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ブックマーク / littleboy.hatenablog.com (22)

  • 光浦靖子のジャイ子への祈り - てれびのスキマ

    「ドラ泣き」なるキャッチフレーズを引っさげ公開された映画『STAND BY ME ドラえもん』が現在大ヒットしています。 「ドラえもんと藤子・F・不二雄が大好きな人の」を標榜する『Fライフ』も第2号は公開時期と発売時期が重なっているため、当然この映画の大特集が組まれています。 このには何人かの著名人*1がコラムを寄せていますが、その中で、オアシズの光浦靖子さんが「『ドラえもん』で一番乙女な生きものへ」という文章を書かれていて、それがあまりも素晴らしいので紹介します。 その「一番乙女な生きもの」はもちろんジャイアンの妹「ジャイ子」です。 光浦さんは「私はジャイ子のことが心配です」と書き始めるのです。 私はジャイ子のことが心配です。だって、だって、ジャイ子は誰よりも美しいものを愛する心を持っているんですよ。ジャイ子はそのうち、自分が美しくないことに気づくでしょう。そして、そんな自分を許せな

    光浦靖子のジャイ子への祈り - てれびのスキマ
    Pandasista
    Pandasista 2014/09/24
    剛く、優しく、美しく。
  • 「ナイナイとは特別」タモリとナインティナイン - てれびのスキマ

    4月12日に放送された『王様のブランチ』(TBS)の「ブックコーナー」文芸書ランキング(ブックファースト渋谷文化村通り店)で5位に『有吉弘行のツイッターのフォロワーはなぜ300万人もいるのか 絶望を笑いに変える芸人たちの生き方』、さらに2位に『タモリタモリにとって「タモリ」とは何か?』と、なんと2冊ともランクインし、紹介していただきました! ※参考: http://www.tbs.co.jp/brunch/book_buzz/ 有吉弘行のツイッターのフォロワーはなぜ300万人もいるのか 絶望を笑いに変える芸人たちの生き方 (コア新書)posted with amazlet at 14.04.14てれびのスキマ コアマガジン 売り上げランキング: 1,220 Amazon.co.jpで詳細を見る タモリタモリにとって「タモリ」とは何か?posted with amazlet at 1

    「ナイナイとは特別」タモリとナインティナイン - てれびのスキマ
  • 「バカッター芸人」太田光の“後悔” - てれびのスキマ

    タモリタモリにとって「タモリ」とは何か?』、お陰様で好評を頂いております。 恥ずかしながらエゴサーチャーと化して、Twitter、ブログ、ブクログ、読書メーター、Amazonなどに書いて頂いた感想を賛否問わずまとめました。一応だいたい時系列で並んでいるかと思います。結果、ほとんど「否」の意見もなく大変ありがたいのですが、賛否関わらず漏れていたりしたらお知らせ下さい。(逆に勝手に載せるなっていう場合も) 戸部田誠(てれびのスキマ)著『タモリタモリにとって「タモリ」とは何か?』感想まとめ さて、今回は3月24日に放送された『ストライクTV』最終回についてです。 後悔 太田: 僕はね、心の中で「口は災いの元」って思った回数、世界一多いと思う。 爆笑問題の太田光といえば、暴言を吐いたり余計なことを言ったりしてたびたび問題を起こしたり、その場の空気がおかしくなってしまうことが多い。 そんな

    「バカッター芸人」太田光の“後悔” - てれびのスキマ
  • 萩本欽一とビートたけしの「浅草」- てれびのスキマ

    昨年*1フジテレビで放送された『テレビを輝かせた100人』では萩欽一が大物ゲストとして番組途中に出演して、自身の知られざるエピソードを語っていた。 そんな中、その最後にガダルカナル・タカとやり取りが交わされた。 タカは言うまでもなく、たけし軍団の一員として常にビートたけしと行動を共にしてきた芸人である。 タカ: 色々な萩さんの笑いのセオリーの中で「下ネタをやらない」っていうのがあると思うんですけど、たけしさんを含め我々はずーっと下ネタオンリーみたいなところがあって(笑)、それを萩さんはどんなふうにご覧になっていたのかな?って。すれ違う瞬間、楽屋が近くにあってもご挨拶出来なかったりしたので。嫌われてるんじゃないかなーとか。そういうのもあったんで。 萩: あ、そういう他の人が(下ネタを)やってるなんて全然なんともないし、現に私だって、裸の劇場で下ネタやってるところでやってましたから。た

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  • 土田晃之の嫁に学ぶ愛妻芸人の育て方 - 2011-06-25 - てれびのスキマ

    土田晃之といえば、芸人でありながらの入院をきっかけに育児休暇を取るなど子煩悩で、何より愛家で知られている。 先日放送された『ブラマヨとゆかいな仲間たち』では、小杉に「なぜそんなにに一途になれるのか」「浮気をしないのか」と問われ土田らしい理詰めの理由を明かしている。 「単純に浮気がバレて離婚になってもいいの?」と。 もしそうなれば、大好きな4人の子供や嫁と一緒に暮らせなくなる。家も持っていかれるだろう。そして子供たちが成人するための養育費や慰謝料を全部合わせたら総額で2億円くらいになるのではないか。 「そんな2億の価値のあるSEXって何?」 その土田の言葉に絶句するブラマヨ小杉(笑)。 土田は「やっぱり女の人が男を育ててるんだな」と自分の嫁の素晴らしさについて続けて語る。 たとえば、土田はお笑い芸人を唯一辞めようと思ったことがあった、という。 それは大きな特番があった時。 その収録後の

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  • タブーを笑え! 笑う障害者たち - てれびのスキマ

    『バリバラ〜バリアフリー・バラエティー〜』をご存知だろうか? 僕もこことかこことかここで紹介しているが、NHK教育テレビの番組『きらっといきる』の中の月一コーナーである。 これは作り手も司会も演者も、障害者*1が中心となった日テレビ史上初の障害者バラエティ番組だ。 そんな『バリバラ』が12月4日2時間特番『笑っていいかも!?』として放送された。 そしてこれは想像していたより遥かに「教育テレビ気」を感じさせてくれる濃密で凄い2時間だった。もちろん色々なことを考えるきっかけになったし、なにより素晴らしいのは、障害者云々無関係に、抜群に面白いことだ。何度爆笑したことか。 たとえば「日一面白い障害者を決める」という企画『SHOW−1グランプリ』。 そこに登場した脳性まひの障害を持つ2人、周佐則雄、DAIGOによる「脳性マヒブラザーズ」によるコント「お医者さん」。 医者: 次の患者さん、ど

    タブーを笑え! 笑う障害者たち - てれびのスキマ
  • ビビる大木が見た偉大なる“龍馬かぶれ”武田鉄矢 - てれびのスキマ

    3月22日に放送されたTBSラジオ『キラ☆キラ』のコーナー「ペラ☆ペラ」で、ビビる大木が話した武田鉄矢のエピソードが抜群に面白かった。 実際にはポッドキャストが上がっているので、それを聴いてもらうのが一番だが、テキストとしても残しておきたいので、記録しておこうと思う。 話はビビる大木が、テレビ番組『旅の香り』で、武田鉄矢と京都の旅ロケで共演を果たした時のこと。 武田鉄矢といえば「坂龍馬を研究して42年」という大の龍馬ファン。大木が「言われてみれば金八先生のドラマの中で武田鉄矢が龍馬のファンだと知った。坂龍馬という人物を教科書で知るよりドラマの中で知った」と振り返るように、かなり以前から龍馬ファンを公言している。今では、「ソフトバンク」のCMで「なんだ、龍馬かぶれか」なんてネタにされるほどだ。 今回はビビる大木も大の幕末ファンだということもあってか、いつも以上に武田節が炸裂したようだ。

    ビビる大木が見た偉大なる“龍馬かぶれ”武田鉄矢 - てれびのスキマ
  • 『A-Studio』という笑福亭鶴瓶の革命- てれびのスキマ

    今年の年初めNHKで放送された『新春テレビ放談』。千原ジュニアを司会に、テリー伊藤、鈴木おさむ、眞鍋かおり、森達也らが、2009年のテレビ番組を振り返るといったもので、色々と興味深い話題が多く面白かった。 特に、バラエティ番組を振り返るコーナーで、トーク番組が注目されたという中、ジュニアがテリーに「あっ、このトーク番組は面白いな、とか、いいなぁーっていうのもありますか?」と問われ、即座に『A-Studio』を挙げ、その制作陣にいる鈴木おさむが、この番組が出来たわけを語るシーンは、印象的だった。 鈴木: あれ理由があるんですよ。あれ(『A-Studio』)が出来た。テレビって結構色んなトーク番組でアンケート多いじゃないですか。眞鍋さんなんかも多いと思うんですけど、何かでる時にアンケートの質問が20個位書いてあって……。 眞鍋: 書かされますよぉ! ジュニア: テレビご覧の方には分からないと思

    『A-Studio』という笑福亭鶴瓶の革命- てれびのスキマ
  • 水道橋博士が語る松本人志論 - てれびのスキマ

    8月21日深夜にラジオ日で放送され、現在ポッドキャストとして配信されている「ラジカントロプス2.0」の水道橋博士ゲストの回。 放送作家植竹公和を聞き手に、博士が、自分の経歴から、太田光論、そのまんま東論、マキタスポーツ論と、語りに語り、すべてが聴きどころ。 中でも、水道橋博士が語る松人志論はあまりに興味深く刺激的だった。 これは実際に聴いてもらうのが一番だけど、いずれ聴けなくなってしまうと思うので抜粋してテキスト化しておきます。 博士は、40歳になるまで、ダウンタウン関連の番組に呼ばれることはあったが、すべて断っていたという。 それは「臣は二君に仕えず」という気持ちがあって。 ホントに凄いと思ってるからこそ、そこで奉仕してはならない、という気持ちがあるから仕事は受けなかった ビートたけしを唯一無二のお笑いの師に選んだに博士にとって、それに匹敵する凄さを持った者の下で仕事をすることは信条

    水道橋博士が語る松本人志論 - てれびのスキマ
    Pandasista
    Pandasista 2009/08/27
    凄いもんは凄い。
  • 太田光の表現者としてのプライオリティ - てれびのスキマ

    「爆笑問題のニッポンの教養SP」では爆笑問題が東京芸大を訪問し教授陣や学生たちと「表現」について議論をかわしていた。 まず太田は日大の芸術学部に在籍した頃の自分を振り返る。 (芸術学部にいるということに)安心感があったのね。これがぬるま湯だったんです。 だから僕はものすごく自分が嫌になって、辞めたんですけども。 つまり、学生時代はみんな若いし、まだ自分の結果が出てないから、何にも。 で、みんなでこうやって芸術論戦わせてれば、(不安が)解消されちゃうみたいな時代じゃないですか? 僕は少なくてもそうだった。 それでだんだん自分がここにいること自体が、どんどん萎えてきちゃって駄目にしちゃうんじゃないかなっていう、その危機感は僕は学生時代にあったんです。 「300年後の人に伝えたい」という意見に対して、その曖昧さが「芸術」の問題点ではないかと指摘する。 太田は「今、その場にいる人に伝えたい。300

    太田光の表現者としてのプライオリティ - てれびのスキマ
  • なだぎ武を変えた旅 - てれびのスキマ

    「自分の過去をテレビで喋ることはほとんどない」というなだぎ武。 4月1日に放送された「草野☆キッド」では「テレビで話すことは初」という話を「丸裸になるつもり」で、自分の過去を語っていた。 学生時代は、クラスの人気者とは、正反対の人間だったという彼は「あまり友達を作らず、自分が好きなものがあると、もうそこだけに依存してしまうようなそういう子どもだった」。 自宅ではいわゆる「引きこもり」状態だった。 僕が引きこもってずっと好きなテレビを見てたりとか、好きな音楽を聴いてたり、漫画を読んでたりしてたんですけど、それをしているうちにホントに人と喋れなくなって。 そういう時期は、親から声を掛けられることすら億劫になってしまうんですよ。 要するに自分の部屋の扉の前にお事を置いていただいて、それを親がいなくなると、さっと取ってべて、終わったらそれをさっと出しておくという。 僕がそういう生活をしていたら

    なだぎ武を変えた旅 - てれびのスキマ
  • 受け手としての甲本ヒロト - てれびのスキマ

    完全に記事にするタイミングを逃してしまったけど、もうだいぶ前に復刊された「splash!! 」*1では、「ぼくたちのスタンダード」と題した特集で、甲ヒロト、水道橋博士、大根仁、山下敦弘、長嶋有、タナカカツキといった各ジャンルを代表する面々が、自分にとってのスタンダードを語っている。そのインタビューはそれぞれ金言だらけなのだけど、特に甲ヒロトの言葉は、一人でも多くの人に読んでもらいたいので、今更ながら紹介したい。 甲ヒロトは「受け手」としての自分の立場を隠さない。 日々やりたいことをやってるよ。ただ、レコードは毎日朝から晩まで聴いてます。僕が音楽が好きっていうのは、まずは聴くのが好きなんだ。 (略) ずっとステレオセットの前にいます。ときどきライブやります(笑)。ときどきレコーディングもするし、ときどき曲も作ります。でも、僕は「何の人?」って聞かれたら、「レコード聴く人」って答えます。

    受け手としての甲本ヒロト - てれびのスキマ
  • 2009-03-06 - てれびのスキマ 「有吉弘行のブレイク論」

    3月5日に放送された「アメトーーク」では「今年が大事芸人」として昨年ブレイクした芸人が数多く出演し昨年を振り返りっていた。ご覧になった方も多いかと思うが、あまりにも有吉弘行が見事に自分の置かれた立場を的確に分析し、それを言葉にしていたので書き留めておきたい。 まず有吉はブレイクするまでの軌跡を以下のように名付けた。 2007年8月  「おしゃクソ事変」 ↓  売れっ子の品川に牙を剥き浮上。 ↓ 2008年前半 「おしゃクソバブル」 ↓  「文句を言ってれば良し」という凄く楽な時期 ↓ 2008年中盤 「あだ名面倒臭い時期」 そして、有吉は「あだ名面倒臭い時期」に至った後、だんだんとやりにくくなってきている現状を具体的なエピソードを明かし訴える。 どこででもあだ名をつけてくれって言われるようになったんですよ。 ここ(「アメトーーク」)でやってるうちは良かったんですけど特徴も何もない人間につけ

    2009-03-06 - てれびのスキマ 「有吉弘行のブレイク論」
    Pandasista
    Pandasista 2009/03/06
    バカは神様です。
  • 芸人たちの最初の一歩 - てれびのスキマ

    明石家さんまの場合 長きにわたりお笑い界のトップを走り続ける明石家さんま。 彼にももちろん下積みの時代がある。 その時代のことを、笑福亭仁鶴をゲストに招いた「さんまのまんま」で語っていた。 (売れたのは)師匠(仁鶴)のおかげですよ。 師匠の(番組)「爆笑三段跳び」の前説で売れたようなもんですから。 師匠がなかなか入ってこない間、ずっと繋いでたんですよ。 なんば花月ですよ。 僕が19歳くらいのときに、師匠が劇場に入ってテレビ番組の収録をするまで、僕は前説で繋いでたんです。 (勉強)できましたねぇ。 だって、師匠が30分で入ってくるって言うのに、1時間半とかかかって(その間)つながなあかんかったんですよ。 毎週1時間以上前説でつないで、それでやることなくなって、漫談とか全部やりつくして、もうアカンわと思って、(当時巨人の小林繁の)形態模写やったです。受けない思って。やったら、大爆笑だったんです

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  • 「M-1グランプリ」で戦うために - てれびのスキマ

    いよいよ1週間後に迫った「M-1グランプリ」。 過去の例から見ても、ここで活躍をすればその後の人生を変えるといっても過言ではない大会である。もちろんこの大会に出る芸人は、それに向けて様々な努力をして挑んでいる。しかし、基的にぼくらは、その完成されたネタしか見ることが出来ない。 そんな舞台裏を描いた貴重な資料としても一級品なのが昨年のM−1王者サンドウィッチマンの「敗者復活」である。 富澤たけしが、「M-1」に向けた準備について述懐している。 2007年のM-1に向けて、僕は集中的に研究を重ねていた。 『紳竜の研究』など、完成度の高い漫才DVDを片っ端から見まくった。ただ見るだけじゃなくて、「間」を測る方法、言葉の使い方、ネタの磨き方、お客さんの的確なつかみ……取り入れるべきポイントを意識的にチェックした。過去のM-1決勝のDVDも繰り返して見た。決勝に進出したコンビが、何をやって、どうい

    「M-1グランプリ」で戦うために - てれびのスキマ
  • あまりにも「値ぶみカメラ」が酷かった事について - てれびのスキマ

    「藤子・F・不二雄のパラレル・スペース」の第1回「値ぶみカメラ」を見ました。 僕は「てれびのスキマ」を更新する際に決めていることがあります。 それは、何かを批判しない、ということ*1です。 個人的には、ネット上で交わされる批評に価値がないとは思いません。 けれど、ネットの表現において、単なる批判ではなく正当な批評として受け取られるには、相当な技術と説得力が必要で、僕にはそれがあるとは思えないからです。 それでもなお、先日放送された「藤子・F・不二雄のパラレル・スペース」の第1回「値ぶみカメラ」の酷さには目をつぶれません。正直、ここまで観ていて不愉快な気持ちになった作品は久しぶりです。 単なる駄作ならいくらでもあるし、何かの作品を観るという行為は、そういった駄作も含めて観ることこそが、良い作品に出会った時の喜びを増すものだから全然構いません。 例え、どんなにつまらない映画があったとしても、批

    あまりにも「値ぶみカメラ」が酷かった事について - てれびのスキマ
  • やなせたかしの正義の見方 - てれびのスキマ

    初期のアンパンマンが、5指を持ち、今のような3頭身ではなく、もっとスマートな体型だったことはご存知の方も多いかもしれない。この頃のアンパンマン*1の物語は、砂漠の飢えに苦しむ人を見つけ、自らの顔をべさせるというものだった。 しかし、今のように顔の端を自ら切って与えるのではなく、顔の半分以上をかじりつかせるというグロテスクなものであったことで、当時の読者は相当なショックを受け、大変な不評だったという。 ところで「自らの顔をべさせる」という世界に類を見ないユニークなヒーローはどのような発想で生まれたのだろう? アンパンマンの作者やなせたかしはNHK教育テレビの「人生の歩き方」で以下のように語っている。 その時には非常にユニークなものを作ったという気持ちは全然なくって、ただこれはパンなんだから、パンが自分の顔をべさせるのは当然だと思って描いたんだけれども……。 実は73年の「あんぱんまん

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  • 明石家さんまの眠らない哲学 - てれびのスキマ

    今年の1月から、全17回にわたり「ほぼ日刊イトイ新聞」に連載された「さんまシステム」。「ほぼ日」史上に残る傑作コンテンツである。 この連載の凄さは、さんまのあの引き笑いを 「クワー(笑)」 と、表現したことだけでは勿論ない。 常々「一体いつ寝ているんだ」と言われる明石家さんまの睡眠論を探るという対談のはずだったが、案の定、それだけでは終わらず、彼の芸人論やら、生きる哲学やらを喋りまくることになったからだ。 「27時間テレビ」を期に、もう一度読みなおそうとしたところ、最初から「期間限定」と謳っていたとおり、もう見れなくなってしまっていた。あまりにも面白い対談なので未読の方は書籍化とかの際は是非とも読んでほしいところ。 ということで個人的に特に面白かったところを抜粋して引用してみたい。ダイジェストで。 まずは、さんまの眠らない生活。それがいかに凄いものであるかを表すエピソード。 さんま「で、ジ

    明石家さんまの眠らない哲学 - てれびのスキマ
    Pandasista
    Pandasista 2008/07/28
    「クワー(笑)」
  • 赤塚不二夫が語るタモリの居候生活

    タモリがデビュー前、赤塚不二夫宅に居候をしていたことは有名な話だけど、こちらに書かれているように、「笑っていいとも!」でもその秘訣を明かしている。 「卑屈になるな」 「こいつはもしかしたらすごい奴なのかもしれないと家の人に思わせる」 これを実践し、タモさんは、赤塚から小遣いとして月20万をもらいながら、我が家のように生活していた。 スカパーのテレ朝チャンネルの「徹子の部屋classic」で、1981年に放送された赤塚不二夫がゲストの回で、当時のタモリとの生活について語っていた。 徹子 「タモリさんにアナタ、おうちを乗っ取られてたじゃない?」 赤塚 「1年ぐらい(笑)」 徹子 「アナタ(が逆に)、こそこそ居候のように。スタジオの隅で寝たりして」 赤塚 「僕は仕事場で寝てたりしてね。自分の洋服取りに行くときにね、電話かけたりしてね。『今からいってもいいでしょうか?』なんていってね(笑)。それで

    赤塚不二夫が語るタモリの居候生活
  • ぼくらの知らないケンドーコバヤシ - てれびのスキマ

    「クイック・ジャパン (Vol.76)」では、ケンドーコバヤシが「『当の自分』を語る」と題して20,000字のロングインタビューを受けています。 この内容が非常に面白かったのでごく一部を引用して紹介します。 特に印象に残ったのはこの話。 学園祭の出し物の脚を頼まれて、書いたことはありましたね。「ワニはなぜ仲間をうのか?」みたいな内容で。結論は「(全体を)減らしたってんのや!」みたいなもので。多分、人類の口減らしをテーマにしたようなを読んだからだと思いますよ。でもシュールで哲学的な作風のものになるのがイヤで、観ている人にはそんな理屈がわからんような、ドタバタのコメディにした覚えがありますねえ。 これは、何気にケンコバの芸人としての根幹を成すようなエピソードではないかと。 他にも、興味深い話が満載。 小学校に上がるくらいの時には、手塚治虫の漫画はだいたい全部読破していましたからね。僕に