【ワシントン=山口香子】米CNNテレビは12日、米情報当局者が、パキスタン当局が拘束しているウサマ・ビンラーディンの3人の妻から事情聴取を行ったと報じた。 パキスタン情報当局者が立ち会い、3人一緒に聴取された。3人は米側に対し「敵対的な態度」だったという。 米政府は、ビンラーディンと同居していた3人の妻が潜伏状況や支援網の実態を把握しているとみて、パキスタン政府に事情聴取を認めるよう求めていた。
パキスタンの地図 パキスタン北西部にある治安部隊の訓練施設付近で13日、2度の爆発があり、地元テレビによると、少なくとも80人が死亡、100人以上が負傷した。自爆攻撃とみられ、AFP通信によると、反政府武装勢力パキスタン・タリバーン運動(TTP)が国際テロ組織アルカイダ指導者オサマ・ビンラディン容疑者殺害に対する「最初の報復だ」と犯行を認めた。 地元報道などによると、爆発があったのは、アフガニスタンとの国境に近いカイバル・パクトゥンクワ州チャルサダ地区の訓練施設。国境地帯で治安維持やTTPなど武装勢力との戦闘に当たる辺境治安部隊の新兵が訓練を受けている。この日は1年間の訓練を終えた新兵が自宅へ帰るところだった。 新兵が数台のワゴン車に分乗し、施設のゲートを出たところに男が近づき自爆。新兵や住民らが救助に駆けつけたところで、別の爆発があった。2度目の爆発は仕掛け爆弾との情報もある。
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