2月3日に、綾部市の阿須々岐(あすすき)神社で行われた茗荷祭をご紹介します。 阿須々岐(あすすき)神社は、阿須々伎神社、阿須須岐神社とも表記されますが、場所は綾部市金河内町東谷で、かつては志賀郷と称された地域にある神社です。この志賀の地域には「七不思議」が伝わり、それぞれ植物にまつわる伝承となっています。現在は失われたものが多い中で、阿須々岐神社の茗荷祭と、篠田神社の筍祭は今に伝わる七不思議とされています。今回は念願叶っていずれも見に行くことができました。 阿須々岐神社の、阿須々岐は、志賀の元の地名の吾雀(あすすぎ)郷に由来するようです。阿須々岐神社の茗荷祭は、毎年2月3日に行われる行事で、今から1400年程前に、金丸親王(麻呂子親王)の子孫・金里宰相が、金宮大明神(現在の阿須々岐神社)に茗荷を植えて国家の安泰と子孫の繁栄を祈願したことに始まると言います。境内の「お宝田」と呼ばれる水辺に出