エジプトの首都カイロで19日、中心部のタハリール広場に座り込んでいたデモ隊と、催涙ガスやゴム弾を使って強制排除しようとした警官隊が衝突、同国の国営テレビは保健省の話として507人が負傷したと伝えた。 デモは、ムバラク前政権崩壊後の暫定統治を担う軍最高評議会に対し、早期の民政移管を求める目的で行われていた。衝突により軍への反発が強まっており、28日から始まる人民議会(国会)選が順調に実施できるかどうか懸念される。 エジプトではこのほど、暫定内閣の副首相が軍事予算などで特別な権限を軍に与える新憲法の指針を提示。イスラム、リベラル両勢力から批判が高まり、18日にはタハリール広場で5万人規模のデモが実施され、数百人がそのまま広場に泊まり込んでいた。(共同)
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