KDDIは3日、SpaceXが「Direct to Cell」機能を持つ最新のStarlink衛星6機を軌道上に展開したことを発表した。Direct to Cell機能を持つこれらの衛星は、スマートフォンとの直接通信を可能にするためのもので、2024年内にauのスマートフォンが衛星と直接通信できるサービスを提供する予定。特定の携帯電話キャリアとの契約が必要ではあるものの、特別なハードウェア、ソフトウェア、アプリは不要とされている。日本ではKDDIが提供予定となっている。今後、KDDIは日本全土でauの通信エリアを拡大し、山間部や島しょ部などの圏外エリアでも通信が可能になるとしている(KDDIリリース、sorae、Impress Watch)。 打ち上げられた衛星は、大型フェーズドアレイアンテナやSpaceX開発の無線装置を備え、常時高速移動する衛星とも通信可能。これにより既存のStarli
慶應義塾大学卒業後、新卒で出版社の宝島社に入社。独立後はケータイジャーナリスト/ライターとして幅広い媒体で執筆、コメントなどを行う。ケータイ業界が主な取材テーマ。 KDDIは、10月19日に発売の高耐久スマホ「TORQUE G06」を発表しました。 製造はこれまでのTORQUEシリーズに引き続き京セラが担当。機種変更と対象料金プランの利用で端末価格を1万1000円割り引くキャンペーンも実施します。 TORQUEブランドを冠したスマホが登場するのは、約2年半ぶりのこと。京セラがコンシューマー事業からの撤退を表明しており、後継機の登場を危ぶむ声もありましたが、無事、発売が決定した格好です。 ▲KDDIは、タフネススマホのTORQUE G06を発売する先代の「TORQUE 5G」は、初の5Gモデルだったこともあり、筐体が大型化していました。元々、鈍器のような端末ではありますが、その鈍器感がより増
KDDI株式会社 (2023年9月5日更新) KDDIは2023年8月30日、Starlinkの最新鋭の衛星とauスマートフォンとの直接通信サービス(以下 本サービス)の提供に向けて、Space Exploration Technologies(スペースエクスプロレーションテクノロジーズ)Corp.(本社:米国カリフォルニア州、CEO:イーロン・マスク、以下 スペースX)と新たに業務提携しました。 スペースXが開発したStarlinkとKDDIのau通信網を活用することで、auスマートフォンが衛星と直接つながり、空が見える状況であれば圏外エリアでも通信をすることが可能になります。これまでどの国内通信事業者でも5Gや4G LTEでは提供が困難だった山間部や島しょ部を含む日本全土にauのエリアを拡張し、「空が見えれば、どこでもつながる」体験を実現していきます。 本サービスは、2024年内を目途
NTTとKDDIが、次世代の光通信技術の開発で提携することが明らかになりました。 携帯電話の次世代規格「6G」で世界標準の獲得を目指します。 次世代の光通信技術では、NTTが「IOWN」と呼ばれる通信ネットワークの開発を進めていて、2030年ごろには携帯電話の通信規格「4G」などと比べて通信容量を125倍に、通信機器などの消費電力を100分の1にすることを目指しています。 関係者によりますと、NTTとKDDIはこの技術をベースに共同開発を行う提携を近く結ぶということです。 両社は、携帯電話事業では競争関係にありますが、次世代に向けた開発では手を組むことで、特に携帯電話の次世代規格「6G」の分野で世界標準の獲得を目指します。 次世代の通信技術をめぐっては、大容量のデータをやり取りする技術の実現だけでなく、通信機器やサーバーなどで増え続ける電力消費が大きな課題となっています。 両社が通信技術の
KDDIは2日に2022年度上期(2023年3月期上期)の業績を発表した。連結売上高は前期比4.4%増の2兆7408億円を記録。その一方で連結営業利益は、通信障害への対応などの影響によりて前期比2.5%減の5585億円となったという。ケータイ Watchの記事では発表後の高橋誠代表取締役社長らによる質疑応答がおこなわれている(ケータイ Watch)。 質疑応答での主な話題はやはり通信障害に関するものだが、その中で7月の大規模障害が発生して以降、緊急時の連絡が取りやすいように幹部以上は完全にデュアルSIM化しているほか、スマートウォッチを2台つけて、24時間365日寝る間もずっとアラームが来るように設定したという。高橋氏はデュアルSIMにはauに加えてドコモのものを入れているとしている。 また緊急時のローミングの導入に関しては、代替性の確保は先の通信障害で本当に実感したとして、積極的に参加し
2022年7月2日 (土) 1時35分より長時間にわたり弊社の通信サービスをご利用の全国のお客さまに、 多大なご不便とご迷惑をお掛けしましたことを、深くお詫び申し上げます。 社会インフラを支え安定したサービスを提供しなければならない通信事業者として、 今回このような事象を発生させたことを重く受け止めております。 再発防止策の徹底を図り、サービスの安定的な運用に向けて全力をあげて取り組んでまいります。
今月初めに発生した大規模な通信障害についてKDDIは29日、高橋誠社長が記者会見し、携帯電話などの利用者3589万人に対し「おわび」として、200円を返金すると発表しました。 記者会見の冒頭で高橋社長は「全国のお客様に多大なご不便とご迷惑をおかけしましたことを、深くおわび申し上げます」と陳謝しました。 そのうえで、携帯電話やスマートフォンなどを契約していた利用者3589万人に対し「おわび」として、200円を返金することを明らかにしました。 このうち、すべての通信サービスを24時間以上連続して利用できなくなった271万人に対しては、約款に基づく返金も行うとしています。 このほか、子会社の沖縄セルラー電話の利用者に対しては、66万人に「おわび」として200円を、7万人には約款に基づいて返金するとしています。 2社を合わせた返金の総額は75億円に上るということです。 一方、経営責任について、高橋
7月に発生した86時間に及ぶKDDIの通信障害について、同社が損害賠償する方針を固めたと共同通信が報じた。KDDIに確認したところ「当社の発表したものではないため回答は差し控える」とし、「原因や影響規模、再発防止策については29日に発表する予定」と取材に答えた。同社は7月29日、2023年3月期第1四半期決算説明会を開催する予定。 この通信障害が発生したのは7月2日。全国中継網におけるルーターの定期メンテナンス作業の際、音声通話処理に関する部分で「輻輳」(ふくそう、混雑により通信がつながりにくくなること)が発生した。これにより、86時間に及ぶ同社史上最大の通信障害を引き起こしていた。 関連記事 au通信障害、復旧を遅らせた「輻輳」って何? 過去にはドコモも 7月2日に発生し、現在も完全復旧には至っていないKDDIの大規模通信障害。原因は音声通話処理に関する部分で「輻輳」(ふくそう)が発生し
KDDIは、今月2日の未明に発生したauの携帯電話などの大規模な通信障害について、発生から86時間たった5日午後3時半すぎに全面的に復旧したことを確認したと発表しました。 今月2日の午前1時半すぎに発生したKDDIの大規模な通信障害では、全国でauのほか、同じ回線を使っているUQモバイルとpovoの通話やデータ通信がつながりにくい状況になりました。 また、auの回線を利用する気温などを観測するアメダスや貨物列車の運行など暮らしの広い範囲に影響が及びました。 会社は、4日午後4時になって、データ通信に加え音声通話も全国でほぼ回復したと発表しました。 そして、4日夜の記者会見で全面的な復旧の判断は、5日の夕方になるという見通しを示していましたが、5日午後3時36分に個人や法人がサービスを正常に利用できていることが確認できたと発表しました。 これにより、大規模な通信障害は、発生から86時間、およ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く