今日も終日卒論指導。面接が終わると、それを待っていたかのように、他の学生からメールで途中経過が届く。「どこまで続くぬかるみぞ」って感じ。 でも、このような泥沼且つ泥縄的状況になったのには、僕にも一端(以上)の責任がある。要するに学生たちに「できたら持ってきてね」「いつでも良いよ」と行き当たりばったりの指導をおこなったツケである。同僚を見てみると、ちゃんと期日を決めて草稿を提出させ、アポイントメントを取り、中には「面接相談は二回まで」と制限を設けている先生もいるくらいだ。僕もそうすればよかったけど、後の祭り(来年度は見習おうかと今から思っているが)。 ここで思い出したのが、いわゆる「共依存」の分析で言われる「イネーブラーenabler」という存在である。例えばアル中のパートナーに寄り添って「あの人、私がいないとダメなのよ」とついついお酒を買ってきてしまう例などが典型的な共依存のイネーブラー(