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ブックマーク / elm200.hatenadiary.org (22)

  • 「できない」と「できる」 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    「そろそろブログを書こう」と思い続けて、3ヶ月経ってしまった。 私は、いま「中年の危機」とも言えるアイデンティティ・クライシスにある。もう少し、気持ちが整理されたら書こうと思いつつけてきたが、たぶんこの分だと永遠に気持ちは整理されまいと思い、日記を書くことにする。 私は、いま東京のとある粋なソフトウェア企業と契約して、あるソフトウェア開発のプロジェクトに従事している。こうやって働いている身分で、自分の人生の迷いを吐露すれば、顧客に不安を与えるに違いない。普通にまともなビジネスマンだったらやらないことだろう。 だが、いずれにしろ、迷いを抱えているのは否定しがたいし、それを表に表さず仕事をするのも、誠実な態度とは言えないのかもしれない。いろいろしがらみやらなんやらあることはあるが、一つ一つを計算に入れて戦略的に行動するなんていう器用なことが私はできないので、まあ、こういうのも悪くないのかもしれ

    「できない」と「できる」 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
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    holypp 2014/06/16
    「自分が認めるPMとだけ仕事する」のもオススメですが。>プロジェクト管理に問題があると考えるなら、なぜ自分がSEなりディレクターなりプロジェクトマネジャなりになって、問題を解決しようとはしなかったのか?
  • 与えられた環境で最善を尽くす - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    私はいままで日社会をさんざん批判してきた。確かに日社会に問題点は数多く存在する。 だが、私はいま深く反省している。私がやってきたことは、結局、批判のための批判に終始していたのではないか、と。私は、この現実から逃げていたのではないか、と。 外国に行くことはよいと思う。特に若い日人にはお勧めしたい。日社会は、事実上の単一文化社会だから、異文化に触れることで、視野が広がり、人生が豊かになる。 だが私の場合は、結局のところ、単なる逃避にすぎなかったのかもしれない。この15年間いろんな外国に住んでみて、最終的にこう言わなければならないのは辛いけれども、認めなければ先に進めない。 外国に旅行に行くのは簡単だ。だがそこで仕事をしようとすれば、日にいる時以上に面倒なことが多い。日できちんとやれない人間が外国でうまくやるのは相当難しい。 私が将来、再び外国に出ていくにしても、いまは日でなすべき

    与えられた環境で最善を尽くす - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
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    holypp 2014/06/16
    名エントリ。
  • ネットに消費される恐怖 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    私は今年の前半、「パブリックマン宣言」などを通じて、盛んに自分自身を外に宣伝していた。そうすることによって、面白い人たちに出会うことができ、自分の成長や仕事にもメリットがあるだろうという強い確信があった。 だが、その後さまざまな露出が続いて行くうちに、自分の中で何とも言えない違和感が育っていった。自分のイメージがどこかで一人歩きして、自分とは全くかかわり合いのないものになっていく感じ。最初は、それもやむを得ないと思った。だが、それが徐々に勢いを増して行くにつれて、当にうんざりするようになった。これが玉置沙由里さんがいう「ネットに消費される」という感覚なのかと思い知った。 私はもともと IT 技術者で、何か実際に動くものを作ってナンボの商売だった。このように「人気」というつかみどころのないものを相手に商売するのは、気が引ける思いがあった。 私が今年の前半にやったことには、いろいろ行き過ぎな

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    holypp 2012/09/20
    半年後見直す
  • 21世紀の「大学」にキャンパスは要らない - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    宣伝めいてしまって恐縮だが、私が先日始めた Skype 相談。すでに多くの方の相談を受けた。そのような相談者の方の一人 @koba_tsuyoshi さんから以下のようなご意見をお寄せいただいた。 今日は、大変、おもしろい内容で有意義な時間になりました。 酒井さんもお疲れになったでしょうし、割りに合うのかな、、と思わなくも無いですが、商売繁盛になるといいですね。 今回の話題はどちらかと言えば、最近気になっている社会の動向について、「私はこう思うんだけども、どうでしょう?」というお話を聞いてもらった上で、酒井さんの意見や参考になりそうな海外メディアの記事を紹介してもらう、という双方向のコミュニケーションだったので知的な好奇心を刺激され、楽しかったです。 「相談」というとなにか、困りごとを解決してもらうためにお願いするイメージがありますが、今回は、話すことを通じた「脳マッサージ」とでもいうか、

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    holypp 2012/03/13
    情報は売れないと書いてるが、必要な情報がどこにあるか、どの情報が有用であるか「という情報」は価値がある。単純に、インフォメーションには価値がないがインテリジェンスには価値があるってだけだけど
  • 評価経済を可能にしたもの - 「評判銀行」としてのインターネット - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    評価経済という言葉が最近熱い。これは、従来のカネを中心に回る貨幣経済と対比される言葉である。評価経済では、カネではなく評判の蓄積が追求される。 評判は、昔からあったのにも関わらず、なぜ最近になって注目を集めているのだろうか?情報がすべて無料になっていく一方で、インターネットが評判の価値を担保し、経済における評判の重要性を増大させていく。今日は、インターネットがどのようにして評価経済を可能にしたのか、その結果なにが生まれていくのかについて説明する。 情報・関心・評判 経済にはフローとストックという概念がある。貨幣経済と評判経済のフローとストックを対比すると次のようになる。 フロー ストック 貨幣経済 利潤 資 評価経済 関心 評判 つまり、貨幣経済で利潤が蓄積して資になるように、評価経済では関心が蓄積して評判がうまれるのだ。 上図において、③の「情報→評判」の部分は、厳密には「情報→関心

    評価経済を可能にしたもの - 「評判銀行」としてのインターネット - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
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    holypp 2012/03/07
    全体としてはわかるけど、特許の話はちょっと乱暴。特許法第1条「この法律は、発明の保護及び利用を図ることにより、発明を奨励し、もつて産業の発達に寄与することを目的とする」は十分果たされていると思う
  • Skype 相談サービスはじめます - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    先日、「パブリック・マン宣言」でも述べた通り、「Skype 相談サービス」を開始します。 Skype のビデオ通話を利用して私、酒井英禎(@elm200)と話してみませんか? 私には、資産はありませんが、その代わり自由な時間があります。地位はありませんが、世界各国に実に多様な友人たちがいます。さまざまな国でいろんな経験をして来ました。 常識的な人生の進路を外れても、さまざまな人々に支えられて充実した人生を送ってきました。 こうした経験を生かして、みなさんの問題解決をほんの少しお手伝いできたら幸せです。 若い方々に生き方に関する質問をよく受けます。私のように自由奔放に生きてきた人間が周囲にいないのかもしれませんね。生き方に迷った時、「常識人」とはひと味ちがう意見を私に尋ねてみるのも面白いかもしれません。 こんな質問に答えることができるかもしれません。 学業や職業の進路をどうすべきか? 仕事

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    holypp 2012/02/29
    マジレスすると、月に100万つまり日に5万=1時間に6000円取る仕事をガンガン断ってこれをやってるんだろうから、安いと思うよ。っていうか安いよ、準備にも時間使ってもらえるようだし>30分1000円
  • 先進国からモノ作りが消える日 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    新興国が「世界の工場」となりつつある現在、日を含む先進国からモノ作りが事実上消滅しつつある。私たちは、モノ作りに頼らない経済を打ち立てなければならない。そのためにはどうしたらいいのだろうか? 結論を先に言ってしまうと、サービスを売るしかない。サービスを高く売るためには、評判の蓄積が必要だ。「人々が評判を蓄積し、サービスをカネと交換する」過程を支援するビジネスが大きく伸びて行くだろう。 以下、細かく検討していくので、興味があれば読み進めてほしい。 伸びるモノの供給力 私は、書評「働かざるもの、飢えるべからず」でこう書いた。 働かざるもの、飢えるべからず。 だれのものでもない社会で、だれもが自由に生きる――社会システム2.0 (サンガ新書) 作者: 小飼弾出版社/メーカー: サンガ発売日: 2011/12/22メディア: 新書購入: 2人 クリック: 93回この商品を含むブログ (12件)

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    holypp 2012/02/26
    対人の仕事はともかく、モノ相手は辛いのも多いよね。聞いた中で一番大変だと思ったのはパン工場。
  • パブリック・マン宣言 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    41歳の日人の男はいかに生きるべきか。その社会通念は、日の中でも住む地域や所属する社会階級によって異なるのかもしれない。私は、東京のいい大学を卒業したので、同級生たちはたいてい大企業や役所で働いている。多くは家族を持ち、仕事に子育てに忙しく暮らしている。かつて、同じような立場で生活していた私は、いつしか彼らと遠くかけ離れた人生を歩むようになった。 私は大学を卒業して入った都市銀行を半年で退社。1年間フリーターを経験した後は、ずっと IT 技術者としてメシをってきた。私は零細ソフトウェアハウスの技術者としてスタートしたので、当然ながら、孫請等の仕事が多かった。いわゆる下流の仕事だ。昔は、B2C のウェブサービスなんて存在しなかったから、大企業の社内システムを構築する仕事が主だった。2005年あたりに、インド系ソフトウェア会社でブリッジエンジニアのような仕事をした後、ウェブ制作業で独立。

    パブリック・マン宣言 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
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    holypp 2012/02/23
    パンのための仕事について、いろいろ考えさせられる
  • 分断された日本のインターネット - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    先日「ソーシャルゲームはなぜハマるのか」の書評を書いたが、実は言及できなかったポイントがある。 ソーシャルゲームはなぜハマるのか ゲーミフィケーションが変える顧客満足 作者: 深田浩嗣出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2011/09/10メディア: 単行購入: 20人 クリック: 565回この商品を含むブログ (43件) を見る携帯電話のソフトウェア開発に長年携わった著者は、インターネットユーザーを大雑把に「情報強者」と「大衆」の2種類に分ける。 他国では、インターネットはごく最近まで「情報強者」だけのものだった(スマートフォンの浸透により今まさに大衆層が使いはじめているところだ)。 一方で、日では1999年ころからフィーチャーフォン(ガラケー)が独自にインターネット接続を始める。これはやや奇形的ではあったが、大衆のニーズに合致していた。一方で情報強者層は、ガラケーの制限

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    holypp 2011/10/18
    情報の非対称性で儲ける(搾取する)という点で、ソーシャルゲームがマスコミの後継者かもしれないという視点は面白い
  • そうさ、きみもスティーブ・ジョブスの追悼文を書くべきなんだ - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    むしゃくしゃすることがあったし、こんなアホなこと(気持ちは分からんでもないが)ことを書く人もいるので、 not Haruki - Yes, You Should Write an Obituary for Steve Jobs を和訳してみた。作者の村上さんの許可はとっていないが、まあ、許してくれるだろう。私もまさに同じ気持ちだからだ。カジュアルな会話体という形で、細かいことは考えず意訳してある。英語が理解できるひとは原文にあたってみた方がいい。村上さんにしてはめずらしく、そんなに難しい言い回しはしていないから。 そうさ、きみもスティーブ・ジョブスの追悼文を書くべきなんだ スティーブ・ジョブスが死んでからというもの、ものすごい数の「どうでもいい無名な連中」が、誰も読みもしないような追悼文を書いている、という苦情を目にする。 まったくくだらない話だ。どこの誰でも、そしてそのおばあちゃんだって

    そうさ、きみもスティーブ・ジョブスの追悼文を書くべきなんだ - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
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    holypp 2011/10/17
    いいなぁ、こういうの>どこの誰でも、そしてそのおばあちゃんだって、スティーブ・ジョブスの追悼文を書く権利がある。どうしてかって?
  • プログラマが直面する2つの「世界」 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    プログラマというのはとてつもなく難しい仕事だ。 職業的なプログラムは、それが会社であれ、個人であれ、顧客の何らかのニーズを満たすために存在している。プログラマは、顧客の要求を満たすように、プログラムを設計・実装する。ここで注意しなければならないのは、「顧客の要求」と「プログラムの設計・実装」という全く異質な 2つの仕事を同時にこなさなければならないということだ。 顧客の要求は、社会というシステムに属し、プログラムは、技術というシステムに属する。この2つは全く似ていないし、何の関係もない。それが、「顧客要求を表現したプログラム」という一つの場で切り結ぶ。異質な2要素がぶつかり合い、プログラムコードはまさに戦場と化す。 書かなければならないプログラムの種類によって、この緊張度は異なってくる。たとえば、組み込みソフトウェアや科学技術計算などの場合は、要求自体がかなり技術的であるから、プログラムと

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    holypp 2010/10/16
    だいたい同意。こういう議題で語る会とか欲しい。
  • 人生の転機 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    この秋は、はてな村の有名人たちが人生の転機を迎えているようだ。id:naoya や id:amachang が古巣を去り、id:Chikirin が高給を捨ててニートになった(はてな村では id: は Mr/Ms 相当の敬称である)。 私もまた先月、米国公認会計士(USCPA)試験に全科目合格し、会計畑の仕事に方向転換しようとしている。もっとも会計というのは私にとっては手段にすぎず、最終的には企業経営に関わる仕事に就きたいと考えている。 私は、26歳のときからずっと IT 畑の仕事をしてきた。途中、語学留学等で職歴が中断したり、職場が変わることはあっても、ずっと プログラマだった。だから、いま全く畑違いの分野に乗り出していこうとするのは、かなり勇気がいる。大学を卒業したばかりの若者が、希望と不安を持って未来の職業生活を見つめているような気分だ。 実を言うと、私は、いままでの人生仕事が心底

    人生の転機 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
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    holypp 2010/09/23
    ここで挙げられている方々だけでなく、時代として、今は変革の時期だと思う。私も動かないと行けないのかな。
  • 2010-08-06 - Rails で行こう!

    最近、ブログを書く頻度が減ってきている。 一つの理由は、Twitter のほうが気楽だ、ということだ。これは Twitter のツィート(つぶやき)が互いに独立で、ステートレス(状態情報を持たない)なことによる。文章を書く難しさのほとんどは、前後の段落の間の論理的整合性を維持しなければならないという義務感から来ている。Twitter が、爆発的な量の文章を世界中の人々から引き出しつつあるのは、まさにこの義務感から人々を解放したからに他ならない。 断片化された文章から統一された意味を引き出す義務は、書き手から読み手へ移転した。読み手は、following や list を工夫することによって、一見ランダムに見えるツィート群から、何らかの便益(それが真面目な情報収集や学習であろうと、単なる暇つぶしであろうと)を引き出していくことになる。書き手は、原則として読み手側の事情を考慮する必要はない。読

    2010-08-06 - Rails で行こう!
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    holypp 2010/08/07
    railsってRoRなのかな、と思っていたが、RoRだったのね。3.0期待あげ。
  • 「自分のまわりはアホばかり」症候群 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    最初、id:shi3z の 天才コンプレックスが出てきたとき、「ああ、世の中には、似たことを考えているひとがいるものだな」と思いつつも、自分のあまりにも深い痛点に触れるために、全力でスルーしようとした。しかし、今日、NBOnline の コンプレックスこそ我が友をいう記事を目にするに至って、どうにも何かを書かずにはいられなくなった。id:shi3z が言うとおりに、こういう個人的なことは、胸にそっとしまっておくべきなのかもしれないが、しかし、やはり彼がそうしたように、不特定多数に対して、叫ばなければどうにも自分自身が救われないということはあるのかもしれない。そう思って、はてなダイアリーに書く。私を知らない人にとっては何の価値もないつまらない雑文であるので、興味のない方は、ここで引き返してもっと有益なページを閲覧されたい。 私は、小学校に上がるまえに、虚数 i の概念を理解してしまった id

    「自分のまわりはアホばかり」症候群 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
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    holypp 2010/07/28
    なんで、elm200とshi3zが好きなのか、わかった。私は彼らに3つくらいコンドームをかぶせた感じの、似たような人種である
  • 東大コンプレックス - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    コンプレックスとは、もともと精神医学用語で、「怒りや悲しみなどの強い感情や体験、思考が、無意識的に結びついている状態」である。しかし、日では、単にコンプレックスといえば、劣等感のことを意味することが多い。 東京大学という存在は、それが知的な権威を象徴しているために、日社会の時空に奇妙な歪みをもたらし、関わる者すべてに、元の意味でのコンプレックスを抱かせる。東大に行きたくて行けなかった人が、東大卒に劣等感(これもコンプレックスの一種)を抱くことがある。だが、実は東大卒自身も例外なく東大コンプレックスを持っているのだ。 東大卒は、偏在している。霞ヶ関のようなところには、掃いて捨てるほどいる。ところが、いないところには全くいない。私のように、東大卒としては非典型的な人生を歩むと、東大卒濃度の低い場所をずっと通過して行くことになる。私としては普通にしているつもりでも、東大卒であることが知れると

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    holypp 2010/06/14
    当事者としての意見。そういう意味だと学歴が悪い方が楽という見方もできる。
  • 柔軟な心を持ち、謙虚に学び続けること - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    数日前、Twitter で「頭で稼ぐ時代に、汗をかくことは意味がない」と書いたところ「肉体労働者たちの仕事も社会には必要だ」という意見をいただいた。そもそも、私はホワイトカラーの仕事について述べていたのであって、肉体労働者のことは念頭においていなかった。やや面らったのだが、その後あれこれ考えてみて、思ったことを記してみる。 私は来月で40歳になる。平均寿命が80歳という時代なので、ちょうど人生の折り返し地点か。「もう半分しかないか?あと半分もあるか?」と聞かれれば「あと半分もある」という気がする。もちろん80歳まで生きられる保障はどこにもないけどね。 私が大学を出たのが23歳のとき。それから17年間いろんな仕事をしてきた。転職回数はたぶん10回以上。(たぶん、というのはもう多すぎて正確にカウントできないという意味)仕事は大体 IT 関係が多いのだが、実は肉体労働の仕事もずいぶんやった。群

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    holypp 2010/05/31
    同意>こんなに世の中の変化速度が高まっているのに、30歳までに学んだことで一生乗り切れると考えるのはちょっと考えが甘いのではないだろうか。
  • 「子育てで残業できない女性はプロになれない」のか? - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    サイゴンで日人駐在員の方と話をする機会があった。彼は40代後半、日人なら誰でも知っている一流企業勤務の幹部社員である。海外勤務が長く英語も堪能で「社畜」と呼ぶにはあまりに紳士的ではあるのだが、次のようなことをさらっと語った。 プロの条件は、2つある。有能である(able)ことと、いつでもつかまる(available)こと。夜9時・10時でも客から掛かってきた電話には応対しなければならない。さもなければ新しい仕事を逃す。子育てのために残業が出来ないという女性は、プロになれない。 注意していないと聞き逃してしまうほど、自然な語り口であった。それは彼にとって至極当然な信念なのだろう。そして、彼が長年所属する組織の信念でもあるのだろう。 私は、多少大人気ないと思いながらも、日的な優雅さでこの話題を流さず、あえて抗議してみた。「そのように長時間労働を当然の前提にするのは当に正しいのか?もっと

    「子育てで残業できない女性はプロになれない」のか? - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
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    holypp 2010/05/10
    同意。しかし私も何もできていない>本来は、時間外に来た客の問い合わせに答えられなかった程度で、仕事を取られてしまう程度の商品・サービスを提供しているにすぎないのだ、と思い知るべきではないのか。
  • 日本人を苦しめる「仕事は家族より優先」という異常な発想 - Rails で行こう!

    以前書いたエントリに非常に興味深いコメントを頂いた。 「組織に酔う」日人 - Rails で行こう! 私は20年東京の中小企業に勤め、その後アメリカの中小企業に転職して今年で10年目になるプログラマですが、私の経験から言うと、家族と仕事のどちらに重点が置かれるかが、アメリカと日のサラリーマンの最大の違いだと思います。 ここアメリカでは、家族と一緒の時間を最も大切にして、会社はあくまでも収入を得る手段であり、そこで1日のうちの8時間以上を過ごすのは愚かである(自分や家族の人生を大切にしないと言う点で)と考えます。社長以下、すべての上司も同じように考えているので、滅私奉公などという発想はありえません。そういう発想の人は多かれ少なかれ家族に問題が発生し、その結果生産性が下がり、いずれレイオフされるでしょう。 仕事は家族の次に大事なものです。何といっても1日の三分の一を過ごすわけですから、その

    日本人を苦しめる「仕事は家族より優先」という異常な発想 - Rails で行こう!
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    holypp 2010/04/27
    成功に理由はないが失敗には理由がある。それを勘違いした日本>得たものは何か?失われた20年ではないか。「怠け者」のイタリアより低い一人あたり GDP ではないか。世界で負け続けている製造業ではないか。
  • 就職氷河期は新しい日本の始まり - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    ちきりんによる、芸術的な域まで高められた煽り。 就職氷河期 サイコー! - Chikirinの日記 これに対するはてなブックマークの反応はすごいことになっている。こんな総タタキみたいになっているはてブは久しぶりに見た。 はてなブックマーク - 就職氷河期 サイコー! - Chikirinの日記 Twitter の方が総じて好意的である。 TOPSY - 就職氷河期 サイコー! - Chikirinの日記 ちきりんの煽り口調がむかつく、という気持ちはわからなくもない。ただ、長年のちきりんウォッチャーである私の目から見ると、今回のエントリはテンションが高すぎて、ちきりんの計画的犯行というのがミエミエなんだけどね。で、内容の方だけど、別に何も間違ったこと言ってないじゃん。その通りだよ。むしろ普通というか。材は普通だけど、その上に振りかけたタイトルと口調という香辛料が効きすぎて、みんな口から火を

    就職氷河期は新しい日本の始まり - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
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    holypp 2010/03/10
    中途半端に優秀な人材はこうなるのね。優秀じゃなくて良かった。>たしかに大企業に入れば給与や福利厚生の面で恵まれているかもしれないけど、それが実感できるのは入社して多分10年くらい働いた後のことだよね?
  • 日本的経営が社畜を生んだ理由 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    社畜とは、会社に強い忠誠心を持ち、私生活を犠牲にして、会社での労働を第一に置くような価値観をもつ従業員を揶揄する言葉だ。「社畜論」については、日では定職を持たず、その後、オーストラリアで修士号を得て、いまはシンガポールで会社勤めをする海外ニートさんのブログが面白い。(アクセスすると音が出るので気をつけてね) 先日、私は、「異なる文化をもつ人たちと働くということ」、「残業は恥だ」という日の労働環境を批判するエントリを続けて書いた。私はかつてカナダのローカル企業で2年半くらい働いたし、その後も、韓国中国・ベトナムなどに住んで、現地の人たちの働きぶりを観察する機会を持った。 とにかく、日の職場の雰囲気や考え方は、海外の職場とは著しく異なる。しかも、北米(カナダ・アメリカ)の職場と日以外のアジア(韓国中国・インド・ベトナム)の職場の雰囲気は当然異なるものの、それでも日のそれに比べると

    日本的経営が社畜を生んだ理由 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
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    holypp 2010/02/21
    「社長のつもりで考えなさい」は正しいと思っていたのだが、いろいろと考えさせられる。