【概要】 近年精神疾患に関する遺伝子研究・分子レベルでの研究や脳イメージング技術を利用した研究により、様々な知見が蓄積されてきた。このような生物学的アプローチによる精神疾患研究は、精神疾患をどこまで解明することができるのだろうか。また、精神疾患研究全体の中で、生物学的精神医学はどのように位置づけられるのだろうか。本ワークショップでは、精神疾患研究の現状やDSM-5ドラフトの背景などについて整理しながら、精神疾患研究の将来を展望する。また、精神疾患研究の科学論の方向性についても展望を見出していきたい。 【プログラム】 13:00-13:10 趣旨説明 13:10-14:20 加藤忠史(理化学研究所・脳科学総合研究センター精神疾患動態研究チームリーダー) 精神疾患克服へのロードマップ 14:30-15:40 糸川昌成(東京都総合医学研究所・「統合失調症・うつ病の原因究明と治療法」プロジェクトリ