(前回から読む) 池上:今回の東京電力福島第一原子力発電所の事故でもっとも象徴的だった言葉。それは、「想定外」でした。事故を起こした東京電力や監督官庁である原子力安全・保安院までが、今回の巨大津波による災害を「想定していなかった」ことを、早い段階から認めてしまいました。事故の責任をとりたくなかったからでしょう。 加藤:「想定外」の巨大自然災害だったから仕方がない、という話ですね。 「想定外」にしてはいけなかった地震と津波 池上:けれどもその後、今回と同規模の津波が東北地方の太平洋沿岸で、869年の貞観地震の際に起きていたことが震災前から分かっていた事実が明らかになりました。しかも原発関係者にも報告されていたことも判明しています。 つまり「想定外」では済まされない、「想定内」にしておかなければいけない事態だったわけです。日本では、複数のプレートが重なり合い地震や噴火、津波はいつ何時おきてもお
1.優先順位をつける……すべては実現できない (1)ノートを用意する (2)はじめようとすることを1ページの最初に書く。(例:「英語を勉強する」) (3)(英語を勉強すると)どんないいことがあるかを、なるべくたくさん書きだして、リストにする。 (4)人生でやりたいことを、これもなるべくたくさん書きだして、リストにする。 (5)(3)と(4)のリストを見比べて、「英語を勉強する」が〈人生でやりたいことリスト〉の第何位に入るか、どれより上で、どれより下かを確認する。 ランキングで該当する順位のところに、赤字で「英語を勉強する」を書き入れる。 2.時間を確保する……人生は有限である (1)日頃のスケジュールを1週間分ノートに書き出す。 (2)1週間のスケジュールの中で「英語を勉強する」にあたって〈犠牲にするもの〉を決める。 〈人生でやりたいことリスト〉で、「英語を勉強する」よりも下位にランキング
経営学修士(MBA)の称号を持つ経営者が米国のモノ作りの力を弱体化させた――。 こんな仮説が再び米国で語られ始めている。MBAの功罪はこれまで様々な分野で議論されてきた。 2006年にカナダのヘンリー・ミンツバーグ教授が記した『MBAが会社を滅ぼす』(日経BP社)では、古典学派の主張した管理職能論が真っ向から否定された。 マネジメントの経験がない若者にケーススタディーを施しても役に立たないとの主張だ。それはハーバード大学MBAの存在そのものを否定する論述だった。 そして今、ゼネラル・モーターズ(GM)のロバート・ルッツ前副会長が新刊『クルマ屋VS経理屋:ビジネス魂を求める戦い(仮題:日本では未刊)』を出し、MBA経営者が増えすぎたことが米国製造業の競争力の低下につながったと説いている。
(英エコノミスト誌 2011年8月27日号) シリコンバレーで最も破壊的な企業は、その生みの親を失っても成功を続けられるだろうか? 2005年、アップルのCEO(最高経営責任者)、スティーブ・ジョブズ氏はスタンフォード大学の学位授与式で演壇に立ち、卒業を控えた学生たちに、常識にとらわれず、自分の心と直感に従う勇気を持つようにと助言した。 「ハングリーなままであれ。愚かなままであれ」が結びの言葉だった。 ジョブズ氏は自らの言葉に従い、1997年にアップルのトップに返り咲くと、倒産寸前まで弱り切っていた同社を、ハイテク業界の大部分を刷新する最先端の企業へと立て直した。 8月には短期間ながら、アップルの株式時価総額が石油大手のエクソンモービルを抜き、世界一に躍り出た。そのジョブズ氏が24日、CEOの座を退いた。 アップルを体現したマエストロ 近年を振り返っても、ジョブズ氏ほど1つの企業を余すとこ
日本的経営は“誤解”されてきた。「家族主義に代表される人を大事にする経営」と思われてきた。実際、1980年代にアメリカで行われたセミナーなどで、日本の経営者は「社員の解雇は絶対にしません」と胸を張っていたという。 ところが、バブル経済が崩壊して経営が悪化すると、日本の経営者たちが率先してやったのが「リストラ」という名の従業員の解雇だった。そもそもリストラ(リストラクチャリング=Restructuring)とは「事業の再構築」という意味なのだが、日本では事業の見直しは疎かにされて、「人切り」と同義語にされてしまった。「人を大事にする」など、誤解もいいところだったわけだ。 同じような誤解が、「日本の経営は長期的戦略を重視している」というものだ。早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問で一橋大学名誉教授の野口悠紀雄氏は、著書『日本経済 企業からの革命』(日本経済新聞社、2002年)で以下のように述べ
9月1日づけで株式会社moreMost(モアモスト)[FB]を設立することになりました。 7月末で退職してから1ヶ月の間で会社設立のためにやったことを、 今から会社を起こそうという方の参考になればと思い記事に起こします。 項目(1ヶ月でこんなことしてます、ダダ漏れ) だいぶ長いので、こちらの項目を見て、この記事が必要かどうか判断されてください。 おことわり 1.円満退社する 2.健康保険に加入する 3.会計士に相談&契約 士業の方に相談するメリット 4.士業の方に相談してよかったと思った情報 金策にはストーリーが重要 国金からの借り入れは、資本金の倍額程度まで出るらしい 5.会社設立の手続き 自分でやりたい人向け 安価に代行業者に頼みたい人向け 6.自分で登記手続きをしないにしても、やらなきゃいけないこと 社印を作る(+会社設立用印鑑3点セットが安く買えるサイト
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