現場軽視・性急、マイナトラブル次々 急造政府本部は収束できる? | 毎日新聞

マイナンバーの相次ぐトラブルを受け、政府の情報総点検本部が発足した。広範囲にわたる混乱を急ごしらえの省庁横断組織で収束させられるのか。国民は批判を強めており、政権の焦りも透けて見える。 開発技術者「法や制度がミスの本質」 「総点検でミスは必ず出てくるだろう。しばらくは落ち着きそうにない」 本部の設置を受け、厚生労働省の幹部がぼやいた。マイナンバーカードでオンラインの行政手続きができる「マイナポータル」で、全29分野のうち厚労省は年金や生活保護、雇用保険など21分野を所管する。政府内からは「今回の問題の行方を左右するメインの省庁」と名指しする声も上がり、21日の本部初会合には加藤勝信厚労相の他、保険局や老健局などから7人の局長が出席した。 静岡県では20日に障害者手帳の情報のひも付けを誤ったケースが62件発覚した。同姓同名の他人の番号とひも付けたことなどが原因という。ひも付け作業は基本的に手

[TakamoriTarou]

全日本国民を扱っているシステムで、たった数千件程度のミスって、どんなシステムや制度にしても防げないだろ。それを説明するはずの河野太郎はじめ政治家が政争に利用して多大な無駄が生まれている。

[kechack]

人的ミスが多発する背景には制度設計の複雑さがある。個人情報は一元管理されておらず、行政機関が各々情報を分散して管理。マイナンバーを使い個人情報を照会する際、機関毎に別の番号に置き換えてやりとりしている