事業撤退や市場縮小など、景気の悪い話題の多いPDA市場だが、昨年あたりから携帯電話機能と一体化したスマートフォンの登場で、再び活性化しつつある。携帯電話機能を持たないピュアPDAについては、しばらく新製品が途絶えていたが、11月30日に日本ヒューレット・パッカード(以下、HP)が新製品3機種を発表した。これら3機種は、従来のiPAQとはかなり異なった印象を与える製品に仕上がっている。 マルチメディア機能にフォーカスした3モデルが登場 iPAQは、ヒューレット・パッカードがコンパックコンピュータから継承したWindows CE/Windows Mobile系OSを採用したPDAのブランドだ。スマートフォンを除く純然たるPDAの多くが姿を消す中、継続的に製品を供給してきた実績を持つ。現在のiPAQは、セキュリティを強化した企業向けのhxシリーズと、マルチメディア機能にフォーカスしたコンシューマ
ウィルコムの「W-ZERO3[es]」やNTTドコモの「BlackBerry」といったスマートフォンが注目を浴びています。その影で、スマートフォンの先祖?ともいえるPDA(Personal Digital Assistant)が絶滅の危機にひんしています。ソニーの「CLIE」,カシオ計算機の「CASSIOPEIA」,東芝の「GENIO」…,と次々に姿を消し,いまPDA市場は寂しいかぎりです。これはPDAを必要としない人が多いことの表れでもあり,多くの人にとっては“取るに足りない”ことなのでしょうけれど。 筆者は,十年来のPDAユーザーです。もっとも十数年前は,いまの携帯とは言いがたいNECの「モバイルギアII」でした。いまの軽量ノート・パソコンに近いものです。その後,カシオ計算機の「CASSIOPEIA」をはじめ,さまざまなPDAを利用してきました。そのため,人一倍,PDAの行方を心配して
7月27日 発売 価格:オープンプライス 株式会社ウィルコムは、シャープ製のデュアルキーボードと2.8型VGA液晶を搭載したW-SIM対応データ通信/音声端末「W-ZERO3[es]」(エス)を7月14日より予約開始し、27日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は29,800円(W-SIM付き、新規に1年間契約した場合)。 OSにWindows Mobile 5.0 softwareを搭載したデータ通信/音声端末。液晶下部にケータイのように片手で操作できるダイヤルキーと、本体右側にスライドして開くQWERTY配列のキーボードを搭載。キーボードを閉じた状態で縦表示、開いた状態で横表示になるのは従来同様だが、閉じたときにダイヤルキーでケータイと同様の操作ができる点が目新しい。幅は約56mmと、W-ZERO3から小型化を図り、データ端末と音声端末それぞれに求められるニーズを両立さ
W-ZERO3[es](ブラック) ホワイト ウィルコムは、ストレート型の携帯電話風デザインで、スライドさせるとキーボードが現われてPDAライクに利用できるW-SIM対応端末「W-ZERO3[es](ダブリューゼロスリー エス)」を27日に発売する。7月14日より予約受付が開始される予定で、ウィルコムストアでの価格は年間契約ありで新規29,800円、年間契約なしで新規33,800円。 今回発表された「W-ZERO3[es]」は、シャープ製のW-SIM対応端末。型番は「WS007SH」となる。W-ZERO3と同じスライドボディを採用しながら、ディスプレイ側ボディには数字キーと方向決定キーが配されており、閉じると幅約56mmとストレートタイプの携帯電話のように利用できる。 タッチペンによる入力に対応した2.8インチ、640×480ドット(VGA)のモバイルASVシステム液晶ディスプレイを備える
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