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ブックマーク / kousyou.cc (33)

  • このブログを丸パクリしているウェブサイトの管理者におすすめの一冊 | Kousyoublog

    今は忙しいので手がつけられないのだが、色々落着いたら、ここ半年以上このKousyoublogの記事を更新とほぼ同時に丸ごと転載し続けている「ライトノベルとノベライズや小説のご紹介」(novelnavi.info)というブログについて、googleにDMXA侵害の報告をしたり、ホスティングしているさくらインターネットに規約違反(さくらインターネット基約款「第16条1.i.当社もしくは第三者の著作権・商標権等の知的財産権を侵害する行為、またはそのおそれのある行為」)ではないかと連絡したりする。whois情報によればドメイン管理はムームードメイン。 当該ブログにはkousyou-yamanoカテゴリ(魚拓)まで作られ、他にも複数の作者名表記での記事が存在していることから、他のブログからも転載しているようだ。確認した限り ・ikadoku さん ・UNO=日昌晶 さん ・kajikablo

    このブログを丸パクリしているウェブサイトの管理者におすすめの一冊 | Kousyoublog
  • 路上ホームレスに至る過程を表す3つの類型 | Kousyoublog

    岩田正美著「社会的排除―参加の欠如・不確かな帰属 (有斐閣Insight)」では「路上ホームレス」を余儀なくされた人びとが『存在証明の基点になる「場所」の喪失』(P60)、つまり社会的排除に至るプロセスが分析されている。データは一九九九年に著者が行った調査を元にしたもの。 路上ホームレスについて、最長職時と路上直前時に分けて経路分析を行った結果、以下の通りであったという。 A)最長職時 (1)40% 安定常勤職、普通住宅、社会保険加入 (2)25% 安定常勤職、労働住宅 (3)35% 職業不安定、労働住宅半数、残りが普通住宅、その他 B)路上直前時 a)20% 職業安定、普通住宅 b)13% 職業安定、労働住宅 c)42% 職業不安定、労働住宅 d)17% 職業不安定、その他 e) 8% 無職 (1)の人びとは路上に出る直前にはa)、b)、c)、e)の四つの状況に、(2)

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  • 王殺し、偽王(モック・キング)の戴冠と死 | Kousyoublog

    ■王の誕生と王殺し 未開社会における習俗として、「王殺し」というものがある。 原初的な共同体においては神々や外部との関係をつなぐ役割は輪番制や一定年齢以上の男または女などが選ばれてそれを担当し、徐々にその媒介者の役割を担う専業の祭祀者や首長などが誕生していったと考えられている。彼らは神との祭儀を執り行なったり、外部との折衝などを担う、あるいはタブーに触れたものの浄化の儀式を行うなどの職務を担当していたが、それは権力を持っていたというわけではなかった。 赤坂 憲雄 著「異人論序説 (ちくま学芸文庫)」P150 首長は例外なしに権力をもたない。首長は共同体の代言人として、他の共同体にむかってみずからの社会集団の意志と願望をのべつたえることができるだけなのである。また、共同体のメンバーや家族のあいだに起こる紛争にさいしても、首長は強制力とは無縁な威信(呪力)をゆいいつの武器に、ただささやかな調

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  • ティーパーティ運動のキマイラ化を成し遂げた「憲法保守」概念 | Kousyoublog

    過去三回の記事と同様「ティーパーティ運動の研究―アメリカ保守主義の変容」から、今回はChapter7梅川健氏論文『ティーパーティ運動と「憲法保守」』から、ティーパーティ運動を一つにつなぐ役割を果たしている「憲法保守」概念についてまとめ。 反大きな政府運動であり、リバタリアン運動であり、ポピュリズム運動であり、保守主義運動であり、草の根運動であり、中流層の運動であり、またソーシャルメディア運動でもある、いわばキマイラ的ないくつもの顔を持つティーパーティ運動には二つの相容れない潮流がある。ひとつが政府の介入を嫌う「経済保守」、もうひとつがモラルや価値に対して政府が介入するべきと考える「社会保守」である。この二つをアクロバティックにつなぎ合わせる概念として登場したのが「憲法保守」であった。 「憲法保守」は保守系シンクタンクであるフーヴァー研究所のピーター・バーコウィッツが二〇〇九年に提唱した概念

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  • 外見的立憲主義型市民憲法としての明治憲法の限界 | Kousyoublog

    近代市民憲法は、権力の濫用を阻止し、人権の享有を確保することを課題とする。憲法という名称の法典が存在しているにもかかわらず、その課題にこたえる内容を欠いている市民憲法を「外見的立憲主義型の市民憲法」という。「外見的権利保障」は、憲法の保障で国民の権利が保障されているにもかかわらず、権力に十分に対抗できない権利の保障をいう。(注1) 十九世紀、市民革命と産業革命によって市民憲法を整え、資主義経済を浸透させた英米仏の国力は他を圧倒しつつあった。後発国としてそれを追う立場のプロイセンは革命を経ずに近代化を行う「上からの近代化」路線を取る。 「封建的土地貴族のイニシアティヴにより、封建的土地貴族と農奴の関係をそのまま資・賃労働関係に再編成し、政治的にはそれに対応する外見的立憲主義の憲法によって立憲体制の外見をほどこすという、近代化のしかたである。」(注2) そのため、可能な限り旧い原理が温存さ

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  • ドイツ徴兵制停止までの経緯 | Kousyoublog

    ドイツ連邦共和国憲法(ボン基法)では第十二a条で兵役及び代役義務が定められている。 『高橋和之編「新版 世界憲法集 (岩波文庫)」P174-176 第十二a条[兵役及び代役義務] (1) 男子に対しては、満一八歳より、軍隊、連邦国境警備隊又は民間防衛団体における役務に従事する義務を課すことができる。 (2) 良心上の理由から武器を伴う軍務を拒否する者に対しては、代役に従事する義務を課することができる。この代役の期間は、兵役の期間を超過してはならない。詳細は法律がこれを定めるが、良心の決定の自由を侵害してはならず、かつ、軍隊及び連邦国境警備隊に何らかかわることのない代役の可能性をも考慮したものでなくてはならない。 (3) 第一項又は第二項に定めた役務に徴用されていない兵役者に対しては、防衛出動事態において、法律により又は法律の根拠に基づいて、民間人の保護を含む防衛を目的とする非軍事的

  • 「アーミッシュの赦し―なぜ彼らはすぐに犯人とその家族を赦したのか」 | Kousyoublog

    ドナルド・B. クレイビル デヴィッド・L. ウィーバー‐ザーカー スティーブン・M. ノルト 亜紀書房 売り上げランキング: 85030 承前 アーミッシュの文化・社会・信仰について以下のエントリを前もって読んでいただくと、理解しやすいと思います。 愛と赦しの全体主義的宗教共同体アーミッシュについて序章チャールズ・カール・ロバーツ四世は三二歳。ニッケル・マインズ地域のアーミッシュとイングリッシュの農場をトラックで回り牛乳瓶を回収する仕事をしており、と八歳、六歳、一歳半の三人の子供の五人暮らし。若干短気でよく悪態をついていたが引っ込み思案で口数が少ない内気な男性だった、という。二〇〇六年一〇月二日。その日の朝もいつもどおりロバーツは家族で朝を取ると八歳と六歳の子供をスクールバスの停留所に送り、八時四十五分、二人にキスをして別れを告げる。そのまま車に乗り込み、仕事に・・・向かわなかった。

  • 1972年生まれが十代で読んだヤングアダルト系SF・ファンタジー・伝奇小説まとめ | Kousyoublog

    大体四十歳前後から、発作的に昔を懐かしんで果てしなく思い出がよみがえる伝染病に罹り重体となる例が観測されますが、さっきから発病したようなので、勢いにまかせて中学・高校生のころに読んだSF・ファンタジー・伝奇モノ、ヤングアダルト小説のまとめ。 栗薫「グイン・サーガシリーズ」 グイン・サーガ1 豹頭の仮面 posted with amazlet at 15.05.16 早川書房 (2012-08-01) 売り上げランキング: 3,791 Amazon.co.jpで詳細を見る これは一巻読んだ時衝撃だったなぁ。中学生のときに一気に僕をファンタジー沼に引き摺り込んだ作品で、グイン・サーガを読む→グイン・サーガを読んでいることが知られる→TRPG友達が出来る→毎週末はD&Dという中学時代の日常が確立されることに。瘴気が強すぎてグル・ヌーから帰還を果たすのにそうとう時間がかかったのである。なにげに

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  • 「血界戦線」OPテーマ「BUMP OF CHICKEN『Hello,world!』」MV公開 | Kousyoublog

    BUMP OF CHICKEN「Hello,world!」 Hello,world! / コロニー (期間限定盤) posted with amazlet at 15.05.04 BUMP OF CHICKEN トイズファクトリー (2015-04-22) 売り上げランキング: 16 Amazon.co.jpで詳細を見る 「血界戦線」のオープニングテーマソングになっているBUMP OF CHICKENの新曲「Hello,world!」のフルバージョンミュージックビデオが公開されていました。 血界戦線、作品もすごい面白いと思うんですが、テーマソングもエンディングのUNISON SQUARE GARDENの「シュガーソングとビターステップ」とともに非常にスタイリッシュで面白い映像がつけられていて、楽曲の完成度の高さもあわせて、いわゆる「飛ばせないOP/ED」になっていますね。 個人的に、BU

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  • 2014年のKousyoublog歴史系おすすめ記事15本まとめ | Kousyoublog

    2014年のKousyoublogの歴史系記事自薦15の紹介です。日史8記事、世界史7記事。書評記事は前回の記事で紹介したので今回はそれ以外です。 日史 十六~十七世紀、海を渡った日人~倭寇、奴隷、傭兵、朱印船、キリシタン http://kousyou.cc/archives/6612 タイトルの通り、戦国時代後期から江戸時代前期にかけて、東アジア一帯で活動した日人たちについてのまとめです。一般的に話題になるのは、宣教師などの外国から日にやってきた人々か、山田長政といったごく一部の有名な武士たちですが、ここではもう少しマイナーな人々について取り上げつつ、当時の非境界性を浮き彫りにできればと思いながら書きました。倭寇とはなにか、当時の欧州・アジア諸国との外交関係についてもある程度触れています。 文禄・慶長の役を巡る明・琉球・島津氏の情報戦 http://kousyou.cc/ar

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  • 2014年面白かった本15冊まとめ | Kousyoublog

    2014年は64書評を書きました。その中から特に面白かったを一般書籍10冊、小説5冊びました。小説は古典SFが中心です。以前書いた紹介記事へのリンクを貼っていますのでそれぞれのの詳細はリンク先記事を参照ください。 2014年に読んだは全体としては書評に書いた数の三倍程度、150~200冊ぐらいで、その中から書評として書けるを選んで書いたという感じですね。基的に、を読むときはを塊として読む傾向が強くて、特定の興味があるテーマに関連するの中から入り口になるを選んで、そのの参考文献一覧だったり、同一ジャンルだったりを確認して相互に関連が深そうなを同時進行で読んでいくようにしています。あるを読むために他のを読むことで、そのについて書ける段階まで知識を収集してから書くという感じなので、一冊のについて書くために4~5冊読み、読んでいるうちにより良いに出会って最初とは

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  • トマ・ピケティ「21世紀の資本論についての新たな考察」スピーチ動画 | Kousyoublog

    フランスの経済学者トマ・ピケティによる、世界的に話題となった著書「21世紀の資論”仏: Le Capital au XXIe siecle 、英: Capital in the Twenty-First Century”」(「21世紀の資」としてみすず書房より刊行予定)について語ったTEDスピーチ動画。その趣旨をギュッと濃縮しているのだろう、わずか十六分ほどのスピーチ(と質疑応答で二十分程度)ながらその内容は非常に濃く、凄い勢いで語られている。みすず書房の同書ページに貼られているスピーチ動画の日語字幕付き版ですね。 トマ・ピケティ: 21世紀の資論についての新たな考察 日語訳は12月9日発売予定 21世紀の資 posted with amazlet at 14.11.18 トマ・ピケティ みすず書房 売り上げランキング: 270 Amazon.co.jpで詳細を見る クレバー

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  • 日本の『クソ労働環境』成立の歴史的背景と諸悪の根源 | Kousyoublog

    人類史上何度も起きた、クソ労働環境の劇的な改善の原因 – 分裂勘違い君劇場 ふろむだ先生のエントリーには乗っかるのがブロガーの務め(笑)かどうかは知りませんがとりあえず乗っかっておきます。基的にふろむださんが書いておられるような経済成長と雇用創出が『クソ労働環境』改善の有効な処方箋という趣旨には異論ないところではありますが、少しこの『クソ労働環境』の構造について簡単にまとめておこうかなと思います。 まぁ、『クソ労働環境』という言い方はあまり好みではないんですけど、まぁセンセーショナルだし通りが良さそうなので一応・・・ ■第二次大戦後の劇的労働環境改善 世界の歴史上最も劇的に『クソ労働環境』が変わったのはやはり第二次世界大戦後の経済成長期でしょう。教科書的なおさらいをしておくと、18世紀の市民革命によって契約自由の原則に基づいた雇用契約という概念が生まれますが、いくら個人の自由な意思に基づ

  • ISILのカリフとモロッコ王国のカリフ | Kousyoublog

    モロッコの「カリフ」 シリア、イラク地域で勢力を急拡大しているイスラーム国(IS)の指導者アブー・バクル・アル=バグダディがカリフを自称しているが、実は現在モロッコ王国国王もカリフを称している。 モロッコ王国憲法  第 19 条 国王は、アミール・アル=ムーミニーンであり、国民の最高の代表者であり、国民の統合の象徴であり、国家の持続と永続を保障する者である。国王は、イスラームの保護者であり、憲法の尊重のための監視人である。また国王は、公民、社会的諸団体および地域社会の権利と自由の守護者である。 国王は、国家の独立と王国の真正なる領土の保全とを保障する者である。 「アミール・アル=ムーミニーン」がすなわちカリフである。これは1996年憲法で、現在は「アラブの春」の影響で発生した民主化運動によって2011年に改正された新憲法となっているが、『国王の人格は神聖であり、その聖性は侵されない。

  • 王権の条件としての血統と即位儀礼についてとりとめなく | Kousyoublog

    ちょっとメモ。 『人が王となるのは、その起源は共同体首長に発するが、王家となって以後は、王たる者の血筋を引くことと即位儀礼の存在が条件となる。もちろん、政治的・軍事的実力やカリスマ性などによって新しい王朝を開く場合は、その限りではない。 比較的平和裡に王朝交代を実現する場合は、王の血統はいわば必要条件であり、たとえばフランスでは、カペー朝、ヴァロア朝、ブルボン朝は替わるが王はすべてカペー家の血筋の者によってたてられ、カロリング朝の王位を簒奪したカペー朝のパリ伯ユーグ・カペーにしても、権威あるカロリング朝のシャルル・マーニュの末裔を自称した。日の場合でも、天皇家において血統が絶対条件であったことは周知のことで、鎌倉・室町幕府=王朝においても将軍=王になるのは源氏=天皇家の末裔であった。秀吉の場合は、その欠点を補うために、日輪神話や落胤説などが唱えられたし、家康の場合は吉良家から系図を取得

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  • スイス連邦憲法には感嘆符(!)がある。およびスイスの「議会統治制」について。 | Kousyoublog

    スイス連邦憲法には感嘆符(!)があるってことを高橋和之編「新版 世界憲法集 (岩波文庫) 」を読んで知ったのでメモ。一応ソースとなるスイス連邦官庁ホームページの憲法全文(英語)も確認して見たら当にあった。 Preamble In the name of Almighty God! The Swiss People and the Cantons, mindful of their responsibility towards creation, resolved to renew their alliance so as to strengthen liberty, democracy, independence and peace in a spirit of solidarity and openness towards the world, determined to

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  • 「ろくでなし子」氏事件から垣間見る日本の警察・司法制度の諸問題 | Kousyoublog

    ろくでなし子さんの事件について、話題の中心になっているわいせつ問題については、僕は語るに足る見識を持っていないので何も書けることは無いが、以下の記事のろくでなし子さんが語る取調べ時の警察の対応について、これまでの様々な事件と同様に、現在の警察・司法制度の問題点を垣間見ることが出来る内容だと思ったので少しまとめておきたい。 『女性器3Dデータ事件 「ろくでなし子」が警察の“ウソ”を激白 〈週刊朝日〉-朝日新聞出版|dot.(ドット) 連行された警視庁小岩警察署で待っていたのは、「誤導」するかのような“ウソ”の数々だった。ろくでなし子さんが憤る。 「まず、黙秘権の説明はされませんでした。供述調書作成の途中で『あ、言ってなかった』と初めて伝えられました。また、私が頒布したとされるデータを鑑定した科学捜査研究所の資料を見せられて『科捜研がわいせつと認めてるんだ』と説明されました。科捜研に認定と言

  • 怪獣名によくある「〇〇ゴン」の由来? | Kousyoublog

    「ゴン」の起源? – Living, Loving, Thinking 「カネゴン」以来? – Living, Loving, Thinking 〈☆☆ゴン〉といえば怪獣の名前だというコンセンサスはある筈なのだが、その「ゴン」の起源は? と、sumita-m先生が書いておられるが、たぶんドラゴンのゴンだと思う。以下、とりあえず10分ぐらいググった程度の特に裏付けは無い薄い記事。 「ウルトラQ」のカネゴンを挙げておられるが、そういえばラゴンという怪獣の名前も聞き覚えがあったなとググったらこれもウルトラQ登場の怪獣だった。ということで、「ウルトラQ」の登場怪獣(「ウルトラQ – Wikipedia」「ウルトラQの登場怪獣 – Wikipedia」)を確認してみると同作品における〇〇ゴンという名の初出は第三話に登場の「火星怪獣 ナメゴン」であるようだ。で火星怪獣ナメゴンの項「ウルトラQの登場怪

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  • 明治政府のフーコー的臣民観 | Kousyoublog

    ちょっと引用中心のメモ。 『明治の指導者たちは、人々を単なる支配の対象(object)ではなく、知識をもった自己規律的・自律的な主体(subject)として、つまり、フーコーのいう二重の意味での主体――「支配と依存」に服従させられた臣民(subject)であると同時に、「良識と自意識」によって自身のアイデンティティをもった存在としての主体(subject)――へとつくりかえてゆこうとしていたといえるのである。 この支配に関する新しい考え方こそが、高度に規律化された国民共同体と、統合的・全体包括的な国民文化へと一般民衆をとりこんでゆくことをねらった様々な政策を生み出したのであった。国家当局者の手によって正しい信仰のありかたが教示されるいっぽうで、地方の神社を破壊・統制したり、シャーマンや祈祷師やいわゆる淫祠などを迷信のたぐいとして規制し、民族宗教を攻撃するといった、啓蒙という名の一種の文化

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  • ナショナリズムを考える基本としての四類型と日本の単文化主義 | Kousyoublog

    アーネスト・ゲルナー著「民族とナショナリズム」 「ナショナリズムとは、第一義的には、政治的な単位と民族的な単位とが一致しなければならないと主張する一つの政治的な原理である。」(P1) 「端的に言って、ナショナリズムとは、エスニックな境界線が政治的な境界線を分断してはならないと要求する政治的正統性の理論であり、なかんずく、ある所与の国家内部にあるエスニックな境界線によって――これは原理を一般的に定義したときに、正式にはすでに排除された偶発的なケースではあるが――権力の握るものが他の人々から切り離されてはならないと要求するそれである。(P2)塩川伸明著「民族とネイション―ナショナリズムという難問 (岩波新書)」(P22-26)によると、以上のアーネスト・ゲルナーによるナショナリズムについての定義を前提として政治的単位=国家の領域と民族的な範囲=ある民族の分布範囲の空間的な大小関係を基準とした場

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