この時期は、例年なら梅雨ですが、ことしは多くの地域ですでに梅雨が明け、連日厳しい暑さとなっています。農作物の生育にも影響が出始めていて、各地で生産者などから不安の声があがっています。 きゅうりの水分が抜け出荷できないものも 福井 福井県敦賀市の農家、田邉和彦さんは、この時期、8棟のハウスできゅうりなどを栽培していて、県内外のスーパーマーケットなどに出荷しています。 ところが、このところの暑さで、きゅうりの水分が抜けてしまって出荷できなかったり、曲がりすぎて品質が落ちてしまったりして、収穫量が先週と比べて2割ほど落ち込んだということです。 さらに、来月中旬以降の収穫に向けて先月に植えたきゅうりの苗が十分に成長せず、このままでは予定している分の収穫ができなくなるおそれがあるということです。 田邉さんは水やりの水の量を増やすなど対策をとってきましたが、この時期としてはこれまでに経験したことのない