去年8月にオープンした函館市の多目的施設、函館アリーナの利用者数が33万人あまりに達し、北海道新幹線の開業による効果が出ているとみられます。 函館市の函館アリーナは、北海道新幹線の開業を見据え、スポーツ大会や大規模イベントを誘致しようと、市の体育館を建て替える形で79億円をかけて建設され、去年8月にオープンしました。 アリーナのこけら落としでは、市の要望を受けて、地元出身の人気ロックバンドGLAYがコンサートを開き、全国から8000人がつめかけました。 函館市によりますと、ことし6月末までのアリーナの利用者は33万6000人あまりで、建て替え前の年間利用者の20万人を大幅に上回りました。 このうち、最も多かったのは、去年8月に開かれた全国中学校柔道大会で、4日間の大会期間中に、あわせてのべ4万人あまりが訪れました。 アリーナでは、ことし11月には、3万人規模の見本市が開かれるなど引き続き大
俳優・オダギリジョー主演映画『オーバー・フェンス』(9月17日公開)の特別映像が公開され、『鉄男』シリーズなどでも知られる監督で、『シン・ゴジラ』の間准教授を演じていることでも話題の塚本晋也監督がカメオ出演していることが明らかになった。 原作は、映画化されてきた『海炭市叙景』(10年)、『そこのみにて光輝く』(14年)に続く、作家・佐藤泰志氏による「函館三部作」の同名タイトルで実体験に基づいて執筆された最終章(『黄金の服』に収録)。『マイ・バック・ページ』(11年)や『リンダ リンダ リンダ』(05年)で知られる山下敦弘監督がメガホンを取る。 主人公は、家庭を顧みず妻(優香)に見限られ、故郷の北海道・函館に戻りつつも実家へ顔を出さず、職業訓練校に通いながら暮らす男・白岩(オダギリ)。彼はある日、訓練校の仲間にキャバクラへ連れて行かれ、風変わりな若いホステス・聡(蒼井優)と出会い、強く引かれ
9月の函館港には延べ6隻の客船が入港する。函館発横浜行きのクルーズに出発する「飛鳥II」(5万142トン)、2014年以来となる大型船「セレブリティ・ミレニアム」(9万1000トン)など、さまざまな船体を楽しめる。 8月の入港が台風の影響で中止となった郵船クルーズ(横浜)の「飛鳥II」は9月の8、22日に寄港。8日は午前9時に入港し、函館から乗客を乗せて同11時に出港。函館市民クルーズとして北海道新幹線を組み合わせた「レール&クルーズ」の商品が販売され、函館の出発港としての役割を広げる。22日(午前9時~午後9時)は今季の最終寄港となる。 セレブリティクルーズ社のプレミアム船「セレブリティ・ミレニアム」は通算3回目の寄港。乗客定員は2000人を超え、船内のレストランには20世紀初頭に大西洋を横断した「オリンピック号」の調度品を使用している。15日午前10時半から午後7時半まで港町埠頭に滞在
函館市は来年2月中旬に函館アリーナを会場とした食のイベント「はこだて美食フェスタ」を初開催する。飲食店情報サイト運営大手「ぐるなび」(東京)が主催するイベントに合わせた取り組み。地域の食材の魅力を発信する内容とする考えで、「美食の街・函館」のイメージを定着させて、にぎわいの創出につなげたい考えだ。 9月1日開会予定の第3回定例市議会に提出する一般会計補正予算案に開催経費1000万円を計上。2分の1は国の地方創生推進交付金活用を見込み、市は地域振興基金から100万円を繰り入れる。 市経済部経済企画課によると、2017年度から本格的に「食の産業化」を目指す施策を進める考えで、フェスタはキックオフイベントとの位置付け。地域の食材、飲食産業や生産者ら食にかかわる人材、地域の教育機関などを連携させ、食の魅力を軸に地域を活性化させる。 「ぐるなび」は道と包括連携協定を結んでいるほか、今年3月に函館と全
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