大手製紙メーカー3社は、来年1月から2月にかけて家庭用の紙製品を値上げすると相次いで発表しました。 値上げされるのは、ティッシュペーパーやトイレットペーパー、それにキッチンペーパーなどで、値上げを発表するのは、ことし2回目です。 ▽大王製紙と▽王子ネピアは、来年1月21日の出荷分から20%以上値上げします。 ▽日本製紙クレシアは、来年2月1日の出荷分から15%以上値上げするということです。 各社は、紙の原料となるパルプや燃料価格の高騰、それに物流コストの上昇が値上げの主な理由としていて、円安の影響でコストはさらに増えていると説明しています。 食品や飲料などの値上げが相次ぐ中、暮らしに欠かせないトイレットペーパーなどでも値上げが続き、家計への負担は一段と増しています。