去る5月28日、日本でも「iPad」が発売になった。1月のアナウンス時に書いた「感想」(iPadは“でかいiPod touch”なのか、あるいは……)でも分かるように、筆者はそれほど乗り気というわけではなかった。パーソナルコンピュータの自由を好む筆者にとって、iPhoneやiPadのようなコンピューティング・アプライアンス(計算家電)は、似て非なるものであり、どうしても興味が1ランク落ちてしまう。それでも購入に踏み切ったのは、家人が興味を示したからだ。アップルのオンラインストアで、最も安価な16GバイトのWi-Fiモデルを購入することにした。 このモデルを選んだのは、以前にも書いたように、上位モデルは筆者には割高に思えたこと。それに64Gバイトモデルを選んだとしても、筆者のiTunesライブラリをすべて同期することはできない。そしてWi-Fi+3Gモデルにしなかったのは、iPadを外に持ち
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