米大統領選前に身柄交換 交渉「白紙化」回避―プーチン氏 時事通信 外信部2024年08月03日07時06分配信 1日、モスクワの空港で、身柄交換で釈放されたロシア市民を迎えるプーチン大統領(中央)(EPA時事) ロシアのプーチン大統領は1日、西側諸国との間で、スパイ罪で投獄された米国人記者を含む双方計26人の身柄交換に応じた。「冷戦終結後で最多」とされる拘束者の釈放に至った背景には、11月の米大統領選前に、ロシアに極力有利な形で取引を終える狙いがあったもようだ。 バイデン氏、大きな外交遺産 再選断念、直前まで交渉―「同盟重視」の真骨頂・米 水面下の協議はドイツも巻き込み、バイデン米政権との間で進められた。発言や行動が読みにくいトランプ前大統領が返り咲くシナリオも念頭に、ロシアとして交渉の蓄積が「白紙」になるのを避ける思惑も働いたとみられる。 また、長引くウクライナ侵攻の「出口」を模索する中