人は何を食べて生きて来たのか、心身を育んで来たのか。 動物の食性を知るには食物連鎖の仕組みを知ればよい。 食物と言う言葉は人間が作った言葉であり、食物繊維と言うように植物も含まれている。 現実、植物を食べているのだから植物は食物になる。 食物連鎖・・広い意味では植物もキノコなどの菌類も含まれる。 しかし目的は学問ではなく食性の違い、人間の食性と主食を知ることだ。 食物とは食べ物であり、その「連鎖」なのだからこの場合の食物連鎖は動物に限定される。 人間は霊長類に入り、さらには哺乳類であり脊椎動物、それを念頭に思考を進めればよい。 陸上では多様な食性、食物連鎖が繰り返されているが、生命は海で誕生し、海で生態系が築かれ食物連鎖も営まれ、彼らが陸地に進出して陸の生態系を築いた。 陸の脊椎動物の祖先は海の魚類であり、魚類の食性が脊椎動物の食性の基盤。 海の食物連鎖は、植物性プランクトンから始まり、動