑貨について『種類が少ない』『デザインが悪い』という声が非常に多かった」(イオンリテール・村井正平社長)。ただ、SCの主要顧客である30代女性のニーズを満たす生活雑貨専門店があまりなかったという。 大型雑貨店といえば、DIYが中心で男性に強い「東急ハンズ」や都会に暮らす20代女性をターゲットとした「ロフト」がある。「R.O.U」は大都市近郊に住む、デザインが良くて手ごろな家電や雑貨を好む30代主婦を意識。取り扱うのは「家庭用品」「文具」「ビューティーケア」「バラエティ」の4カテゴリーで、デザイ