【北斗】市議会第4回定例会が6日、開会し、会期を13日までの8日間と決めた。北海道新幹線開業時のJR江差線木古内―五稜郭間の経営分離問題で、小泉征男氏は「議会の議決事項ではないが、当時の上磯町議会が経営分離に同意したのは、道の試算を信用したからだ。過去の経緯に触れず、今になってバス転換を打ち出すことは看過できない」と道の姿勢を批判した。 市は、江差線経営分離の同意前の2002~04年に、道が第3セクター方式で鉄道運営した場合に黒字化も可能で、道が85%を負担する試算内容を示していたとした。 小泉氏は、道が10月31日の道南地域並行在来線対策協議会の場ではバス転換案を示す一方、道議会の特別委員会などでは、沿線自治体の反発を理由に負担割合などの再検討の余地がある考えを示したことについて、「協議会に対して不誠実な対応だ」と批判。市に対し、鉄路維持堅持に向け、強い対応を求めた。 高谷寿峰市長は、当
長期滞在型ホテルの「HAKODATE男爵倶楽部」(函館市大手町22)は、日本最古の自家用自動車「ロコモビル蒸気自動車」を館内ロビーに展示している。1902(明治35)年の米国製で、同館の木村太郎さんは「貴重な自動車。この機会に気軽に見に来て」と来館を呼び掛けている。来年2月末まで。 同車は「男爵イモ」の名の由来となった川田龍吉男爵が、日常的な移動手段に使用した。2009年の日本機械学会「機械遺産」にも認定された。通常は北斗市当別の男爵資料館に展示されているが、冬期休業中に同ホテルで展示する。 車体はほぼ当時のままで、小さな子どもであれば実際に乗ってみることも可能。資料館副館長でもある木村さんは「当時は蒸気が上がるとかまどが走っていると思われた。今は走らせてはいないが、この機会に国内でも貴重な自動車を見に来てほしい」と話している。 見学時間は午前10時から午後9時まで。希望者は直接同ホテルへ
■並行在来線 ■道、三セク設立の考え示す 北海道新幹線の函館延伸に伴い、JR北海道から経営分離される並行在来線の江差線五稜郭―木古内間について、道は6日の道議会予算特別委員会で、貨物鉄道として維持するために第三セクターを設立して鉄道施設を保有し、JR貨物が利用する方式が望ましい、との考えを示した。 三セクは道が中心となって設立し、施設の保有には国の貨物調整金制度を活用する。同制度は国が昨年12月、並行在来線の貨物鉄道の維持存続を支援するため、10年間で総額1千億円に規模を拡充している。国、JR貨物と具体的に話し合いを進めるという。 一方、旅客輸送の鉄道を維持した場合について、経費圧縮策をJR北海道と協議している、と説明。中古車両の活用やJRからの派遣職員の人件費支援などを検討していると明かした。 札幌延伸に伴う函館線函館―新函館(仮称)間の三セク化については、道新幹線・交通企画局
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