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格差社会に関するRanTairyuのブックマーク (15)

  • 『憲法記念日必読書=湯浅誠著『反貧困~「すべり台社会」からの脱出』(岩波新書)』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 きょうは、61周年の憲法記念日。憲法といえば9条の問題がクローズアップされることが多いと思いますが、ここは国公一般のブログですので、憲法25条「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する(第1項)。国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない(第2項)」に焦点をあてたいと思います。 いま「貧困」の広がりで、憲法25条の「生存権」が脅かされているなか、憲法記念日に多くの人に読んでもらいたいとして、湯浅誠さんの『反貧困~「すべり台社会」からの脱出』(岩波新書)を私はあげたいと思います。 「10代から80代まで、男性も女性も、単身者も家族持ちや親子も、路上の人からアパートや自宅に暮らしている人まで、失業者

  • コンビニ問題 - 狂童日報

    コンビニ 不都合な真実 (ベストセレクト 767) 作者: 月刊「ベルダ」編集部出版社/メーカー: ベストブック発売日: 2007/11/01メディア: 単行購入: 23人 クリック: 844回この商品を含むブログ (14件) を見る 2ヶ月くらい前にも取り上げたこの、ネット上で散見される評判は決して悪くないのだが、いつのまにかどの書店でも見かけなくなり、amazon書評欄もひと月以上前の1件と、完全に忘れ去られている感じになっている。まさかとは思いたくないが・・・・。 コンビニの問題点をあらためてまとめると、以下のように列挙することができるだろう。 (1)従業員を「ワーキングプア」にしている 上記のでも指摘されている通り、コンビニ企業の莫大な利益は事実上、売れ残った商品や万引きされた商品を店長の給料から天引きする「ロスチャージ」で成り立っている。しかも24時間営業のため、肩書きは

    コンビニ問題 - 狂童日報
    RanTairyu
    RanTairyu 2008/01/13
    「 もはや、富裕層も貧困層も同様に、ほとんどの日本人はコンビニなしには生活ができないように身体になって」
  • Passion For The Future: ステータス症候群―社会格差という病

    ステータス症候群―社会格差という病 スポンサード リンク ・ステータス症候群―社会格差という病 これは抜群に面白い社会学研究。 世界中で社会格差と人々の健康には明らかな相関があることがデータで示されている。貧しい階層よりもお金持ちの階層のほうが病気をせずに長生きする。両極の中間層では階層があがるにつれて確実に健康状態がよくなっていく勾配が見られる。さらに学歴や社会的地位や身長で人々を比べてもほぼ同様の結果になる。高いほど健康なのだ。これがステータス症候群である。 なぜ社会格差は健康格差につながるのかがこののテーマである。 所得と健康の関係は一見、当たり前のようにみえる。健康ならば働けるので高所得になりやすい。お金があればよい生活ができて医者にもかかれるから、なおさら健康になる。逆に不健康ならば働くことができず、一層貧しくなる。医者にもかかれないから健康は悪化する。そういうことなのではない

  • re:努力すれば格差を乗り越えられる、なんて思いつかなかった

    スレ元の増田氏が羨ましくてちょっと書いてみる。 「裕福でないと大学にいけないという幻想」を読んでモヤモヤしていた。 面白くないかもしれないが、ぼくの在郷の話をしよう。 ぼくの田舎は丸ごと貧乏だった。一部土建屋連中が公共事業のお零れに預かりそこそこ儲けていたようだが、大半は世間の六割以下の収入だ。 運命は中学卒業で決まる。ぼくが卒業した十数年前には50名のクラスメイトが居たが8割は山一つ向こうの偏差値最低の屑のような高校に進む。高校くらい出なければ恥ずかしいからだ。そして1割は山を10ほど越えた工業高校へ下宿して進み、ほんの一握りの4名が大学へ行くためにこれも下宿して各進学校へ進んで行った。 当時ですら大学の進学率は4割を軽く超えていたが、我らが田舎から大学に進んだ同級生は4名だった。単純に成績で篩に掛けられ1割が残った。 「裕福でないと大学にいけないという幻想」というのは分かる。努力すれば

    re:努力すれば格差を乗り越えられる、なんて思いつかなかった
  • 『もうガマンできない!広がる貧困』 - G★RDIAS

    もうガマンできない! 広がる貧困 作者: 宇都宮健児,湯浅誠,猪股正出版社/メーカー: 明石書店発売日: 2007/06/26メディア: 単行購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (11件) を見る私は、この国で何が誇れるかといえば、現行の憲法であると思っている(もちろん、完全ではないとも思ってはいるけれども)。それも、戦争の放棄をうたった9条よりも、「健康で文化的な最低限度の生活」を保障することを誓った25条をより誇りに思う(戦争中は「健康で文化的」ではあり得ない)。しかしその25条も、現実的に破壊されようとしている。 このは、昨今のそのような現状を、当事者の視点から描いたものである。シングルマザー、多重債務被害者、障害者、高齢者、外国人女性たちが、生き続けていくのに過分に努力しなければならない現実を淡々と描いたものだ。また、労働問題やセーフティネットなど、各テーマご

    『もうガマンできない!広がる貧困』 - G★RDIAS
  • 『現代の貧困-ワーキングプア/ホームレス/生活保護』岩田正美(筑摩書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「「格差」って言うな!」 「格差」論が喧しい。 ワーキングプアやネットカフェ難民が「発見」され、新自由主義下の不平等が問題となっている。しかし、社会的不平等は近年になって突然、顕在化した問題ではなく、バブル経済下の東京でも存在した。 書は、「豊かな社会」の中で不可視化されてきた格差問題を長いスパンで検証し、問題の質と解決策を探り当てようとする重要な研究である。 はじめに著者の岩田氏は、「格差」という語ではなく、「貧困」という語を使って、問題を論じるべきことを訴える。「格差」はあくまでも「ある状態」を示すだけの言葉であるのに対し、「貧困」という語は、その格差の中に「あってはならない」状態を見出し、それを「なくす」方向に向けて努力すべきだという価値判断が伴った語である。 新自由主義者たちは、平気な顔をして「格差があって当然」と言う。 もちろん完全な平等性が担保される世

    『現代の貧困-ワーキングプア/ホームレス/生活保護』岩田正美(筑摩書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 『貧乏による貧乏人根性』

    雨宮処凛さんの「生きさせろ! 難民化する若者たち 」でおもしろかったのは、貧乏による「貧乏人根性」まで言及しているところかなと思う。下層同志のねたみそねみといってもいい。日は社会保障に関してはもともと福祉国家だとは私は思っていないが、「貧乏人根性」ともいえるものが議論に出てくる。「ニートは怠けもの」みたいなやつです。バッシングといってもいい。 出ていないのは、ようするに十分自らも「貧乏人」なのだが、「自分は違う」と思いたいため、話を周辺化して下層同士でバッシングに走るという話なのだが、ここらへんの話が思い込みで突っ走っているため、社会の共感が出てこないのはここのところではないかと、とりあえず仮説すると、こちらのが大変参考になりました。 「現代の貧困と不平等―日アメリカの現実と反貧困戦略 」というがある。主に90年代中盤からの「貧困」について書かれている。その中に先の「貧乏人の貧

  • Passion For The Future: ニッケル・アンド・ダイムド -アメリカ下流社会の現実

    ニッケル・アンド・ダイムド -アメリカ下流社会の現実 スポンサード リンク ・ニッケル・アンド・ダイムド -アメリカ下流社会の現実 「はたらけど はたらけど 猶わが生活楽にならざり ぢつと手を見る」 石川啄木 フリーター、ニートが社会問題になって久しいが、職を得たら幸せなゴールとも言えない現実がアメリカにはあった。働いても働いても貧しい生活から脱出できないワーキングプアという階層が近年、大きな問題として浮上している。 著名な女性コラムニストである著者は、米国の低賃金労働を体験するために、身分を隠し僅かな生活資金だけを持って、長期潜入取材を敢行した。「頂点から20%の階層」から「底辺から20%の階層」へ。時給6~7ドルの劣悪な長時間労働の環境で、費や医療費も切り詰めながら、土日も働く日々を体験した。 低賃金労働とはいえ職を得るのに一苦労する。性格的問題がないことを証明するために馬鹿馬鹿しい

  • 「悪夢のサイクル」 -格差社会にどう立ち向かうのか

    きのうは今日と違い、今日は明日と違うのです。 しかし、目にみえないゆるやかな変化を人が気づくことはなかなかありません。 1週間前のあなたが世界をどうみていたのか、世界がどうあったのかは、今日のあなたがどうであったのか、そして1週間の世界がどうであったのかとはほとんど変わりがないようにみえます。(プロローグ) こんな書き出しで書『悪魔のサイクル』ははじまる。この書き出しを読んで、マルチン・ニーメラーの言葉をにわかに思い出す人もいるだろう。ニーメラーの言葉はよく知られているように、ファシズムに世の中が移行しようとするその姿を表したものだ。世の中はかわっていくが、その際の一つひとつの小さな変化に、すでに質的な変化が含まれていることをそれは示している。また、少しの変化に気づいてはいても、わずかの変化だから、と考え、眼をつぶろうとする人間の心理を、それでよいのかと問いかける言葉でもある。わずかの

    「悪夢のサイクル」 -格差社会にどう立ち向かうのか
  • 社会的失敗の自己責任論の語りやすさ - 女教師ブログ

    読書佐藤 ...最近の不平等の語られ方を見ていると、「上」の人たちが見たくないんだなあと強く感じます。知識や対人コミュニケーション能力…で社会的な「上」「下」が決まってしまう、しかもそれらを習得するために必要な勉強や意欲が家庭環境に大きく影響されている。そういう状況になってしまうと、言葉を操るほうの人たちにとって、そこに機会の不平等があるとはっきり認めてしまうと、今の自分の恵まれた状況がまさにその不平等の上に成り立っていると認め、それを是正するように迫られることになります。 これはとてもつらいです。だから、そんな問題はできるだけ認識したくない。「上」になれなかったのは、あなたの努力やあなた自身の力が足りなかったからなんだよ、というふうに処理したくなる。斎藤 自分が恵まれていたから今の自分があるという風には思いたくない。佐藤 そうです。恵まれていたから「上」になれたのだ、と認めるのがつらい。

  • https://anond.hatelabo.jp/20061112140132

  • NHKニュース:「親の所得金額により子どもの成績が違う」‥…これは趣旨が違う

    今晩のNHKニュース。お茶の水女子大の耳塚寛明教授グループの研究結果をレポートしたものだが、微妙に趣旨がねじ曲げられている。 耳塚教授の調査結果に付いては、日経新聞に耳塚教授ご自身が書いておられたので承知している。これは「世帯の教育費支出金額によって子どもの成績が左右される」ということであった。もちろん調査報告書にはいろんな数字が書かれているのでNHKが「世帯の所得金額で成績が決まる」というのも嘘ではない。でも、耳塚教授の調査の主眼点は、あくまでも「教育支出の絶対額の差で成績が決まる」というものであった。 一見同じようなことを言っているように見えるが、全く別のことを言っているのである。これ次第で、導きだされる政策課題の方向が全く別のものであるからだ。 なぜNHKは耳塚教授グループの趣旨を微妙に改ざんしたのか。それはNHKの政治的スタンスからだ。 NHKが言うように「所得次第で成績が決まる」

  • 格差社会―何が問題なのか - 池田信夫 blog

    最近の「格差社会」ブーム(?)の火つけ役になった著者の、これまでの批判への反論を含むまとめ。日の経済格差は、かつて著者が指摘したよりもさらに拡大し、今では先進国でトップクラスになった。特に若者に「非正規雇用」が拡大していることは、人的資源の質を劣化させ、日の将来にとって深刻な問題である。 格差拡大の大部分は、高齢化と単身世帯の増加によるものだ。その原因として著者は「構造改革」の弊害を強調するが、それを裏づけるデータはない。実際には、格差の最大の原因は、バブル崩壊後の長期不況による雇用削減である。不況期に、日の企業が中高年の既得権を温存して、新卒の採用を抑制したり、派遣社員に切り替えたりした結果、高給を取って社内失業している中高年の正社員と、不安定な雇用しかない若者の「二重構造」が生まれたのである。 著者も指摘するように、日は財政規模でみても公務員の数でみても、先進国の中では「小

  • http://www.janjan.jp/government/0610/0609301982/1.php

  • 深夜のシマネコBlog: 『バックラッシュ!』を非難する

    ●ということで、今日は双風舎『バックラッシュ!』に対する非難(批判ではなく)。 なぜ「批判」かと言えば、双風舎編集部は自身のブログの中で「同書をつくった意味のひとつは、議論のたたき台になるようなものをつくる、というものなので。」と述べてるが、私は決してこのを議論の叩き台にしてはならないと考える。ゆえる、両者の間に建設的意味を持ちうる「批判」ではなくて、建設的意味をもたない「非難」とする。 まずは簡単にバックラッシュに至る前提を提示する。 1、全体として「男は強者」「女は弱者」という色眼鏡でしかモノを見ていないため、結論がすべて「女性優遇」でしかなく、想像される社会が男女平等とはほど遠い。 2、「社会進出」という名前の会社的な観点でしか強弱を区分していない。「会社での地位=人間の価値」という価値観を推進してしまっている。 1+2、こうした論理がフリーターやニートという「弱者男性」、そして、

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