民進党の細野豪志・代表代行は13日、野田佳彦幹事長に代表代行の辞表を提出した。「今の執行部は憲法改正に消極的で、私が執行部の一員としてとどまるのはふさわしくない」と記者団に説明した。離党については否定したものの、昨秋の党代表選で蓮舫氏を支えた細野氏の離反は、求心力低下が止まらない蓮舫体制に大きな打撃となる。 細野氏は今月上旬、親しい同僚議員の一人に「党として憲法をやらないなら、執行部から身を引きたい」と漏らしていた。きっかけは、民進、共産、自由、社民の4野党による共通政策に盛り込まれた「安倍政権のもとでの憲法改悪に反対」の一文だった。 辞表提出後、記者団に「民進党…