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ブックマーク / blog.livedoor.jp/lalha (10)

  • 「あなたがあたえる - 大富豪ピンダーの夢をかなえる5つの秘密」ボブ・バーグ、デイビッド・マン : 小野和俊のブログ

    「あなたがあたえる 大富豪ピンダーの夢をかなえる5つの秘密」読了。献感謝。 最初このが私のところに送られてきたとき、「なぜこのが私に?」というのが率直な感想だった。というのも、私はいわゆる成功の類に基的に興味がなく、うまくいくためのやり方なんて人それぞれなのではないかと思っているからだ。 だが、私の予想を裏切って、書は面白かった。 5つの事例を通して繰り返されるこのメッセージを「受け取り」ながら考えるのは、自分は何を「受け取り」、何を「与えたか」、ということである。 たとえば、ブロガーとしての自分はどうか。 他の人が書いた記事を面白いと思ったり、ブログで紹介されたに興味を持ったりするのは「受け取る」行為だ。面白いと思ったものを自分の中にしまっておくと「受け取る」だけになってしまうが、周囲の人に面白かったということを伝えたり、自分のブログでも紹介したりすれば、それで興味を持つ人

    「あなたがあたえる - 大富豪ピンダーの夢をかなえる5つの秘密」ボブ・バーグ、デイビッド・マン : 小野和俊のブログ
    RanTairyu
    RanTairyu 2008/07/19
  • ソフトウェア開発の「自由の悲劇」 : 小野和俊のブログ

    クリエイティブな仕事というのはある意味で残酷だと思う。 なぜなら、 つくりあげたものが評価に値しないものだった場合に、 自由にできる環境があったのに、 この程度のものしかできなかったのかという批判が 人に対して直接的に向けられやすいからだ。 というような話を耳にすることがあるのだが、 「誰でもいいからお金を出すので好きにつくってよい」 という状況はほとんど考えられないわけで、 もし人の希望がかなった結果、 大したものを生み出すことができなければ、 自分には新しいものを生み出す才能がないのではないかという 悩みに直面することになる。 もちろん、中には自分自身でソフトウェアを次々と開発して、 ダウンロード数やアクセス数、メディアで取り上げられた記事などを印刷し、 この企画を会社の事業として採用しないか、 と持ちかけてくるような強者もいる。 だがそういう人でさえ、注目を浴びたソフトウェアの影

    ソフトウェア開発の「自由の悲劇」 : 小野和俊のブログ
    RanTairyu
    RanTairyu 2008/07/18
  • 「ウェブ時代をゆく」梅田望夫 : 小野和俊のブログ

    遅ればせながら、「ウェブ時代をゆく」読了。献感謝。 WoWに没頭しすぎていて、読み終わるのがずいぶん遅くなってしまった。 今回読み始めるのが遅くなってしまったこともあり、 読み始める前に、この読んでずいぶん勇気付けられたというコメントを 知人の何人かから聞いていた。 その中には、今年から社会人になった新卒のエンジニアもいれば、 すでに「好きなこと」を貫いて世の中での自分のポジションを確立している人もいた。 それでも「あちら側とこちら側」や「高速道路」というような、 梅田氏がウェブ進化論でまとめたり紹介したりした言葉は、 私たちの会話の中でしばしば使われるものとなった。 彼は今ではソースコードは一行も書いていないかもしれないが、 ソフトウェアそのものではなく、 ウェブについて論じる際に基盤となる概念をまとめあげたのだ。 そういう視点で見たとき、書で述べられている「けものみち」や 「ロー

    「ウェブ時代をゆく」梅田望夫 : 小野和俊のブログ
  • 「フューチャリスト宣言」梅田望夫・茂木健一郎 : 小野和俊のブログ

    筑摩書房さんからフューチャリスト宣言を送っていただき、遅ればせながら読了。 巻末に書かれている通り、書は「細部をつついて批判するのがバカバカしいような明るい」であり、そこにはネットの可能性や、組織から開放されて自由に生きる個人の生活の姿が描かれている。文字通り明るさに満ちたなので、エスタブリッシュメントに辟易している人が手に取るとしては、最良の書であると思う。 だが、しかし。 ウェブ進化論においては、「あちら側」と「こちら側」とをつなぐ言葉を、模索に模索を重ねて形にしようとしている姿が文章に滲み出ていたし、ウェブ人間論においても同様の姿が平野さんとの対談の中に見られた。 ウェブ進化論が出版されたとき、ブログを書いている知人の多くは、そのほとんどの内容を自分はすでに知っていたと言った。しかし、梅田さんのネットに住む人とそうでない人とをつなごうと懸命に言葉を探している姿に感動し、ほぼ全

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  • 小野和俊のブログ:気付けば身のまわりには Google ばかり

    私の生活と Google について。 8年くらい前から検索は Google になった。 最初は Yahoo! で、その後は国内外の色々な検索サービスを渡り歩いて、 一度は goo に落ち着きそうになったこともあったけれど、 そこから先はずっと Google。8年くらい、変わらず Google。 2年ほど前からすべてのメールを Gmail に転送するようになった。 スパムフィルタが賢いことと、ネットにつながっていればどこからでもアクセスできるのが便利だったから。Gmail は私にとっての統合メールアカウントとなった。 ToDo 管理が使いやすかったから。適度に機能が切り落とされていて、他のどんな ToDo 管理ソフトより使いやすかった。一時期 Netvibes に乗り換えたけど、なんとなく Google Personalized Home に戻ってきてしまった。 半年前から文書やスプレッドシ

    小野和俊のブログ:気付けば身のまわりには Google ばかり
  • 「ウェブ人間論」梅田望夫・平野啓一郎 : 小野和俊のブログ

    光栄なことに梅田望夫さんからウェブ人間論を献いただいたので、早速読了。 ウェブ進化論には、今 Web の世界で何が起こっているのかが書かれていた。そして書には、その中で暮らす人々の生活や感覚といったものがどのようなものであるのか、そして Web によって人はどのように変わっていくのかが書かれている。 私もそうだけれども、ブログを書いている人の多くが恐らく感じているだろうと思うのは、エントリを投稿した直後のあのビルから飛び降りるような感覚で、当にこの内容でいいんだろうか、もっと違う書き方があったのではないか、よくよく考えれば違う結論に至るのではないかと思い悩みながらもエイヤッと踏み出して飛び降りて、飛び降りたらもう戻れなくて真っ青になったり真っ赤になったりしながら、ビュウビュウ吹き付ける風に頬がビラビラして、そういう状態で飛んでくるコメントやトラックバックやブックマークが一つでも二つで

    「ウェブ人間論」梅田望夫・平野啓一郎 : 小野和俊のブログ
  • 「Web 検索の40%はエゴ検索」の衝撃 : 小野和俊のブログ

    さらにハリスの世論調査によると、検索の四十パーセントは「見栄の検索」と呼ばれるものだという、検索エンジンに自分の名前を打ち込んで、インデックスに載っているかどうかを探すのである。電話が普及し始めた頃に電話帳に載った自分の名前を探したように、この見栄の検索はこれから数年間は確実に増えていくだろう。 ザ・サーチ グーグルが世界を変えた p.46 より ふむふむなるほど、Web 検索の40%がエゴ検索、と。 ん? 40%がエゴ検索!? 【1日10回程度検索を行う人の生活イメージ】 ・朝起きて自分の名前で検索。 ・会社で仕事中に調べたいキーワードがあったので検索。ついでに自分の名前で検索。 ・昼休み前に自分の名前で検索。 ・仕事中に5回程自分の名前以外で検索。 ・就寝前に自分の名前で検索。 平均的なユーザー像としてはこれはいくらなんでもエゴ検索しすぎである。 しかも1日1回も自分の名前で検索しない

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  • ゲーム脳は社会性を育み、人に人生の厳しさを教える : 小野和俊のブログ

    ゲームが大好きで、今も昔もゲームにたくさんリラックスさせてもらって、どんなに忙しいときも最低週に10時間くらいはゲームをして、ゲームからたくさんのことを教えてもらってきた私にとって、最近世の中で言われているような、ゲームが人の攻撃性を育てるとか、ゲームが人間的なつながりを薄めるといった指摘はかなり違和感のあるもので、かと言ってそうした指摘に対して反論を行っていくというのはスタンスとしてあまり好きではない。 だから今日は、自分がこれまでゲームから学んできたことをいくつか書いてみたいと思う。 今一番熱中している World of Warcraft で私は多国籍ギルドに入っていて、普段は時間帯の似ているオーストラリア人のプレイヤーと遊んでいることが多い。彼らのやり方を見ていて面白いな、と思うのは、難しいといわれているところでも、とりあえず行ったことのないところにトコトコと出かけていって、全滅して

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  • 「文系SE」について考える : 小野和俊のブログ

    こんなことを考え始めたのは、文系とか理系といった言葉が頭につく職種というのはSEの他に聞いたことがないな、とふと思ったことがきっかけだった。 文系経営者とは言わないし、理系お笑い芸人とも言わない。 文系警備員とも言わないし、理系コンサルタントとも言わない。 文系総理大臣とも言わないし、理系パン職人とも言わない。 もし数学者で文系だという人がいたらさすがに周りが驚いて文系数学者と呼ぶかもしれないが、これは黒い白馬のようなもので、数学者である時点で世間的には文系ではなく理系と呼ばれるだろう。 また、情報処理の専門知識という意味では確かに理系の方が授業等が充実しているわけだが、これは素養の問題というよりある程度の期間訓練を受ければ習得できる種類のものが多く、しかも優秀な人の多くは文系理系関係なく独学で技術を習得していたりする。 このように考えると、もしどうしてもXX系SEと呼ばなければならないの

    「文系SE」について考える : 小野和俊のブログ
    RanTairyu
    RanTairyu 2006/08/09
  • 全共闘世代30人と Web 2.0 を語り合う : 小野和俊のブログ

    Google には決めさせない。俺が決める。」 参加者の一人がこう言った瞬間、拍手喝采が沸き起こり、会場がワーッと盛り上がった。 弊社営業からのリクエストで参加してきた「Web 2.0」をテーマに冠した、参加者のほとんどが60前後のIT系の会社の経営者で20代は私一人というシニアな勉強会での1シーンである。ディスカッションの後の飲み会では、あいつは東大で旗を振ってたとか、俺は京大で旗を振ってたとか、学生運動の昔話に花が咲く。学生運動 → 音楽活動でプロを目指す → 挫折してソフトウェア会社または学習塾を創業 というのがこの世代の人々の職業選択の典型的なパターンの一つであるらしい。 今回のディスカッションでは、Web 2.0 を構成する概念のうち、受け入れられたものとそうでないものとがはっきりと分かれた。 → Web でここまでできるのはすごい。ビジネスの幅や発想が大きく広がる。 ・Saa

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    RanTairyu
    RanTairyu 2006/07/02
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