2月4日に、綾部市の篠田神社で筍祭が行われました。 篠田神社は、綾部市篠田町にある神社で、筍祭は「志賀の七不思議」に数えられる行事。室町時代にはその原型ができたとされます。社殿裏の「お宝田」と呼ばれる竹藪から生える筍の形や場所から、その年の早稲・中稲・晩稲の稲の実りを占うというもの。前日の阿須々岐神社の茗荷祭とよく似た行事です。 4日の未明に神職が「お宝田」の竹藪に入り、見つけた順に早稲・中稲・晩稲の目印をつけ、神事は10時半から行われます。地元の方が集まっておられました。お祓いののち、「お宝田」に入って目印の筍を根元から刈り取ります。地元の方々がその様子を見守ります。掘り出された筍は、大事に社殿に運ばれ、小さなお社に安置されました。平仮名で、わせ、なかて、おくての札も置かれました。 そして神事があって祭事は終わります。篠田神社の筍祭では、前日の阿須々岐神社の茗荷祭とは違い、神職からの占い
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