割り切りがイイ──新型ホンダWR-V Z＋ BLACK STYLE試乗記

買い得感の強いコンパクトSUV2025年3月6日にマイナーチェンジを受けたホンダのコンパクトSUV、WR-Vに、同月に早速試乗した。全長4325mm、全高1650mmの車体に、1496cc直列4気筒ガソリンエンジンを搭載したZ＋の特別仕様、Black Styleだ。 万人ウケしそうな、機能主義的なボディデザイン。トヨタやスズキなどと異なり、内外装の加飾も極力控えめ。思うに、デザインをなるべくシンプルに……というのは、ホンダ車の伝統的デザインだ。 試乗した特別仕様車「BLACK STYLE」は、エクステリア、インテリアともにブラックを基調としたパーツを採用することで、力強さはそのままに、より洗練されたスタイルとした。 Hiromitsu Yasui