28日午後、道南の森町でJR函館線の線路の一部が基準よりゆがんでいるのが見つかり、補修作業を行ったため、札幌と函館を結ぶ特急列車に最大で4時間ほどの遅れが出ています。 JR北海道によりますと、28日午後3時半ごろ森町にあるJR函館線の石谷駅と桂川駅の間で、上り線の線路の一部が基準よりゆがんでいるのを補修を担当する社員が見つけました。 このためJRは特急列車を長万部駅や八雲駅に停車させて補修作業を行い、午後8時前に運転を再開しました。 この影響で札幌と函館を結ぶ特急スーパー北斗6本に遅れが発生し、このうち午後1時半すぎに札幌を出た「スーパー北斗14号」は、八雲駅で4時間ほど停車しました。 レールの異常は雨による地盤のゆるみが原因と見られるということで、JRでは「ご心配とご迷惑をおかけして申し訳ありません。日頃の巡回などを通じて、安全運行を継続していきたい」と話しています。