函館市などでつくる恵山つつじまつり実行委は、第５４回恵山つつじまつり（実行委主催）を５月１３～２８日に、恵山山麓一帯で行うと発表した。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となっていたステージイベントを４年ぶりに実施する。 恵山の山麓一帯は、毎年初夏に６０万本ものエゾヤマツツジやサラサドウダンの花々が咲き誇り、山すそが真紅に染まる。この時期に合わせて開かれるつつじまつりだが、２０２０年はコロナ禍緊急事態宣言下で公園を閉鎖し中止。２１、２２年はツツジ鑑賞を再開したが、毎年恒例のステージイベントは中止した。 市恵山支所によると、今年の咲き始めは５月１３日を予想し、同２５日くらいまでが見ごろになるとしている。 ステージイベントは２１日午前１１時～午後３時。特設会場で函館遺愛女子高等学校吹奏楽部の演奏や函館躍魂いさり火のＹＯＳＡＫＯＩソーラン演舞、Ｒダンスカンパニーによるパフォーマンスなど

函館山の登山ルート上で「シラネアオイ」が咲き始めている。斜面など、日当たりの良い場所で淡い紫色の花をりんと開き、登山客を楽しませている。 和名の由来が北関東の日光白根山にあり、本州では高山植物として知られるが、函館山では気軽に楽しむことができる。 落石による通行止めが解除されたばかりの七曲りコースでは千畳敷に抜ける途上でシラネアオイを多く見ることができ、紫の萼片（がくへん）を開いた美しい立ち姿や、つぼみの状態のもの、小さいながらも花をつける〝若き女王〟の姿も。周囲にはヒトリシズカやエゾエンゴサクなども咲く。 ２４、２５の両日に定例の散策会を開いた函館山花しるべな会の藤島斉代表によるとシラネアオイは例年よりも若干早めだといい、「（大型連休にかけて）シラネアオイはどこのコースでも見ることができるようになるだろう。春三番の花も楽しんで」と話している。 その他の新着ニュース 渡島の漁獲量・額ともに

【北斗】市観光協会は４月から、同協会ホームページ（ＨＰ）で市内の体験型ツアーの販売を始めた。地域住民が案内をするサイクリングツアーや、北斗桜回廊タクシーツアーなど季節に応じた地域密着型の観光プランを紹介しており、今後も北斗市ならではの観光資源を生かしたツアーを企画していく。...

２０３０年度末予定の北海道新幹線札幌延伸でＪＲ北海道から経営分離される並行在来線の函館線函館―長万部間についての国土交通省と道、ＪＲ貨物、ＪＲ北海道の担当者による４者協議が２６日行われた。これまで非公開で実施しているが、夏をめどに公開の場への移行を目指しており、今後のメンバー構成や協議の進め方について議論した。...

道立函館美術館（五稜郭町）で２９日から「新・山本二三（にぞう）展」が始まるのを前に、同美術館で作品の展示作業が行われている。同展では「天空の城ラピュタ」や「もののけ姫」など多くのアニメーションに携わった美術監督・山本二三さんの作品約２２０点を展示。作品が引き立つレイアウトで来場者を迎える。 北海道新聞社や同美術館などの主催。期間は６月２５日までの午前９時半～午後５時。月曜休館。観覧料は一般１３００円、高大生８００円、中学生５００円。前売り券販売中。問い合わせは同館美術館の電話０１３８・５６・６３１１へ。（鹿内朗代）

【七飯】町東大沼のスキー場「函館七飯スノーパーク」は２９日から５月５日まで、スノーシューを履いてゲレンデを散策するツアー「春の雪山散歩（スノーシュー）と天空のランチ」を開催する。...

北海道エアシステム（ＨＡＣ）は２６日、機材不具合のため丘珠―函館、丘珠―釧路間の計５便の欠航を決めた。１７０人に影響が出る見通し。...

渡島管内森町は人工林（林齢３６年以上）が森林全体の３４％を占め、カラマツ（２４８１ヘクタール）、トドマツ（１７３３ヘクタール）、スギ（６６１ヘクタール）の３樹種がそろう。...

【写真】その他の写真を見る 函館市長選は、4選を目指す現職・工藤寿樹氏と、工藤市政で秘書課長を務めた新人・大泉潤氏による師弟対決。実は、函館ではこれまでも2度にわたり市役所OBが火花を散らしたことがあり、いずれも新人が勝利している。工藤氏もかつて師弟対決を制した一人だ。 両者は互いに批判し合わないとしつつ、工藤氏は「まだ任せられない」、大泉氏は「現市政では市民が置き去り」と、相手をけん制する。工藤氏は初当選時以来の「どぶ板戦術」を展開し「現職敗退」の慣例を覆そうと躍起になった。 一方、大泉氏は国民的俳優の弟・大泉洋の知名度も武器にして、無党派層だけでなく保守層をも取り込み勝利を挙げた。人口減少、水産業の不振、観光業の落ち込みなど課題が山積する函館。新たなリーダーが思い描く未来とは。 番組では、札幌市長選の模様も紹介する。

1階キッズパーク横で沖縄の期間限定ショップが出店中（4月30日まで）の函館蔦屋書店ですが、それと並行して今度は1階中央吹き抜けで愛媛の物産市「愛媛百貨」が始まりました。 毎回、「愛媛といえばみかん・かんきつ類」という期待を裏切らない品ぞろえで楽しませてくれたので、さっそく今回も行ってきました。 愛媛といえばみかんジュース。その固定概念を真正面から受け止めてくれる懐の深さが愛媛にはあります。 こちらは、数あるみかんジュース・かんきつジュースの中でもとても人気があるという「柑橘ソムリエ愛媛」の製品。果汁を空気に触れさせない搾り方をしているそうで、フレッシュな味わいが楽しめます。 なかでも、ブラッドオレンジを搾った赤いオレンジジュースが毎回とても人気があるそう。これはそうそう手に入るもんじゃないですもんね。 生のかんきつ類も何種類か販売されています。お試しで買えるくらいのお値段です。 いろいろ迷

北海道函館市の新たな市長は大泉潤氏に決まった。支援した五島軒の若山豪社長と前市長を応援した函館商工会議所の久保俊幸会頭に聞いた。（聞き手は燧芽実、佐々木聖）函館の一番の課題は、所得が低いことだ。魅力がある街としてはトップ圏に入るが、中核市を対象にした幸福度ランキングでは下位だ。所得が上がると子育てがしやすくなるし出生率も上がる。様々な課題がクリアされる。企業誘致は雇用増に有効だ。函館は広い土

北海道函館市の新たな市長は大泉潤氏に決まった。支援した五島軒の若山豪社長と前市長を応援した函館商工会議所の久保俊幸会頭に聞いた。（聞き手は燧芽実、佐々木聖）若山豪・五島軒社長「世代交代で閉塞感打破」今回の市長選のテーマは世代交代だ。前市長の工藤寿樹氏は73歳で、新市長の大泉氏は57歳。世代ごとに役割がある。70代や80代の重鎮が中心に居続けるのはどうかと思う。函館には閉塞感がある。人口が減