平凡な人物から癖の強いキャラクターまでも演じる、トレードマークの眼鏡が印象的な名脇役・小松利昌。日テレ系ドラマ「真犯人フラグ」での嫌みな言い回しが特徴の情報番組コメンテーター役も記憶に新しいが「この俳優、名前分からないけどよく見るなって感じでしょう」と自虐を交えて笑い飛ばす。 芝居との出会いは、いじめに遭った小学6年生の頃から熱中して聴き入ったラジオ番組がきっかけだった。「転勤族だったこともあり、なかなか新しい土地になじめず、小6と中1の時にがっつりいじめられていたんです。その後も、心を閉ざして人の目を見られない時期が続き、唯一の友達がラジオでした。高1の時に鴻上尚史さんの番組を聴いて、鴻上さんが主宰する『第三舞台』の作品を観劇した時に『人前で感情を解放して、こんなに観客の心を揺さぶることができるなんて』と全身に電気が走りました」 大阪芸大デザイン学科に進学し、一時は広告代理店などへの就職
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