タグ

textに関するdazedのブックマーク (39)

  • 1999年夏、彼女の生涯最後の小説が、僕を。 - Everything you've ever Dreamed

    七月になれば、きっとまた僕は、彼女の生涯最後の小説を読んだ、あの夏の夜を思い出してしまうだろう。一九九九年の七月、25歳の僕は、駅に直結したビルにある書店の文庫コーナーで彼女と再会した。彼女は二つ上の先輩で、会うのは数年ぶりだった。社交辞令のつもりで連絡先を交換した。数日後、ショートメールが届いた。「原稿用紙四枚の短編を書いてきて。私も書くから」学生時代、僕と先輩は競うように掌編を書いていた。僕らは自分たちに大きな才能がないことに気がつかないふりをして遊んでいた。僕が先輩の好きなディケンズの「大いなる遺産」を「退屈」とこき下ろすと彼女は気で怒った。「あなたに『大いなる遺産』が書けるの?」と。僕が「書けるけど書かない」というと彼女は笑った。挑戦的な笑みだった。その頃、僕は文章を書いていなかった。才能がないのは分かり切っていたから、人に読ませてもバカにされるだけのゴミを書く気分にはなれなかっ

    1999年夏、彼女の生涯最後の小説が、僕を。 - Everything you've ever Dreamed
  • 森は生きている。街は生きている。関内も生きている。 - 関内関外日記

    森は生きている。街は生きている。関内も生きている。いや、生き返ろうとしている。ついこないだまで、関内の街を歩くのは生きているのか死んでいるのかわからないゾンビみたいな連中ばかりだった。ゾンビそのものだった。ゾンビたちはコンビニやスーパー、ファストフード店でものをべないので街の経済は死んだ。森は生きているのに社会、関内は死んだ。 死んだ関内にビルが建つ。ビルというのは、非常に高くて、大きな建物だ。アパートよりもだいたい大きい。少なくともおれが住んでいるアパートよりも大きい。アパートより大きい建物がビルだということになる。関内に建つビルは、ビルの中でも大きいビルで、ビルにしても大きすぎると話題になった。街の中を、高所作業用の立体機動装置付きで歩く調査兵団が歩くようになった。関内はにぎわった。これからは横浜開港、欧米列強に学ばなければいけないという機運も高まり、大学もできた。外国人も死ぬので外

    森は生きている。街は生きている。関内も生きている。 - 関内関外日記
    dazed
    dazed 2024/06/25
  • バイデン氏次男を今月正式起訴へ 米司法省

    (CNN) 米司法省は6日、バイデン大統領の次男ハンター・バイデン氏の捜査を担当しているデービッド・ワイス特別検察官が、銃に関連する罪でハンター氏を今月末までに正式起訴に持ち込む意向であることを明らかにした。 ハンター氏の捜査では、検察とハンター氏側が違法な銃所持の罪などに関して24カ月にわたって一定の条件を満たせば起訴を回避できる司法取引で合意していた。だが、裁判所で税金関連の訴追に関する司法取引が成立せず、銃所持に関する司法取引の行方も不透明な状況となっていた。 ワイス氏の事務所は裁判所に提出した書類で「迅速裁判法では、政府は早ければ来月29日までに大陪審による正式起訴を得なければならない。政府は、その期日より前に件の正式起訴を求めるつもりだ」としている。 ハンター氏の弁護団も近く裁判所に書類を提出する見込み。 ハンター氏は2018年10月にデラウェア州の販売店で銃器を購入した際、違

    バイデン氏次男を今月正式起訴へ 米司法省
  • 闇 Advent Calender 11日目

    はじめに -------- いまから書かれることは、フィクションです。 0. 負 ----- 中学時代のことを話そうか。一応、中学時代に関しては、俺が余りにも気持ち悪がられていて、女子が逃げるということがあったことがあった。クラスの中で気持ち悪い人間ベスト二人に入っていた。そのころ、何も考えていない馬鹿な中学生だから、女子が逃げることが楽しくておいかけていたら、女子が泣き出してその女子の彼氏が睨みつけられたことがあった。 いまでも後悔していることの一つに、中学時代にパソコン部に所属したことがある。当時、MSXというのを所持しており、そのプログラミングを書いていた自分は、パソコン部にいけば、もっと面白いプログラムを書けると思っていた。しかし、そのパソコン部はまあクソみたいな規則があって、一年のうちは「一太郎(Wordだと思ってくれればいい)」しか触らせてくれなかった。俺はプログラムが書きたか

  • THE BRADY BLOG:リトル・アンセムズ 1. Never Mind The Fu**ers

    彼女はバスに乗って家に帰る途中だった。 彼女の外見は中国人か日人。韓国人かもしれないし、フィリピン人である可能性もある。 何にせよ、一見して極東、またはもっと広い意味でのアジア出身であろうことがはっきり見て取れる外見。その中年女性は、よほど急いでいたらしく、チャーチル・スクウェアのバス停に止まっていたバスに飛び乗り、後部座席へと歩いて移動した。 彼女が着用している赤いポロシャツの胸元には、TEDDY BEAR NURSERYという刺繍が見える。保育施設に勤める移民なのだろう。両手いっぱいにスーパーマーケットや1ポンド・ショップの袋を下げ、よちよちと頼りない足元で後部座席へと進む彼女の足が、つ。と何物かに触れ、転びそうになった。 足を通路まで投げだしてだらしなく腰かけていたスキンヘッド&タトゥーだらけのおっさん2人組の、どちらかの足に蹴躓いてしまったのである。 「ソ、ソーリー」 と彼女はR

  • 第8回:墓に唾をかけるな | ele-king

    その日、わたしは街の裏通りにある小さなパブで、仕事帰りに人と会う約束をしていた。 そこは薄暗く古いパブで、流行のワインなどを飲ませる小奇麗なパブではない。窓際には年季の入ったスヌーカー・テーブルがあり、カウンター上方のフラット・スクリーンではない分厚いテレビはいつもフットボールの試合を映している。が、その日、パブに着いてみれば、なぜかテレビはBBCニュースを映していた。 「え。サッチャー、死んだの?」 と吃驚しているわたしの背後から入って来た、塗装業者らしいペンキで汚れたバギー・ジーンズのおっさんは、テレビに映し出された「Baroness Thatcher Died」のヘッドラインを読むなり、おもむろに両手でガッツ・ポーズを取った。 「YES!!」 PCの前に座って仕事をしている階級の人びとはもっと早く訃報を知ったのだろうが、ブルーカラーの労働者が彼女の死を知ったのは夕方だったのである。ん

    第8回:墓に唾をかけるな | ele-king
  • 空を飛ぶ人は海を知らない

    8月 2019 (1) 6月 2019 (1) 5月 2019 (1) 4月 2019 (5) 3月 2019 (5) 2月 2019 (12) 1月 2019 (1) 8月 2018 (4) 7月 2018 (11) 6月 2018 (8) 5月 2018 (5) 4月 2018 (5) 9月 2017 (1) 8月 2017 (1) 7月 2017 (7) 6月 2017 (1) 5月 2017 (3) 4月 2017 (1) 3月 2017 (3) 1月 2017 (4) 11月 2016 (1) 10月 2016 (2) 9月 2016 (2) 8月 2016 (3) 7月 2016 (2) 6月 2016 (3) 5月 2016 (8) 4月 2016 (17) 3月 2016 (9) 2月 2016 (12) 1月 2016 (10) 12月 2015 (4) 11月 2015

    dazed
    dazed 2013/02/14
    “地球のどこかは今も夏で、地球のどこかは今も朝だ。”
  • 第2回:イミグランツ・イン・ザ・UK | ele-king

    五輪閉会式にはあれだけ多くの英国のバンドやミュージシャンが出演していたというのに、うちの息子が最も強烈な印象を受けたのはなぜかエリック・アイドルだったらしく、夏以来、頻繁に『Always Look On The Bright Side Of Life』を歌っているので母親としては困惑する。 というのも、『Life of Brian』というモンティ・パイソンの名作映画で使われたこの楽曲の歌詞には、「Life is a piece of shit」、すなわち「人生は一片のクソ」というわたしの座右の銘が含まれているからであり、なにげに血の呪いのようなものを感じてしまうからだ。しかも、この曲が英国民を対象とした「自分の葬儀にかけたい曲」調査で上位に選ばれていることを鑑みれば、何も6歳児が葬式用の歌を気に入らなくともいいんじゃないかと思うのだが、どうやら彼が気に入ったのは、歌そのものではなかったらし

    第2回:イミグランツ・イン・ザ・UK | ele-king
  • 日中、戦争やめたってよ - 関内関外日記

    承前:日中、開戦したってよ - 関内関外日記(跡地) >゜))彡>゜))彡>゜))彡 おれが呼び出されたのは、すき家の2階だった。正確に言えば、かつてすき家だった建物の2階だった。おれはほとんど曲がらなくなった右足を、われながら感心するくらいうまい具合に操って、ドアの前に立った。すりガラスのドアをノックする。建てつけのわるいドア全体がべよんべよん音を立てる。ノックに向いてないんだよ、こういう事務所用のドアはさ。中から女の声がする。 「どうぞー、いらっしゃいませー」。 ドアを開けてみると、見覚えのある顔があった。年の頃は40くらい、飾り気のない美人で、すき家の一人勤務態勢をテキパキとこなしていた中国人だった。 女は書類の積み重なった事務机に座って手を組んでいた。 「お座り下さい」 おれは一脚だけ用意された、古びたパイプ椅子に座った。右足はほとんど曲がらないので、中途半端に投げ出す形になった。

    日中、戦争やめたってよ - 関内関外日記
    dazed
    dazed 2012/09/21
    読んでてフリージア(漫画)思い出した。
  • ジュリアン・レノンの“フォトグラフ”と、シンシアの描いたポートレート - ぼくのWeblog 

  • フェンスを外す人 - β2

    イギリスのチェスタートンという批評家の名言に好きな言葉がある。 「なぜフェンスが建てられたのかわかるまで、決してフェンスをとりはずしてはならない 」 高級なクラブなどに行くと気づくのは、そこにある灰皿が極端に小さいことだ。小さく造形された灰皿はそれだけで独特な美しさを持っているが、ここには原作者の粋なアイデアが詰まっている。小さな灰皿は、一でもたばこを吸えばいっぱいになってしまう。そうすると、スタッフが灰皿を新しいものに替える。そうするとことで、客への細やかなサービスを演出できるし、スタッフに自然と客へ細かく注目させることを可能にしている。 もちろん、これを違うやり方で実現することもできる。たとえばマネージャーが、スタッフに「客を細かく見ろ。灰皿は、客が一たばこを吸ったら必ず変えろ」と言えばいい。そういうマニュアルを作ってもいいし、バックルームに貼り紙をしてもいい。なんらかの指示や号令

    フェンスを外す人 - β2
    dazed
    dazed 2012/02/28
    「なぜフェンスが建てられたのかわかるまで、決してフェンスをとりはずしてはならない 」
  • カナリアを殺すな! 俺は、お前が大嫌いだ! - 関内関外日記

    わたしは、ワタミ株式会社の社長であり、また数々の事業を展開されておられる渡邉美樹氏に対して、声を大にして言いたいことがあって、この場でひとつ、言いたいことを言わせてもらうつもりであります。 俺は、お前が大嫌いだ! ただ、これであります。みなさん、なにを幼稚なことを言うのだ、感情論どころか、論もない感情ではないかと、そう仰られるかもしれない。労働者の権利であるとか、法律であるとか、そういった見地から批判すべきであると、そう思われるかもしれない。 しかし、浅学非才の身であるこのわたしには、世の法、世の理をもって、彼をあげつらうだけの能がないのであります。そういったことは、六法全書これを諳んじられる方が大いに行われればよろしい。また、司法なり行政なり、あるは政治なりの機関が、彼に非あらばそれを追及するがよろしい。だが、わたしにはその能も資格もない。適任の方がやられればよろしい。 では、正義である

    カナリアを殺すな! 俺は、お前が大嫌いだ! - 関内関外日記
    dazed
    dazed 2012/02/24
    “人を殺すときはせめて人殺しの顔をしろ。後悔する心があるのならば泣き顔を見せろ、どうやっても贖いきれぬと思うなら自分で自分にけりをつけろ”
  • おれが競馬をやめる3つの理由 - 関内関外日記

    おれは、競馬をやめることにしたのです。いや、競馬をやめてしまいました。もちろん、「競馬なんて金輪際やらん」と日曜の夕暮れに吠えていたおっさんが、次の土曜の朝には須弥山のてっぺんにいて1レース未勝利戦の検討をしているなんていうことは珍しくないです。俺も何度もそう愚痴ったりしてきたものです。そして、次の日曜の朝にはラジオで長谷川仁志の重賞レース展望とか聴いてるんです。もちろん、それなりに長く馬券を「控える」時期もありました。ひょっとしたら、「やめてしまいました」と言ってる今このときも、それにあたるのかもしれません。でも、今度ばかりはかなりやめてしまった感が強く、日記として書き留めておこうと思うわけです。あれだけお世話になった血統バイアスプロジェクトも解約してしまったわけですし(ステマでもなんでもなく、マジサンクスです)。 まあ、似たようなことは何度も書いてきたような気はしますし、だいたい最後に

    おれが競馬をやめる3つの理由 - 関内関外日記
    dazed
    dazed 2012/01/28
    “おれは今、人生からわりと全力疾走で逸走しようとしていて、騎手がなんとかコーナーを回らせようとしている、そういう時期だと思っている”
  • 優生思想、ビッグダディ、動けない私 - 関内関外日記

    また今朝も動けませんでした。頭は脳の中に鉛のかたまりがつまっているようで、そこから発せられる薄弱な命令に対して、首から下がほとんど反応してくれません。二度目のことなのでおどろきはしませんでしたが、だからといっていかんともしがたいことに変わりありません。とりあえず、なんとか指先だけ動かして会社にメールを打ち、一眠りすることにしました。 30分くらいたち、ふたたび頭は目覚めました。しかし、体のほうがまったく木偶のようで動きません。いや、まったく金縛りのように動かないわけではないのです。非常にゆっくりと動きます。ただ、頭の中でいくら起き上がってベッドからおり、水を飲むなりトイレに行くなりといった必要な行動を思い浮かべようとも、言うことを聞かないのです。結局、なにか陸ガメのできそこないのような動きをじんわりと続け、ヨガの失敗作のような体勢で午前中が過ぎて行きました。昼過ぎ、ようやく起き上がり、脳に

    優生思想、ビッグダディ、動けない私 - 関内関外日記
  • 情熱に対して人はいつも受け身である | 田口ランディ Official Blog

    出張を終えて久しぶりに家に戻り、娘とお茶を飲みながら話をした。 「自分にとって都合の悪い人、いやな気分を与える人、苦手な人、そういう人が自分を一番育ててくれるものだ。そういう人がいなかったら自分は成長などせず同じままだよ……」 などと私が言ったのは、自分の父親を思い出してのことだった。あの父が死んでからもう三年が経ち、もうすぐ四年目に入る。寒くなると父のホスピスに通った日々を思い出すのだ。ほんとうに大変な父親だった。酒乱のあげくアルコール依存症になり、おまけに境界性人格障害でめちゃくちゃな人だったが、あの父がいなかったら……今の私はない。それは絶対にそうなのである。私の人生はひたすら父との葛藤と闘いの人生だったが、結果的に私は父を尊敬し好きである。なにかと父を思い出す。そして父亡き後、私をあれほど困らせ、怒らせ、悔しがらせ、悩ませ、落ち込ませ、奮い立たせる存在がこの世界にないことを、とても

    情熱に対して人はいつも受け身である | 田口ランディ Official Blog
  • 千葉石狂想曲 - 関内関外日記

    「ぼくと契約して、千葉石採掘人になってよ」 そんな流行りの誘い文句に乗ってか乗らずか、千葉はすぐにい詰めた人間でいっぱいになった。長引く不況と終わらぬデフレで、日のあらゆる都市も失業者に溢れていた。天然ガスを含んだ新時代の資源、日再興への切り札……。最初の採掘業者が開業を始めてから、千葉県の人口は月に8万人ずつ増えた。はじめは山野、つぎに農地、最後には市街地もすべて採掘場に姿を変えた。緑豊かな房総の山はすべて禿げ山になり、ひっきりなしに煙を吐く。マザー牧場の最後の牛が茨城に運ばれるさまはテレビで報道されはしたが、誰も気にとめるものはいなかった。東京湾を挟んだ三浦半島からは、つねに黒い雲が浮かんでいるのが見えたという。そして、夜には千葉石の光。 俺たち採掘者が、狭苦しい個人用就寝カプセル、通称‘コフィン’の蓋を開けて見る景色、まだ夜明け前の千葉、ごつごつした荒野の地表をうっすらと覆う寂

    千葉石狂想曲 - 関内関外日記
  • たとえ、わたしがあなたの孫でなくても - 関内関外日記

    誰しも、記憶や認知力の衰えを自覚し、また、指摘、非難されると大きな不安や不快に襲われる。それらの苦痛から逃れるためには、目に入る「環境」の中から、記憶や経験を手がかりに、最も不安の少ない世界をつくり出し、それを「現実」として生きる。そんな老人の「世界」を壊さず、意味が通らなくても、笑顔で会話し、敬意をもって接してくれる人々のつながりが多ければ多いほど、異常な行動はおこらなくなるそうだ。 http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201101270224.html 母方の祖母は年相応の認知の衰えと、パーキンソン病用の薬の副作用で、なかなかよくわからないことになっているところがある。孫である自分を見て、母や私がもそれがそうであると説明してもわかっているかどうかよくわからない。わかっているのかどうかこちらがよくわからないのに、わかっているということ

    たとえ、わたしがあなたの孫でなくても - 関内関外日記
  • 爺ちゃんの旅立ちが近い - Everything you've ever Dreamed

    新年二日の100回目の誕生日に親戚一同集まってお祝いをやることになっていたのに直前に倒れるなんて爺ちゃん(祖父)これじゃまるで映画「サマーウォーズ」、ここは一族の踏ん張りどこじゃね?そんなふうに事態の深刻さがわかってなかった俺は気楽に考えていた。今朝、面会時間にあわせて病院にいった。祖父を見舞うためだ。100歳になろうとする祖父は植木鉢を持ち上げようとしたさいに不調を訴え、診察の結果、心不全、肝不全。そのうえ肺に水がたまっていて危険な状態。医者からは延命措置を取るかどうかを訊かれ、近親者に連絡をするよう薦められた。その祖父がちょっと暴れたらしい。それで心配になって俺は駆けつけたのだ。 「100年生きたから」とか「大往生」とか「今まで大病も大怪我もなしで万々歳の人生」とみんなが言う。そんな言葉は慰めにも救いにもならない。100年生きられる人はそう多くはないだろう。病気や怪我をしないで一世紀と

    爺ちゃんの旅立ちが近い - Everything you've ever Dreamed
  • 年末・雑感(1) | 田口ランディ Official Blog

    11月頃からずっとイベントが続き、日中をあちこち動き回りながら原稿を入稿し、12月になると引き継ぎやら忘年会のようなもの(久しぶりの人たちと近況報告しあう事会)があり、学校行事や地域の行事も重なり、日々全力疾走のような状態になり、ようやくクリスマスが終って、潮が引くように生活が静かになった。まだ子供も中学生だし、私も社会的な面で仕事をしているから、世界が向う「年の瀬」に巻き込まれて翻弄される。それも、生きている……ということなんだろう。 同居している92歳のおじいちゃん、おばあちゃんの暮らしは静かなものだ。もう彼らの親兄弟もほとんど亡くなり、友人達も亡くなり、社会という公共世界からも遠くなり、年の瀬の急流からうんとはずれたところにあって、いつもと変らない生活をしている。 私も90歳を越えたら、社会というものから遠くなり、誰も私の話など聴きたいとも思わず、取り残され、静かに淡々とした毎日

    年末・雑感(1) | 田口ランディ Official Blog
    dazed
    dazed 2010/12/31
    “無自覚で悪気のない人は「臭いものに蓋をしている」という事実を正当化して隠ぺいする。この正当化の過程で必ず自分以外の他者を悪者にする。正当化とは他に悪い者がいるという主張に他ならない。この行為には安全
  • ぼくの1にち、ぼくのしごと - 関内関外日記

    ぼくのしごとは、はまべできのみをひろうことです。 きのみを5こあつめると、1つのパンか1つのスープをもらえます。 おおきなきのみは、ふつうのきのみの6こぶんです。 へんなかたちのものは、わかりません。 カニは、1こで1つのスープをもらえます。 おおきなカニは、せんせいにほめられます。 くつは、きのみ3つぶん。 おおきなくつは、6こぶん。 おびは、3つぶん。 おくすりは、のんではいけないとせんせいがいいます。 きれいなかいがらは、もらっていいのです。 おはかには、しんだひとがはいっているらしいです。 ぼくは、しんだひとをみたことがないです。 にげては、いけません。 いのるのはよいことだけど、 なにかにいのったり、 なにかをいのったりしてはいけないと、せんせいはいいます。 ねこのひとがいます。ねこのひとはしゃべりません。 ねこにはひとつのたましいしかないが、 にんげんにはふたつのたましいがある

    ぼくの1にち、ぼくのしごと - 関内関外日記