祭りばやし正しく伝承 新出さんが笛の楽譜 江差・姥神祭 (08/08 16:00) 作成した「お囃子楽譜集」を前に笛を吹く新出誠さん 【江差】姥神大神宮渡御祭の山車「蛭子(えびす)山」(町内中歌町)の笛吹部長、新出誠さん(69)=七飯町在住=が、蛭子山に伝わる祭りばやしの笛の運指表と楽譜を作り、冊子にまとめた。伝統の吹き方を次世代に継承するためで、今回の祭りの子どもたちの練習に活用されている。 新出さんは中歌町地区出身で古里を離れても毎年、祭りに参加。自ら笛を演奏し、後進を指導している。 笛は主に中学生以上が担当。初心者は上級者の演奏を見て指使いや音色を覚えるのが慣例だが、奏者によって微妙に調子が異なることがあるため、正確な指使いや吹き方を伝授しようと4年がかりで運指表と楽譜を完成させた。 運指表は「行き山」など5種類の祭りばやしについて、青森ねぶた祭で使われている運指表を参考に作成。1音
大沼の水 ヒシできれいに 過剰な栄養分吸収 アオコ発生の抑制期待 北大院生実験 (08/08 16:00) 人工沼に生えたヒシと様子を見守る宮下さん 【七飯】水質の悪化が懸念されている大沼国定公園の大沼の水をきれいにするため、北大大学院水産科学院プランクトン研究室の宮下洋平さん(修士2年)が、水草のヒシによる浄化実験に取り組んでいる。ヒシは水質悪化の原因になる水中の過剰な栄養分を吸収する力が高く、有毒性のあるアオコの発生を抑える効果も期待できるという。 ヒシは1年草の浮草で、水面にひし形の葉を放射状に広げ、水深3~4メートルまで茎を伸ばし、水中の栄養分を吸収する。 また宮下さんが2012年、水中の茎に付くぬめりのある微生物膜を調べたところ、アオコ発生の原因になる植物プランクトンを死滅させる性質を持つ細菌が、高密度で見つかった。湖畔に生える植物のヨシからも同じ細菌が高密度で発見されており、宮
山川牛乳、七飯・大沼の施設一新へ 道新幹線開業を見据え (08/08 12:30) 山川牧場自然牛乳の現店舗兼工場。新施設は隣接地に建設される 【大沼公園】牛乳製造販売の山川牧場自然牛乳(渡島管内七飯町)は、本拠地の七飯町大沼に約2億8千万円を投じて工場兼店舗を新設し、来年稼働させる。大沼は2016年3月予定の北海道新幹線開業後に観光客の大幅な増加が見込まれる。築40年と老朽化した施設を建て替え、牛乳だけでなくヨーグルトやチーズなどを新たに手掛けて現地販売を強化する。 道道沿いにある現工場兼店舗の隣接地に建設。施設規模は平屋建て800平方メートルと、同300平方メートルの現施設を大きく上回る。工場稼働は来年1月、店舗開業は同4月を予定している。 新工場ではこれまで通り牛乳を生産するとともに、味が濃厚なジャージー種の生乳100%使用のヨーグルトやモッツァレラチーズの生産を新たに始める。冬季限
2014.08.07 北海道駒ヶ岳! カテゴリ:渡島(おしま)地域 大沼国定公園から見た北海道駒ヶ岳の優美な姿 道南フリークにはおなじみの風景ですね~ けれどもこの美しい山は北海道有数の活火山 ひとたび噴火すると周辺の幹線道路が通行規制となるほか、地域の暮らしや観光・経済活動に大きな支障が生じます このため函館建設管理部では、火山砂防施設の整備のほか、火山活動の状況を24時間監視し、地域の安全・安心の確保に努めています 最近では平成8年、10年、12年に水蒸気噴火を繰り返したため入山は規制されていましたが、 火山活動が沈静化していることから、現在では「馬の背」までに限り登山が可能となっています そんなわけで、先日、監視局の確認や噴火口の状況を把握するための現地調査を行ってきましたので勇壮な山のスケールを少しでもお伝えできればと思います 調査当日は、多少霞がかかっていましたが、雲ひとつない快
この記事では、函館元町公園をメイン会場に国内各地と世界各国から集結した30組以上のアーティストが演奏やダンスなどを繰り広げる屋外イベント「第007回はこだて国際民俗芸術祭」(函館国際民族芸術祭は誤記)3日目、8月7日(木)の様子を写真でお伝えします。 初日の様子はこちら、2日目の様子はこちらに掲載しています。 ※写真はクリックすると拡大されます。 ▼アーティスト 堀内歌奈子さん タカパーチ もりおかみきさんによるヨガ体験 タイ タイ チェコ。中世ヨーロッパの曲を演奏 チェコのメンバー チェコのメンバー チェコのメンバー チェコのメンバー 客席後方からメインステージを望む フランス。青塗りの人は悪魔らしい ロシア ロシア 「えま&慧奏」が「ユライ」に名を改めて芸術祭に帰ってきた 「ユライ」。ダンスも美しい
【北斗】道総研道南農試(北斗市本町、田中文夫場長)は7日、研究内容を解説する「公開デー」を同農試で開いた。130人が道南農業に貢献する技術開発の一端に触れた。 今年で20回目。田中場長が「どんな仕事をしているのかをじかに見てほしい」とあいさつ。場内見学会では、シンボルツリーで推定樹齢100年を超すユリノキに始まり、農薬や化学肥料を慣行より減らして栽培したトウモロコシ、土の観察、サツマイモの栽培、水稲の世代促進温室、コメの試験圃場(ほじょう)を見て回った。 サツマイモ担当の高濱雅幹さんは「ホクホク感がある本州産に比べ、道産はねっとりして甘みが強い。菓子用に需要があり、普及を進めたい」と話した。 試食コーナーでは、水稲「きたくりん」と黒大豆「つぶらくろ」で作った豆ご飯、小豆「ほまれ大納言」の冷やしぜんざい、トマト品種の食べ比べを楽しんだ。ベビーリーフ栽培キットのプレゼントもあり、親子連れらを喜
函館市教委は8日、南茅部地区の国史跡、垣ノ島遺跡(臼尻町)の本年度発掘調査について公表した。国内最大級とされる盛土遺構について、縄文時代の盛り土がほぼ壊れることなく現存していることが分かり、遺構の幅が現段階で約160メートルに及ぶことなどを明らかにした。 同日開かれた、垣ノ島遺跡調査検討委員会(会長・菊池徹夫早稲田大名誉教授)で示した。 市は同遺跡の将来的な整備に向けて、2012~13年度の2カ年で土地を公有化。昨年度から遺跡の性質を把握するため、発掘調査を行っている。 本年度は盛土遺構の範囲特定に向けて、6月から遺構と周辺との境目の部分など8カ所で溝を掘り、地質を確認。その結果、駒ケ岳の2度の噴火などで降った火山灰によって遺構が覆われ、縄文期の状態が良好な状態で残っていることが分かった。 また、これまでに実施した測量調査の結果も公表し、遺構の全体面積が約2万平方メートル、長さ約160メー
函館市国際水産・海洋総合研究センター(弁天町)に入居した環境コンサルティングのエコニクス(札幌市、三上卓也社長)は、光ファイバーケーブルを利用した新しい海洋観測システムの開発に取り組んでいる。センサーで計測した水温や塩分濃度などの大容量のデータを、ケーブルを使って送信。漁業の効率化に結び付けたい考えで、来年度の実用化を目指している。 海中のデータ計測は、漁業の効率化を図るうえで重要。この技術はすでに確立されており、ブイにセンサーを取り付け、無線でデータを送る方式がある。同社の新システムの特徴は光ファイバーケーブル(有線)を活用する点。光を電気変換してセンサーに電源を供給する仕組みで、安定的なモニタリングが可能。得られたデータはケーブルを使って送り返す。 また、無線でないことから、ノイズを拾うこともなく、高い精度が期待できるという。水温や潮位を計測する技術は開発済みで、今後は水素イオン濃度や
障害のある子どもたちと大学生らが交流する「サマースクール2014in函館」(同実行委主催)が7日、函館八幡小で始まった。今年は47人の児童、生徒が参加し、11日までの4日間、約160人のボランティアと遊びやイベントを通して楽しい夏休みを過ごす。 道教大函館校の学生が中心となって企画し、毎年多くの子どもたちが参加する恒例行事。今年で17回目を迎えた。開会式では、同大の准教授で同実行委代表の細谷一博さんが、「みんなでたくさん遊んだり、楽しいことをやっていきたいと思っています。サマースクール、頑張るぞ!」と力強く開会宣言。子どもたちも「おー!」と続け、サマースクールの始まりに歓声を上げた。 開会式後は、グループに分かれて活動をスタート。小学生のグループではペットボトルや紙コップを使った工作を学生たちと協力しながら進め、できあがった作品で遊びながら交流を深めていた。実行委員長の同大4年、藤嶋さと子
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