東京大学大学院総合文化研究科教授の門脇俊介先生が亡くなったとの報を同期の U 原から受け取る。寝耳に水でびっくりした。 まだ55歳というのは、若すぎる。自分が駒場に入学したころはちょうど UC Berkeley に留学されていたのだが、そのうち戻ってらして「現代哲学」やらなんやらの授業を取ったりしたものである。テキストは 現代哲学 (哲学教科書シリーズ) 作者: 門脇俊介出版社/メーカー: 産業図書発売日: 1996/02/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (21件) を見るで、それまでこういういわゆる大陸哲学(デカルトとかカントとかフッサールみたいな)の研究をしようと大学に入った(そのため英語の必修を振り替えてドイツ語・フランス語履修にした)のだが、こりゃ自分の出る幕ではない、と思って方向転換した、という意味では、自分の人生における転換点の一つで