ど~も。ヴィトゲンシュタインです。 ヴラジーミル・F. ネクラーソフ編の「ベリヤ」を読破しました。 9月の「スターリン―赤い皇帝と廷臣たち」で、スターリンに負けず劣らずのベリヤの強烈さを知り、 ベリヤ本を物色していたところ、神保町の古書店で本書を1800円で発見。 1997年発刊で、ソフトカバーながら上下2段組、365ページ、定価3000円の大作です。 amazonでは、なんと9500円という値段が付いていますが、レア本なんですかねぇ。 ロシア語の原著は1991年、本書は翌年のドイツ語の翻訳で、 ネクラーソフ編となっているように、編者はモスクワ大学の歴史学教授で、 本書には様々な人物の書いたベリヤに関する回想、論文、記録が収められています。 第1部は「出世の道程-ベリヤの横顔・素描」と題して、ベリヤの生い立ちから死までを エジョフ時代に父を粛清され、その後任、ベリヤによって1943年に逮捕
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