「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ 「これがおダシになるの?美味しそう~」とミモロは、たくさんのイワシ干しを前に、口に湧き出るよだれを抑えるのに必死です。 今回、ミモロが訪れたのは、京阪「伏見稲荷駅」から、徒歩5分ほどの県道沿いにある「越後屋」という花かつおなどダシの材料を加工する工房です。 「こんにちは~」と、ミモロは、「越後屋」のご店主、伊藤さんにご挨拶。 「越後屋」は、開業して50余年。京都の鰹節工房で、15年修業なさった初代が始められ、伏見のこの場所には、30年になるそう。 京都市内の料理屋さんやうどん、そば、そして滋賀県の学校給食などにもおダシを供給してると。 「う~いい匂い~クンクン…」ミモロは、工房内に1歩入った時から、ネコにとって、めくるめくような香りに包まれて夢見心地。 「そうですか?もう
芥川龍之介の『羅生門・鼻』は、王朝物と呼ばれる平安時代を題材にした作品が収録されており、その中には、歴史上実際にあった事件を題材にしたものもあります。 「その話は知っているよ」という内容でも、芥川龍之介の視点は角度が変わっているので、新鮮さを感じますね。 殺人を計画する人間の心境 伊豆に流された源頼朝に平家追討の挙兵を促したのは、怪僧と呼ばれた文覚でした。のちに源頼朝は平家を滅ぼし鎌倉幕府を開くことになりましたが、文覚は、彼や後白河法皇の援助を受けて荒廃した京都高雄の神護寺を再興しています。 その文覚。元は遠藤盛遠(えんどうもりとお)という武士でした。 盛遠が出家したのは、不倫が原因です。「袈裟と盛遠」は、彼の不倫を題材にした作品です。 不倫の相手は袈裟という女性。そして、彼女の夫は渡左衛門尉で、盛遠とは顔見知りの間柄です。盛遠は、ある晩、袈裟に渡を殺そうではないかと持ち掛けます。特に渡に
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