函館の観光名所、五稜郭で、江戸末期につくられ、当時のまま残る唯一の建物、「兵糧庫」が一般公開され、多くの観光客でにぎわっています。 「兵糧庫」は、幕末の1864年に箱館奉行所の食料倉庫として建てられ、現在まで残る唯一の建物で、夏場の観光シーズンにだけ一般に公開されています。 木造平屋の建物の中には五稜郭で見つかったものが展示されていて、このうち、ゴミ捨て場の跡地から見つかった2つの陶器には、それぞれ、オランダ語で「日本の酒」、「日本のしょうゆ」と書かれています。 これは、幕末に長崎からオランダに輸出されたもので、オランダに留学した日本人が持ち帰ったものと考えられるということです。 また、五稜郭内に生活用水を引くために設置された木製の水道管なども展示されていて、訪れた人たちはじっくりと観察していました。 横浜市から訪れた50代の男性は、「建物全体に土臭い香りがして、当時の空気に触れながら、武
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