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ブックマーク / researchmap.jp (90)

  • 馬場 紀寿 (Norihisa Baba) - 資料公開 - researchmap

    2024年2月1日、私は、『佛教大学仏教学会紀要』第21号に掲載された清水俊史氏の論文に認められる研究倫理に違背する行為を指摘し、次に発行される号の紀要において、しかるべき追補がなされるよう、佛教大学仏教学会に申し入れました。 別紙(ダウンロード可能)のとおり、佛教大学教学会会長から清水俊史氏に対して「ご対応いきだきますようお願いいたします」と伝えたという3月1日付きの報告が届きました。研究倫理に則った追補をお待ちしています。 2024年3月11日 東京大学東洋文化研究所教授 馬場紀寿

  • 【ご報告】馬場紀寿「研究倫理上の問題に関する申入書」について

    拙著『ブッダという男』の「あとがき」に端を発し、馬場紀寿先生(東京大学教授)が、2024年2月1日付けで、拙論(清水[2016])に研究倫理上の問題があるとして佛教大学仏教学会に申入書を送付して、当方に「追補」を請求していました(申入書は馬場先生のresearchmap上で公開)。 その後、佛教大学仏教学会において一月弱に渡り対応に関する協議が行われ、2024年2月29日付けの書面にて、当方に、馬場先生の「追補」の請求を差し置いたうえで、『佛教大学仏教学会紀要』の紙面上で馬場先生に回答として反論するスペースを与えるという連絡がありました。 つきまして、馬場先生が公開された「研究不正、もしくは研究倫理に悖る行為」の告発については、既に当方がresearchmap上で公開しています「反論」が佛教大学に受け入れられ、双方から聴取して不正の有無を調査したり、第三者委員会を設立したりするまでもなく、

  • 「不祥事を起こして、辞めました」

    大学に教員としてお勤めされたことのある方は、 一度は 「マンションを買いませんか」 「マンション投資しませんか」 「生命保険で利益を上げるご案内が」 みたいな電話での営業を受けたことがあるのではないか。 あちらも商売なので、なかなかにい下がるし、 人が出ないで助手や学生が電話をとったときも なんとしても自分が営業だとは明かさずに 人につないでもらおうと頑張るのが相場だ。 そして、しばしば既にその大学にいない人でも どこかから入手したリストに基づいて何度も電話がかかってくる。 僕が助教をやっていたときにも そういうお電話をお断りするのが日常業務の一つになっていた。 学術振興会の特別研究員となるために助教を辞任したあとは そのような勧誘電話がかかってくることは今のところなく、 つい最近までそんな話しは忘れていたのであるが・・・ この間前任校である東北大のヨーロッパ史研究室に お邪魔しに

  • 馬場紀寿「佛教大学仏教学会への申入書」について

    *2月29日付けで佛教大学仏教学会より、馬場先生の「追補」の要請を却下したうえで、馬場先生の申入書に回答する機会を与える旨の連絡をいただきました(詳細リンク)。 拙著『ブッダという男』の「あとがき」に触発されて、researchmapにて馬場紀寿先生が、8年前の拙論(清水[2016])の問題点について、2月1日付で佛教大学仏教学会に申入書を提出したと発表しました。申入書の内容や論点は、7年前に馬場先生が私に送り付けてきたものとほぼ同一ですので、今回は代理人弁護士を立てての送付となっていますが、その中身は馬場先生が全て執筆されていると推認されます。 今後は、佛教大学仏教学会が、私の論文を調査するという運びになるものと思いますし、私もそれを強く希望します。今のところ佛教大学仏教学会から当方に何の連絡もありませんので、暫定的なものとはなりますが、現時点での反論を公開させていただきます。 馬場[2

  • 馬場 紀寿 (Norihisa Baba) - 資料公開 - researchmap

    私、馬場紀寿は、表題の件につき、下記の通り報告いたします。 1 2024年2月1日、私は、佛教大学仏教学会に対し、研究倫理上の問題に関する申し入れを致しました(以下のファイル欄より申入書をダウンロード可能)。ここに公開するとおり、それは『佛教大学仏教学会紀要』第21号(77頁~146頁)に掲載された清水俊史氏の論文「パーリ上座部における「小部」の成立と受容——結集と隠没の伝承を巡って——」に認められる研究倫理上の問題を指摘し、それへの対処をお願いしたものです。先行研究の訳文をわずかな語句を変更して自作の訳文のごとくに使用すること、また先行研究の着想、論証方法、データ及び結論に依拠しつつも独自の成果のごとくに論述を行うことは、研究倫理に著しく違背する行為です。そのため、次に発行される号の紀要において、しかるべき追補がなされるよう、佛教大学仏教学会に申し入れました。 2 清水俊史氏は、2023

    fromAmbertoZen
    fromAmbertoZen 2024/02/09
    大蔵出版のサイト(2021)には、すでに「第三者委員会を立ち上げ、複数の専門家に双方の資料を精査していただいたところ、全会一致で研究不正にはあたらないとの結論」とあるけども https://www.daizoshuppan.jp/news/n39180.html
  • 古賀 正義 (Masayoshi Koga) - マイポータル - researchmap

    学歴・職歴: 1980年=昭和55年 筑波大学第2学群人間学類 卒業 1983年=昭和58年 教育学修士(筑波大学教育学研究科) 1985年=昭和60年 筑波大学教育学研究科博士課程単位取得退学 1985年=昭和60年 秋田経済法科大学経済学部講師のち助教授 1992年=平成4年 宮城教育大学教育学部助教授 2003年から=平成15年から 中央大学文学部教授 2009年=平成21年 カリフォルニア大学サンタクルーズ校客員研究員 2014年=平成26年から 放送大学主任講師 2016年=平成28年から 早稲田大学特任講師 その他、東京大学教育学部、京都大学人間科学部、東北大学教育学部、国際基督教大学教養学部などで、講師 ☆主な著書: 拙編著『ひきこもりと家族の社会学』世界思想社(2018年) 拙編著『現代社会の児童生徒指導』放送大学教育振興会(2017年) 拙著「高校中退者の排除と包摂―中

  • 前田 ひとみ (Hitomi Maeda) - マイポータル - researchmap

    連絡先maedamejiro.ac.jp 通称等の別名前田 ひとみ 研究者番号 30458575J-GLOBAL ID200901036102188562researchmap会員ID6000013052 外部リンク 目白大学外国語学部英米語学科准教授、国際交流センター次長。福岡県生まれ。1997年オレゴン大学卒業後(国際学専攻、経営学副専攻)、日系企業半導体海外担当部署にて7か国出張し製品紹介、価格交渉、監査通訳等の業務に従事。その後、大学院進学のため再渡米。2003年ミネソタ大学大学院 教育政策研究科修士課程修了(M.A.取得)、及び2006年同博士課程比較・国際教育学専攻&英語教育学副専攻修了(Ph.D.取得)。2007年4月より現職。2009年~2011年国際日文化研究センター共同研究員(京都・兼任)、2008年~2022年目白大学高等教育研究所研究員(兼任)。異文化理解教育、日

  • 呉座勇一さんの訴訟と和解についての一私見

    1.呉座さんの訴訟と和解の概要およびその意味 すでに周知の事実ですが、さる2023年9月末、2021年3月に発覚した呉座勇一さんのネット上の差別的な数多の暴言をめぐる騒動と、そこから派生した訴訟について、続けざまに大きな進展というか結末が示されました。国際日文化研究センターで内定していた准教授への昇任を撤回された呉座さんが、日文研の上位機関である人間文化研究機構に対し起こした地位確認の訴訟と、呉座さんの一件をめぐって出されたオープンレター「女性差別的な文化を脱するために」が、呉座さんの名誉を毀損したものであるという訴訟が、相次いで和解したのです。 その結果は、呉座さんは助教として日文研に復帰(再度准教授承認が内定しなおしたのかどうかは分かりません)し、名誉毀損訴訟は呉座さんの側が訴えを取り下げ、オープンレターが呉座さんの名誉を傷つけるものではないとの同意をして、和解したものでした。ただし

  • 大学の授業でチャットGPTをどう扱うかについての覚え書き

    1 はじめに 前回このブログを使ったのは3年前のちょうどこの時期のようです。コロナ禍で少し遅れてオンラインで授業が始まって、授業準備をしているときにコロナ関連の情報をまとめておこうと思って書いた記事でした。で、その後3年がたち、コロナ禍は一応区切りを迎えているわけですが、新学期の授業を始めるにあたっていろいろ考えなければならないという意味ではそのときと同じような状況が(もちろんいろんな意味で位置づけは違うのですが)再び…。 ということで、チャットGPTの話です。すでによく知られているようにこのアプリが登場したのは昨年11月、時期的には2022年度後期にすでに広まっていた可能性はあったし、実際アメリカの大学では一足早くレポートでの利用なんかが問題になったりしましたが、実質的にはこの4月から始まる2023年度が、日の大学にとってチャットGPT元年ということになるのだと思います。 具体的な話に

  • プリゴジンの囚人使役のロシア史的背景

    現在ロシアではソ連がかなり原型に近い状態で復活している状況で、まるで冷凍マンモスが蘇生してのしのしと歩き出した、あるいは冷凍マンモスから抽出された遺伝子を移植したことで、ゾウがマンモスになって暴れ出したような状況である。古生物学者にとって目の前にマンモスが現れれば興奮必至であるのと同じで、歴史研究者にとっても遺伝子マンモスの暴走は全面的に研究しなければならない。 プリゴジンによる囚人の使役も、巨大な古代象の鼻か足か尾か、とにかく体の一部である。9世紀のキエフ・ルーシ以来、ロシアでは国土とそこに住む人間とは、君主の所有物である。それらは君主(ゴスダーリ)=国家(ゴスダルストヴォ:君主の財産・家産)によって使役される。マックス・ウェーバーはこの事象をライトゥルギーと呼び、ロシアの右派リベラルのピョートル・ストルーヴェ、ドイツの国制学者オットー・ブルンナー、それに亡命ポーランド人歴史家であるアメ

  • 河原 梓水 (Azumi KAWAHARA) - 沼正三・倉田卓次・天野哲夫:『家畜人ヤプー』騒動解読 - 論文 - researchmap

    河原梓水 巻 号 682 開始ページ 107 終了ページ 123 記述言語 日語 掲載種別 研究論文(学術雑誌)

    fromAmbertoZen
    fromAmbertoZen 2023/04/04
    面白かった。。。なるほど、これは間違いなく倉田卓次が『奇譚倶楽部』で書いていた沼正三だね!!
  • 大貫智子「韓国文化を楽しむなら加害の歴史に向き合うべきか」(毎日新聞)の記事削除について

    一橋大学大学院社会学研究科准教授 加藤圭木 一橋大学名誉教授 吉田裕 はじめに 2023年1月15日(日)に毎日新聞「政治プレミア」に有料記事として、政治部記者の大貫智子氏のコラム「韓国文化を楽しむなら加害の歴史に向き合うべきか」(現在は削除。以下、「大貫コラム」とします)が掲載されました。 「大貫コラム」は、加藤圭木監修、一橋大学社会学部加藤圭木ゼミナール編『「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし』(大月書店、2021年、以下ゼミ書籍とします)、および同ゼミの学部生が2022年11月19日(土)に開催した学園祭のイベント「モヤモヤのその先へ〜みんなで話し合う「日韓」のモヤモヤ」(於一橋大学、オンライン配信併用、以下学園祭イベントとします)をとりあげたものです。 以下で述べるように「大貫コラム」は加藤ゼミ側への取材をしていない上に内容面でも不適切な点がありましたので、毎日新聞社に対してその旨

  • その査読,本当にいりますか? - 松浦 年男 (Toshio Matsuura) - 雑記帳 - researchmap

    勘違いされないための予防線 この記事は査読制そのものを否定していませんこの記事は特定の雑誌を念頭に置いていませんというわけでご注意してお読みください。 学内雑誌というもの 研究者の論文は学術雑誌に掲載していることが多いが,学術雑誌にはいくつかの下位区分が存在する。理数系では『Nature』などに代表される出版社が刊行する学術雑誌もある。また,これ以外にも学会が刊行する学会誌があり,これらは学会にもよるが,一定の価値を持ったものとされている。一方で,大学の講座は独自に刊行している雑誌もあり、これらは学内雑誌と呼ばれる。学内雑誌はたいてい『○○大学△△論集』のように大学名を冠しており,執筆者のほとんどはその大学のある特定の講座の院生やポスドクである。一部,卒業生や教員も入るが全体で見れば少数であろう。ちなみに雑誌名に関しては時折大学名を関していないものもあって判断に困るが,それはまた別の話だし

  • 小野 文生 (Fumio Ono) - マイポータル - researchmap

    researchmapは、日の研究者情報を収集・公開するとともに、研究者等による情報発信の場や研究者等の間の情報交換の場を提供することを目的として、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が運営するサービスです。

  • 第94回日本社会学会大会に関する問い合わせへの回答

    2021年11月にオンライン開催された日社会学会において、私が司会をつとめた性・ジェンダー(1)部会で私が「トランス女性は女湯に入っていい」という結論を表明していたとの書き込みをSNS上で発見したが当か、という問い合わせをいただきました。ご回答いたします。 そのような発言をした覚えはありません。当該部会に参加していた方にも(もちろん全員ではありませんが)確認しましたが、そのような発言を私がした記憶はない、とのことでした。もしかしたら当該の書き込みをなさった方が、何か勘違いをなさっているのかもしれません。 なお、正確な記録がないものかと学会事務局に問い合わせましたが、事務局でも録音などは行っておらず、参加者にも録音・録画は許可されていませんので、直接的な証拠に基づく判断は残念ながら困難です。しかし、そもそも当該部会にはトランス女性の女湯使用を論点として呼び起こすような報告がなく、私がその

  • なぜ我々は日本哲学会に入らないのか

    「提題:なぜ我々は日哲学会に入らないのか」 遠藤進平(一橋大学) 第80回日哲学会ワークショップ「若手研究者をとりまく学会の現状と課題」における提題として 序:外からやいのやいの言うことについて この文章は、日哲学会の会員ではない者による、なぜ会員ではないのかについての事情説明と、こうしたら会員になることを検討するだろうという日哲学会への提言である。最初に、提言の内容をひとことで書いておこう。それはすなわち、「日哲学会は名前にみあっていないので参加していない。名前にみあう会になったときは加入を検討する」ということである。 自己紹介をしておこう。私は哲学者か。あるいは哲学研究者か。論理学をどう扱うのかという問題もあるにしても、関心やこれまで発表してきたことがらは、哲学以外のどこにも置くのが難しいことが多い。業績などはresearchmapを参照されたい。(https://resea

  • 木村 政樹 (Masaki Kimura) - マイポータル - researchmap

    連絡先kimura.masaki.wtokai.ac.jp 研究者番号 90869679J-GLOBAL ID201901003720073867researchmap会員IDB000362819 《人文知とはなにか》というテーマに関心があり、科学的な知識と日常的な知識の混淆という観点から、文芸批評/社会主義の研究をしています。また、近代日の批評を研究するための方法論についても考察しています。 単著:『革命的知識人の群像 近代日の文芸批評と社会主義』(青土社、2022年) 最近の論文:「エピステモロジー的「批評」研究の〈対象/方法〉論 」(『湘南文学』第59号、2024年3月) ※ ご用件のある方は「連絡先」のメールアドレスにご連絡ください。 ※『湘南文学』掲載論文は東海大学機関リポジトリにて公開されます。この機関リポジトリは、東海大学付属図書館図書館情報システムを使っています。現在

  • 河野 真理江 (Marie Kono) - マイポータル - researchmap

    所属青山学院大学 文学部 比較芸術学科 非常勤講師立教大学 現代心理学部 兼任講師静岡文化芸術大学 文化政策学部 非常勤講師早稲田大学文学学術院 非常勤講師東京都立大学 人文社会学部 非常勤講師 学位

  • 與那覇潤氏の「警鐘」への感想とお詫び

    私が「(1)」を発表したのは11月8日でしたが、早くも10日には與那覇潤氏がその記事に対する反論として「嶋理人さんへの警鐘:呉座勇一氏の日文研「解職」訴訟から考える③」(以下「與那覇4」と略します)なる記事を発表し、さらに私がさまざまな所用で先の記事の続きを書かずにいる間の15日には「専門家を名乗る学者が起こす「専門禍」:呉座勇一氏の日文研「解職」訴訟から考える④」(以下「與那覇5」と略します)を発表していました。さらにようやく私が23日に「(2)」を公開したところ、それに対して27日に與那覇氏が「オープンレターがリンチになった日:呉座勇一氏の日文研「解職」訴訟から考える⑧」(以下「與那覇6」と略します)を矢継早に発表されています。 私はこの間、「與那覇4~6」については発表から数日後には存在を知って読んではいましたが、所用も重なっていましたし、直接の反論は控えてきました。その間書いていた

  • 與那覇潤氏の呉座勇一さんに関する記事への反駁(2)

    記事は「與那覇潤氏の呉座勇一さんに関する記事への反駁(1)」の続篇です。 前記事から間が空いてしまいましたが、いろいろな仕事や出張などもあり、まとまった時間が取れませんでした。お待ちくださった方がたには申し訳ありません。 さて、呉座勇一さんのツイッター上でのさまざまな差別や誹謗中傷の問題に対し、與那覇潤氏が記した一連の記事には、はなはだ問題があり看過できない、というのが私の立場です。それは事実の誤認ないし歪曲によって被害者を加害者と入れ替え、見当違いな非難を明後日の方向にぶつけているようにしか思えません。與那覇氏が3月に発表した記事「呉座勇一氏のNHK大河ドラマ降板を憂う 「実証史学ブーム」滅亡の意味」(以後これを「與那覇1」と略します)からして、呉座さんがツイッター上でやってしまったことを直視せず、実証が欠けていると歴史学界を非難しておきながら、ちっとも実証的でないことは前稿で明らかに