フランス・ストラスブールの欧州議会で行われる採決の様子(2022年7月6日撮影)。(c)PATRICK HERTZOG / AFP 【7月6日 AFP】欧州議会(European Parliament)は6日、天然ガスと原発への投資は持続可能な事業と分類する欧州連合(EU)欧州委員会の案を承認した。 採決の結果、賛成が328票、反対は278票だった。棄権は33票。 この分類はEU内で「タクソノミー」と呼ばれている。 EU議長国を務めるチェコのペトル・フィアラ(Petr Fiala)首相は採決を前に、欧州委案について「こうした基準がなければ気候(変動抑制のための)目標を達成できないとみられる複数の国のためのものだ」と述べた。 天然ガスと原発への依存に反対する少数だが影響力の強い加盟国や環境活動家は、欧州委案を否決するよう欧州議会に強く働き掛けていた。 天然ガスをタクソノミーから除外すべきだと