今年も梨木神社の萩が綺麗です。 京都御苑の東にある梨木神社の創建は明治18年。三条実萬(さねつむ)がまず祀られ、大正4年にその子である三条実美(さねとみ)が合祀されています。実萬は「今天神」とも呼ばれるほど学問に秀でたため、神社は学問の神として崇められています。実美は長州派の公家として幕末維新に活躍し、新政府では総理大臣代理も務めた人物。幕末明治ファンの間では超有名人物といえるでしょう。また、境内に湧く水は「染井(そめのい)」と呼ばれる京都三名水のひとつとして名高く、水を汲みに来る方も多くおられます。 例年お彼岸の頃に「萩まつり」が行われ、伝統芸能の奉納が行われています。今年は新型コロナウイルスの影響で神事のみで奉納行事は中止となりましたが、”萩の宮”とも呼ばれて親しまれている境内の萩には例年のように俳句の短冊が下がり、ゆっくりと楽しむことができます。 萩は草冠に秋と書くように、古くから秋
「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ 「ミモロちゃん、室町通にある『然花抄院』ていう和菓子屋さん行ったことある?」とお友達に聞かれたミモロ。 「あの、かすてらで有名なお店でしょ!知ってるけど、行ったことない~」と。「じゃ、お茶しに行きましょう~」と言われ、目を輝かします。 室町通は、老舗の呉服商が連なるエリア。その一角にある間口の広い町家がそのお店です。 「すごい立派な町家だね~」とミモロ。なんでもその建物の始まりは、元禄13年に建てられたものだそう。 さっそく白い暖簾をくぐり店内へ。 「わ~モダンで洗練された雰囲気~」と、歴史あるものと新しいものが、調和した空間が広がります。 「わ~美味しそうなお菓子がある~」とガラスケースに駆け寄ります。 「あ、カステラがある~」と、素敵なパッケージに入った卵たっぷりの人
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