JR函館線で起きた貨物列車の脱線事故から2年。国からも刑事告発された線路の検査データ改ざん問題で、警察はJR北海道の幹部らおよそ20人を書類送検する方針です。 脱線の原因は「線路」にあった。事故の3カ月前からレール幅がすでに脱線危険レベルにまで広がっていたにも関わらず、放置された。事故のあとに行われた国の監査。JRが提出した線路の検査データは改ざんされていた。改ざんは全道7割以上の保線部署で見つかった。 岡野馨記者「脱線事故が起きた大沼駅の2番線はいま、信号機にバツ印が付けられ、1本も列車は走っていません。JRは事故の後、全道各地の線路や施設を廃止し、経営資源の選択と集中を進めています」。 改ざんの背景の1つにあった慢性的な赤字体質。現場の要求通りにモノが行き届かなかった問題は解消されつつある。JRは木製の枕木を頑丈なコンクリート製に交換するなど、安全対策に集中投資。今年6月には国から
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