鉄鋼大手の新日鉄やNKK、凸版印刷、東京電力の四社が、 指定暴力団住吉会系音羽一家の関係会社二社と 十年以上にわたり、緑茶の購入や観葉植物のリースなどの 商取引を続けていたことが七日、分かりました。 四社とも、暴力団とのつながりが“判明”したあとに 取引停止などの見直しを決めたとしていますが、 いつから、なぜ取引を始めたかなどは説明できず、 株主総会対策ではないかなどの疑惑が指摘されています。 関係会社二社は文京区内に本社を置く茶類販売会社と植木類リース会社。 音羽一家総長の親族や組関係者が代表を務めています。 新日鉄などの説明によると、茶類販売会社は 新日鉄、NKK、凸版印刷の三社に社内用の緑茶などを納入。 取引額はそれぞれ年額でおよそ、二百四十万円、二十五万円、十五万円でした。 また、植木リース会社は 凸版印刷、東京電力に対し、社内に置く観葉植物などをリース。 取引額はそれぞれ月々およ