2001年のアメリカ同時多発テロ事件から21年となった11日、ニューヨークの世界貿易センタービルの跡地では追悼式典が行われ、出席した遺族らが事件の発生した時刻にあわせて祈りをささげました。 2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件では、ハイジャックされた4機の旅客機が、ニューヨークの世界貿易センタービルや首都ワシントン郊外の国防総省などに激突し、日本人24人を含むおよそ3000人が犠牲となりました。 事件から21年となった11日、テロで崩壊した世界貿易センタービルの跡地では追悼式典が行われました。 跡地には犠牲者全員の名前が刻まれた碑が建てられていて、朝早くから遺族が訪れ、家族の名前に手をあてたり花を手向けたりしていました。 式典が始まると、旅客機がビルなどに激突した時刻にあわせて黙とうがささげられ、犠牲になった一人ひとりの名前が読み上げられました。 事件から21年となることし