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ブックマーク / ameblo.jp/hiromiyasuhara (20)

  • 『1968(下巻)』

    1968〈下〉叛乱の終焉とその遺産/小熊 英二 『1968』下巻。坂龍一の都市伝説とか笑いました。まあ、おもしろかったんですけど、著者ご人はインタビューなどを読むと「基的に戦略的なものの書き方しかしません」とか「68年の運動の挑戦と敗北から学び、建設的に生かせ」ということで言っていらっしゃるようなので、そういう意図にそっての感想です。ちなみに私は基的に「戦略的」だとか「あえて」とか言ってる人はあんまり信用しておりません。ほんとに戦略的な人や組織などは、そないなこと言いませんから。 書評やレビューも読んでみましたけど、「結局、自分探しでしたね!」「祭りでしたね」とか、そうだったんだろうと思うし、そういうなんですけど、そこを理解したとしてもそれ建設的に生かせるんだろうか。若いってことは、それだけで痛いし熱いし、その数が多いんで、そういう痛い人間も目立つだろうしね、そこはしょうがないん

    dosequis
    dosequis 2011/02/02
    後藤田正晴
  • 『「ウェブ社会の思想」読んだよ。』

    ブログで論宅さんに「安原さん、鈴木謙介さんの新刊でネトウヨっていわれてますよ、典型的だよ」(大意)っていわれたので、「ウェブ社会の思想―〈遍在する私〉をどう生きるか 」読んでみることにしました。論宅さんはコメント欄のやりとりの中で確かに「ふるまいでなく内容ですね、ごめんなさい(大意)」とおっしゃってるので論宅さんに別に何も言う気はないのですが、論宅さんのブログを読む限り読解力もあるであろうに、そういうふうにひもづけてしまうような記述はどうなんだろう?と思って読んでみました。 ----- その中でも、特に書の中で中心的に扱いたいのは、情報社会における「宿命」の前景化という問題だ。情報社会の現代における目標は、私の考えでは、おおむね次のようなものになっているように思われる。すなわち、社会生活のさまざまな場面で、自分は何を選んだか、何を考えたかということが、あるものは意図的に、あるものは自動的

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    dosequis 2008/12/19
    鈴木謙介。>個人のあこがれとか癒しとか信仰とか初心とかはぜんぜん否定しません。これからもどうぞがんばってくださいね!
  • 『「モラルが下がって給食費未納」って「神話」じゃないの?』

    前回のエントリーで朝日の社説が変だなあ(まあよく酔っ払ってらっしゃいますが)と思って書いたら、いろいろ情報とコメントいただきありがとうございます。 なんか「治安悪化神話」と似てるなあと。「給費未納はモラル悪化論」? 識者や専門家や運動家が公式統計をいいかげんに解釈し(もしくは鵜呑み)、極端な事例を一般化し、いらんことを語り過ぎ、そして昔からあったことなのに社会変動論と結びつけ、社会問題化し、マスコミがひろめて、世間に「常識」として定着して、最近の親(例 少年)はモラルがいかんってことになって、力による制圧、倫理強化、厳罰化の方向で行政が動いて、結果的に公的サービスが低下して弱者もふつうの人も直撃(例 不審者対策→刑務所がいわゆる弱者でいっぱい 誤認逮捕や職質横行)すると、結果的には、加害者側(例 セキュリティや刑務所)に予算が割かれて、被害者にリソースや予算がまわらない、という「それ誰も

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    dosequis 2008/05/31
    「モラルが下がって給食費未納」ということにしたいのですね。いじめ社会。ほんと、6割の小学校が未納者がいないってことのほうがすごいよ。
  • 『頭を冷やそう。』

    少々、更新が滞ってしまいました。 新年から当にすごくおもしろいを読ませていただいたのでご紹介しますね。 『暴走する「地球温暖化」論―洗脳・煽動・歪曲の数々』 武田 邦彦著 池田 清彦著 渡辺 正著 薬師院 仁志著 山形 浩生著 伊藤 公紀著 岩瀬 正則著 http://www.bk1.jp/product/02950045 アマゾンレビューに「七人の侍」というレビュータイトルがありますが、ほんとそのとおりですね。 AERAで取材させてもらった 東京大学の渡辺正先生が前書きで「頭を冷やそう」とかかれているんですが、おもしろい!アマゾンずっと売り切れみたいだね。 ---------- 例えば、一定所得の家庭が節電する。それだけなら、CO2の排出量は減るけれど、実は電気代が浮く。筆者のような凡人は、浮いたお金で何かを買う。品物を作る企業は、エネルギーを使ってCO2を出す。つまり家庭がいくら省

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    dosequis 2008/02/25
    やはりコメント欄が盛り上がってる
  • 『■ジョブカフェ 日給12万円■小林美希さんのスクープが国会質問に!』

    以前ブログで紹介した小林美希さんのジョブカフェのスクープ が国会質問に! http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/library/consider.php 2007年12月25日 厚生労働委員会の だいだい36分くらいからです。お忙しい方のために、文字起こししました(重なってたり、つっかえてる部分とかはまとめてます)が、実際の雰囲気は観ていただいたほうがわかるかと。 「お笑いみのもんた劇場」さまがYouTubeとニコニコにアップしてくれたそうです。 あれ?終わらないと思ったら、おまけ映像がーwwwwwwwwwwww 最後まで御視聴あれ。 http://montagekijyo.blogspot.com/2007/12/12.html ■櫻井充(民主党) ジョブカフェの問題だけ、1点質問しておきたいと思います。これは週刊誌の記事なのですが、あらためて確認させ

  • 『いたいたーこういう醒めた奴(けど嫌いじゃない)』

    地方に行ってきました。かなりさびれたビジネスホテルの一室で誕生日を迎えました。ホテルから歩いて5分のところにあるコンビニで買ってきたトロピカーナが目の前に1。ベッドの棚には古びた聖書と仏教書のセット。ホテルの向かいは○○中央病院。ホテルまでの道すがら通ってきた商店街はシャッター通り。人は歩いていません。しかし、病院の駐車場は満車。寝ているとたまにくる救急車の音で目が覚めます。はめ殺しのホテルの窓から向かいを見ると病院の窓から漏れる非常口の緑の光がなんかいいかんじです。 ホテルの部屋にいると、パチンパチンと背後で物音がするんですが…なんでしょうか。 都市伝説によれば、いわくつきのあるホテルの部屋は飾ってある絵の裏にお札が貼ってあるそうです。おおールノアール風の絵が。どれどれ? うぎゃーー! …うそです。 さて、今年はけっこう地方に出張に行ってましたが賑わってた商店街は道後温泉の商店街だけだ

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    dosequis 2008/01/01
    「滝川コミューン」について
  • 『「不安も事実である」とか言い出す人たち』

    免許の更新に行ってきた。ぜんぜん乗ってないので、ゴールドカード('-^*)/。法律の改正ポイントなどを講習で聞いたんだけど、すごい厳罰化。もー車乗らない!お金かかるし。 午前中の受付時間に間に合わず、警察署の近くの喫茶店でぽーっとしながら、読んでましたが、このおもしろかったよ。トロント大学の統計学の先生のです。 「運は数学にまかせなさい―確率・統計に学ぶ処世術/ジェフリー S.ローゼンタール」 ジョエル・ベスト(→ハロウィーンの猟奇殺人って実はなかったんですけどって調べた犯罪学者です)のを読んでいると、「不安を煽る」のに数字とか確率が誇張されたものが使われがちでございまして、そういうの彼は「スタット・ウォーズ」といっております。そういうのに疲れちゃってこうなってしまっている人もいるようです。「私たちは何も当のことを知ることはできない、あらゆる視点を受け入れ、権威とされているどんな

  • 「市場原理とアメリカ医療」|女子リベ 安原宏美--編集者のブログ

    の医療崩壊の話は、昨今さまざまざまなが出ていますが、複雑で専門的な制度話も多く、とっつきにくいという読者も多いのではないでしょうか。実は私もその一人なんです。そんな方にとってもおすすめのがあります。 市場原理とアメリカ医療―日の医療改革の未来形/石川 義弘 著者はアメリカと日の臨床分野、つまり実用的な現場の両面を知ってお書きになっております。学生が就職する場合の差、医師が転職する場合の差、患者が病院を選ぶ場合の差と生活に密着した観点から具体的な記述をしています。 例えば、日でも昨今話題の医療訴訟。日人からする見ると、アメリカの一般人が「非常識」なのではなく(まあそういう人もいると思うのですが)、否応なく貧困問題ともつながっているのだなと感じました。 とある法律事務所の「広告」がこのように説明されています。 ------- 『USAトゥディ』はアメリカでは数少ない全国紙であり

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    dosequis 2007/11/02
    「危険」をクローズアップすれば、「安心、安全」にリソースが配分される。でも結果的に安心感につながらないようだ。
  • 『「ちょっとでも悪いものは入っていて欲しくない」』

    に関わる仕事をしていると、「ちょっとでも悪いものはべものに入っていて欲しくない」と言う人がわりといます。でも、前のエントリー でも書いたように、大騒ぎされた中国産のキクラゲは21666家族(4人)分の量をひとりでイッキいしないと、何も起きません。それも毎日。 「ちょっとでも悪い」という考え方で凝り固まっていると、ホメオパシーとやらにコロッとひっかかるんじゃないかと思います。すべては量の問題なので 基準値の10倍や100倍や1000倍程度なら、心配しなくていいかと。「量が一定量なければ、どんなものでも毒にも薬にもならない」が基。農薬の毒性で一番被害を蒙るのは農家の人だということをお忘れなく。キクラゲの違反って「2倍」なんですが、「よくもそんな少なくて済むような作り方してますね、すごい!」なんじゃないの? 0.02ppmって「一億分の2g」です。 では、テレビチャンピオンでもべられな

  • 『「水と健康」』

    どうも最近「の不安」を騒ぎすぎなんじゃないかと思います。「水の安全」も気になる人が多いようです。ここにつけこんだ詐欺商売もいろいろあるみたいですね。人間にとってなくてはならない「水」につけこんで恐怖をあおったり嘘をついたりするのは私は許されないことのように思うんですが。 良いがあったのでご紹介します。「水と健康―狼少年にご用心 (シリーズ・地球と人間の環境を考える)/林 俊郎」 というです。とてもわかりやすく、「水」に関わる問題で何が重要かを書いています。 の文章の前後を入れ替えて編集してますので、興味のある方はぜひ書をお読みいただければ幸いです。 ----------引用 トリハロメタンという物質の名を耳にしたことのある読者も多いだろう。水道水汚染の話ではこの物質をこわがる人がずいぶんいる。 トリハロメタンの名さえ出せば市民は震えあがり、浄水器が飛ぶように売れるらしい。長引く不

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    dosequis 2007/09/09
  • 『「不審者対策、どうしてますか?」』

    『婦人公論』の7月号に作家の川端裕人さんが「不審者対策、どうしてますか?」という原稿を寄せていらっしゃいますので一部を抜粋させていただきます。 -----引用 ぼくはPTA任意加入論者なので(ぼくが「論者」であることには関係なく、PTAは入退会自由なのだが)、よくPTA会員に議論をふっかける。「自由な入退会ができる旨を明記したほうがいいと思うんだけど、ご意見いかが?」と。それに対して「PTAが弱くなると子どもがかわいそう」と言われることが多い。 「具体的には?」と聞き返すと、「パトロールなど子どもの安全を守る活動や地域との連携ができなくなるから」という主旨の返答がある。 さらに、2005年に文部科学省が行った「地域の教育力に関する実態調査」では、「子どもたちが健やかに育くまれるために地域で力を入れること」として、実に67%の人が「子どもの安全を確保するための活動」と回答した。次点の「異なる

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    dosequis 2007/09/09
  • 『赤木智弘さん、「強者女性」に「かわいい!」といわれる。』

    ここらへん界隈では話題の赤木智弘さんの「ひっぱたきたい 」論文ですが、私がたまに仕事をしている女性誌界隈では、まったく知られていません(まあそりゃそうか)。それに、ここらへん界隈では、赤木さんはあっちこっちで攻撃にあっているようにも見うけられますが、なんか、90年代に「人を殺しては、どうしてダメなんですか」といった少年にびびりまくった左陣営を思い出します。 論文読ませていただくと、単純に「戦争に行かせないでくれー」ともいってるし、ブログを見れば「仕事します!」ともいってるし、まあ「戦争行っちゃうよりは、専業(でも兼業でもいいが)主夫になってもらったほうがいいんでは?もしくは仕事してもらったほうがいいんでは?」と思い、さらに赤川学さんが話してるようなハイパーガミー(上方婚)の話も対象に向けて書けるし(強者女性自身も悩みどころでもあるのはなんとなくわかってます)、と思いまして、じゃあ「(相対的

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    dosequis 2007/07/18
  • 『へんなほうりつ』

    お手伝いしたが発売になりましたので、お知らせ。 「へんなほうりつ 」のり・たまみ著です。ちなみに森永卓郎さんが大絶賛してくれたそうです(笑) おーさっき見たら、アマゾン順位39位ーー!レビューの評価もいいじゃないですかーよかったですねー、編集長! 日と世界のへんな条例やら法律を集めて笑っていただこうというで、著者の方がほんとによく調べてて、わかりにくい法律の言葉もふつうの言葉になってますので、よりアホさ加減が際立って校正もらったときに大笑いして読んでました。なかにはアホに見えて、意味があったり、文化の違いだったりするものもあって、へえーーーってかんじでした。 たとえば・・・ 「幼いウサギを飼ってはならない」 ・・・スイス動物保護例 解説(文から抜粋) スイスの動物保護法では種類ごとに厳密に飼い方が定められています。ウサギだけ1羽での飼育が禁じられています。「ウサギは寂しがり屋」とい

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    dosequis 2007/07/15
  • 『「帰る場所ない」&「心の闇」一般化は危険』

    『犯罪不安社会 』の共著者のおふたりの記事が相次いで、新聞に掲載されているのでご紹介します。浜井浩一先生から。先日学会で発表された分析です。 --------------------------------------- 満期釈放受刑者の4割超、「帰る場所ない」 2007年05月26日 朝日新聞 http://www.asahi.com/national/update/0526/OSK200705260041.html 刑務所からの満期釈放者のうち、30年前には9%だった「帰る場所がない」人が、05年には4割を超えたことが、龍谷大学矯正・保護研究センターの浜井浩一教授の分析でわかった。厚生労働省研究班調査で25日、知的障害がある受刑者の約半数に引受人がなく、生活苦が再犯につながっていると明らかになったばかり。浜井教授は「社会に居場所がないと、刑務所に戻るために微罪を重ねる累犯につながりやす

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    dosequis 2007/06/02
  • 『アメリカの刑事システムの予算が破綻するまで(日本後追い中?)』

    アメリカの刑事システムの予算が破綻するまで(日後追い中?) | 女子リベ  安原宏美--編集者のブログ 後藤和智さんが今月号の「論座」に『左派は「若者」を見誤っていないか』という論考を寄せていらっしゃいます。原稿の編集作業を手伝ったので、応援エントリーを書こうかと思います。まずは、こういう論考が左派系のメディアで載ったことは意義があるんではないかしら。 あと以前、後藤さんから、うかがったんですが、「悪口言わずに建設的意見を」的な感想もたまにもらうそうですね。あらそうなの。細かい「検証」作業を誰がほかにやってます?それもノーギャラで。えらいと思いますよ、私は素直に。 後藤さんの問題意識は『左派系のメディアの多くが、若年層に関してはほとんど右派系と共同歩調をとり、また就職氷河期世代の苦悩を不可視化してきた』というつまり左派も右派も『共犯』という認識です。 さて、教育再生会議などは、もはや「ネ

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    dosequis 2007/05/18
  • 『貧乏による貧乏人根性』

    雨宮処凛さんの「生きさせろ! 難民化する若者たち 」でおもしろかったのは、貧乏による「貧乏人根性」まで言及しているところかなと思う。下層同志のねたみそねみといってもいい。日は社会保障に関してはもともと福祉国家だとは私は思っていないが、「貧乏人根性」ともいえるものが議論に出てくる。「ニートは怠けもの」みたいなやつです。バッシングといってもいい。 出ていないのは、ようするに十分自らも「貧乏人」なのだが、「自分は違う」と思いたいため、話を周辺化して下層同士でバッシングに走るという話なのだが、ここらへんの話が思い込みで突っ走っているため、社会の共感が出てこないのはここのところではないかと、とりあえず仮説すると、こちらのが大変参考になりました。 「現代の貧困と不平等―日アメリカの現実と反貧困戦略 」というがある。主に90年代中盤からの「貧困」について書かれている。その中に先の「貧乏人の貧

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    dosequis 2007/04/23
  • 『「論座」2月号に書評を書きました。』

    さて、日発売の「論座」2月号に書評を書きました。私みたいな一介の編集者が書いていいんでしょうか..とも思ったりもしたのですが。せっかくなので。 紹介させてもらったはこちらです。 吉田 太一(著) 「遺品整理屋は見た! 」 この、今、ひじょうに売れています。「売れてる」ってこと自体考えたほうがよいのような気がして。担当の編集者に伺うと最初ネット上で売れはじめて、リアルの書店でも今とても売れ、購買層として多いのは30代の男女両方とも。 こんなかんじで・・書いてみました。 「書は「遺品整理業」を営む著者がその「仕事」を全うした四十あまりの現場の状況を淡々と羅列している。もともとはブログ上で著者が書いていたエントリーを書籍化したものである。描かれている死の現場はほぼすべて「孤独死」。(略) 1000件以上の孤独死を掃除してきた著者はこう明かす。孤独に死んだ人間の三割が部屋にエアコンがなく

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    dosequis 2007/01/15
    遺品整理屋は見た!
  • 『ニュース23の年末特集「不安を生きる・子どもが壊れる」』

    昨晩、ぼーっとテレビを観てたら、ニュース23の年末特集が「不安を生きる・子どもが壊れる」でした・・。 「今夜の放送では"不安を生きる・子どもが壊れる"をテーマに掲げ、秋田、奈良、北海道などでの親子や若年層による殺害事件の真相に迫る。また、イジメや親子関係のあり方についても取り上げていく」だそうです。 「心の闇」どころか、「壊れてる」ですかー・・・。うぬううう。資料的視聴って意味で全部観ましたが。 番組の流れはまず導入が「親殺しが急増」してるという数値的根拠の提示、殺人と殺人未遂の一桁台の推移が今年17件だったという・・。あのねだからね、世の中に少年は何人いると思っているんですか? 岡田尊司と同じロジックです。一応こちらのエントリー参照してください。親殺しの数字書いたときのエントリーです。 http://ameblo.jp/hiromiyasuhara/entry-10020003200.h

  • 『論座 1月号 浜井浩一×山本譲司 対談(続き)』

     「K-プロ」という運動があります。「警察プロジェクト」という意味で、知的障害者の親御さんたちが、知的障害者び特質を警察の人に知って欲しいと活動している。なぜそのような会が立ち上がったかというと、知的障害者が危険人物扱いされてるからなんですね。最近実際にあった事例では、障害者の子どもさんがいるお宅に所轄の刑事がちょくちょくやってきては、「息子さん最近、どうしてますか?」と聞いてくると。「いま元気に福祉作業所に行っていますよ」と言うと、「何月何日何時ごろはどうされていましたか」なんて聞かれる。よくよく話すと、どうも近所で下着泥棒が出たらしいと。(略)僕がかかわっている知的障害者で犯罪者になった人というのは知的障害があるから犯罪者になったわけではありません。原因は貧困です。あるいは劣悪な家庭環境です。 山さんの著書 「累犯障害者 」を読んでいただけると「劣悪」ってこういうことかというのが

  • 『「現代の貧困」論座1月号』

    芹沢一也さんも今号の論座を取り上げていますが、かなり気合が入っていると思います。 http://ameblo.jp/kazuyaserizawa/entry-10021077938.html この号では浜井浩一さんと山譲司さんの対談が掲載されています。これはほんとに読んで欲しい対談です。 実は編集の高橋さんのご厚意で私は対談現場に同席させていただきました。 浜井先生は今発売中の「犯罪不安社会 」の校正中の大変忙しいなか、日帰りで京都からいらっしゃった次第です。 山さんは初めてお会いしたのですが、「安原さん、ブログ読んでますよ」といっていただき、ちょっと感激しました。お二人のお話をお伺いながら、そらで具体的数字がポンポン出てきますので、あーこれが専門家同志の会話なんだなーと大変勉強になりました。 とにもかくにも、編集の高橋さん、ありがとうございました。 当は全文読んでいただきたいんです

    dosequis
    dosequis 2006/12/24
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